トレーリング・アームの加工
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リヤのホーシングと車体を繋いでいるトレーリングアーム。
あれって、下が開いたコの字の形状をしているので、以前から開いている部分に鉄板を付けて、補強したらいいんじゃないかな?って思っていました。
そこで、ピロ化等の作業をきっかけに、補強加工をしてみました。
まずは、鉄板を用意します。
今回は、長さ1mほどで、厚さが1.6Mmの鉄板を用意しました。
(N鉄工所様、無償提供ありがとうございました)
次に、加工ベースとなるトレーリングアームを用意します。
今回は、溶接も行うつもりですので、ブッシュを打ち抜いています。
(ブッシュの抜き取り、挿入は「油圧ブレス」が必要です。 万力やハンマー等で作業しないように!!)
そして、このアームの下がわにあうように、鉄板を切り取ります。
今回は、内部に水が溜まるのを防止すると言うことと、軽量化ということで穴をいっぱい開けています。
(バーリング加工もしたかったのですが、あれって意外と道具が高くて・・・)
穴あけは、ホルソーを使い、綺麗な円をくりぬきます。
そして、この鉄板の表面をペーパーで磨き、傷をつけます。
もちろん、切断面や穴あけ部分のバリも取り除きましょう。
出来上がった鉄板が、こんな感じです。
そして、実際に鉄板とアームを当ててみて、大きさを確認しておきます。
ちゃんとのり代の部分が確保できているかどうか、長さは大丈夫かどうかを見ておかないと、後から取り外すのは大変です。
そして、片面だけ、塗装をしておきます。
これは、内側になる面ってことです。
じゃないと、錆びちゃいますよ〜。
表側は、あとからアームの塗装と一緒に行いましょう。