名前の判らない花を探してみて下さい
花色別に並べてみました
サオトメカズラ(ヘクソカズラ、ヤイトバナ) Rubiaceae Paederia scandens アカネ科ヘクソカズラ属 花の姿を早乙女のかぶる笠に見立ててつけられたそうです。 日当たりの良いやぶや草地、土手などに普通に見られます。 |
|
シャガ Iridaceae Lris japonica アヤメ科アヤメ属 林内に群生することが多い常緑の多年草です。葉長30〜60センチ、幅2〜4センチで鮮緑色をして光沢があります。花茎は30〜60センチで上部で分枝し、花径4〜5センチ、淡白紫色の花を4〜5月頃に咲かせ、本州、四国、九州に分布します。 |
|
シャクナゲ Rhododendron spp. ツツジ科ツツジ属 原産地はヒマラヤ、北アメリカ東部、ヨーロッパ、日本で高さ1〜7メートルになります。日本産のシャクナゲはツクシシャクナゲ、ハクサンシャクナゲ、キバナシャクバゲの3系統が自生しています。 昭和初期に原種、交配種が輸入され、品種改良された物を西洋シャクナゲと呼んでいます。 5〜6月に花を咲かせますが、花色は品種により多種多様です。 |
|
シュウカイドウ Begonia evansiana シュウカイドウ科ベコニア属 中国、マレー半島原産の高さ40〜60センチの宿根多年草です。江戸時代に渡来した物で、現在では帰化植物となって半野生化しています。 淡紅色、径2〜3センチの花を9〜10月に咲かせます。 |
|
スイレン Nymphaea スイレン科スイレン属 原産地は北半球の温帯、熱帯、熱帯アフリカ、中南米などで、耐寒性スイレンと熱帯性スイレンに分かれます。 明治に日本に導入され植物園の温室などで見られます。6〜8月頃に10〜15センチの花を咲かせ、花色は赤、白、青、紫、黄色と品種によって異なります。 |
|
スノーフレーク(スズランスイセン) Leucolum aestivum ヒガンバナ科スノーフレーク属 中部ヨーロッパ、地中海沿岸の原産です。草丈は30〜50センチになり、2〜3月に15ミリほどの白い花を下向きに咲かせます。 全体の花姿がスイセンに似ているところからスズランスイセンの和名があります。 |
|
ゼニバアオイ Malvaceae neglecta アオイ科ゼニアオイ属 ヨーロッパ原産で道端や荒れ地に見られる帰化植物です。茎は地を這い、上部は斜上して高さ50センチほどになります。 花は淡紅紫色をして花径2センチほど、5〜9月頃まで咲き続けます。 |
|
センブリ | |
ダツラ Datura ナス科チョウセンアサガオ属 中南米、インドの原産で、キダチチョウセンアサガオは高さが3〜4メートルになります。草本木のダツラは高さは1メートルほどで、夏場に上向きに白い花を咲かせます。 園芸改良された八重咲き種は紫色の花を咲かせます。 |
|
タマカヤツリ | |
ダリア(テンジンボク) Dahlia pinnata キク科ダリア属 メキシコ、グアテマラ原産で日本には天保年間に導入されました。 草丈は100〜150センチほどになり7〜9月に花を咲かせます。花径は品種により異なりますが5〜10センチほど。花色は赤、黄、白、橙などです。 |
|
ツバキ ツバキ科ツバキ属 日本原産のツバキにはヤブツバキ、コキツバキなど数種があり、園芸品種は世界に2000種以上あると言われています。常緑で低木から高木まであり、花期は10〜6月まで、種によって違いがあります。 日本では東北以南に分布しています。 |
|
ツリフネソウ Impatiens textori ツリフネソウ科ツリフネソウ属 北海道、本州、四国、九州に分布するホウセンカの仲間です。 8〜10月に葉脈から花序を伸ばし、赤紫色の3〜4センチほどの花を数個吊り下げるように咲かせます。 |
|
ツルウメモドキ Celastrus orbiculatus ニシキギ科ツルウメモドキ属 日本、朝鮮半島、中国に分布します。日本全土の山野に見られツル性落葉低木です。 花期は5〜6月で葉の脇に黄緑色の5〜10ミリほどの花を付けます。10〜12月に径7〜8ミリの丸形の実が黄色く熟し、3つに割れて橙色の種を覗かせます。 |
|
デュランタ | |
テランセラ(サジバモヨウビュ、アキランサス) Telanthera bettzickiana ヒユ科テランセラ属 ブラジル原産で明治末期に渡来した多年草です。 花のように見えるのは葉が変色した物で、葉を鑑賞するものです。 |
|
トウバナ Labiatae clinopodium gracile シソ科トウバナ属 本州、四国、九州、沖縄に分布します。 やや湿り気のある田の畦や道端に生える高さ15〜30センチの多年草です。 花期は5〜8月で、塔形の花穂に花冠は5〜6ミリの淡紅色をした花を咲かせます。 |
|
トキワハゼ | |
トケイソウ Passifiora caerulea トケイソウ科トケイソウ属 中南米原産で対象時代に渡来したツル性多年草です。 夏から秋にかけて7〜10センチの花を咲かせ、花色には白、赤、桃、青などがあります。クダモノトケイソウはパッションフルーツとして知られています。 |
|
ナデシコ(カワラナデシコ) Dianthus superbus ナデシコ科ナデシコ属 本州、四国、九州に分布して山野の日当たりの良い河原に生える高さ30〜80センチの多年草です。 花期は7〜10月で花径2〜3センチの淡紅紫色の花を咲かせます。園芸改良されて品種があるようです。 |
|
ニシキウツギ | |
ニワゼキショウ Sivyrinchium stlanticum アヤメ科ニワゼキショウ属 北アメリカ原産の多年草で、明治中期に渡来し、各地に広く帰化しています。 日当たりの良い芝生や道端などに生え、高さ10〜20センチになります。花期は5〜6月で花径15ミリほどの淡紫、白色の花を咲かせ1日で萎みます。 |
|
ネムノキ Albizia julibrissin マメ科ネムノキ属 日本、朝鮮半島、中国原産で、本州以南の原野や川岸に多く分布する落葉高木です。 樹高は8〜10メートルになり、6〜7月に長さ6〜10ミリのじょうごのような形の淡紅色の花が10〜20個ほど枝先に纏まってさきます。 |
|
バーベナ(ビジョザクラ) Verbena hortensis hort クマツヅラ科バーベナ属 花の形がサクラに似ていて、花色が豊富(赤、ピンク、白、紫)で華やかな咲き方です。花径10ミリほどで5〜6月に咲きます。 |
|
ハイビスカス Hibiscus rosa-sinensis アオイ科フヨウ属 中国南部原産で江戸時代初期に渡来した花木です。3000種以上もの品種があると言われています。 樹高2〜3メートルになり、7〜9月に約10センチほどの花を咲かせます。花色は赤、橙、黄色ですが品種により異なります。 |
|
ハツユキカズラ | |
ハナショウブ Iris ensata アヤメ科アヤメ属 日本、朝鮮半島、中国西部、シベリアが原産地です。 野生のノハナショウブから改良され、江戸系、肥後系、伊勢系、アメリカ系などの品種が作出されています。 草丈は60〜120センチほどになり、6月頃に12〜30センチの花を咲かせます。花色は紅紫、白、青、桃と品種により異なります。 |
|
ハナニラ(セイヨウアマナ) Ipheion unifiorum ユリ科イフェイオン属 アルゼンチン、ペルー、ウルグアイ平地原産で明治半ば頃に渡来した球根多年草です。 草丈10〜15センチほどで、3〜4月頃に3〜4センチの淡青紫の花を咲かせます。 |
|
ハルジオン(ハルジョオン) Compositae Erigeron philadelphicus キク科ムカシヨモギ属 北アメリカ原産の多年草で、大正時代に園芸植物として渡来しましたが、各地に雑草化しています。 5〜7月に20〜25ミリの淡白紅色の頭花を咲かせます。蕾の時は花序全体がうなだれていて、花は舌状花は糸状で多数あります。 |
|
パンジー(サンシキスミレ) Viola × wittrockiana スミレ科スミレ属 北欧原産で日本には江戸時代末期に渡来して、沢山の品種が作り出されています。 草丈は10〜15センチほどで、3〜5月頃に3〜5センチの花を咲かせます。花径や花色は品種によって異なりますが、黄、紫、白、ピンク、橙と豊富です。 |
|
パンジーゼラニウム | |
ヒガンバナ(マンジュシャゲ) Lycoris radiata ヒガンバナ科ヒガンバナ属 日本全土に分布していて、土手や田の畦道などに普通に生える球根多年草です。 9月頃に高さ30〜50センチの花茎を伸ばし、15〜20センチの赤い花を咲かせます。品種改良されて紅桃色、黄色、白色などの花も見られるようです。 |
|
ヒポエステス | |
ヒマワリ(ヒグルマ、ニチリンソウ) Helianths annuus キク科ヒマワリ属 アメリカ中西部原産で江戸時代に渡来した1年草でうす。 高さが1.5〜3メートルになり10〜30センチの黄色い花を7〜8月に咲かせます。 品種が幾つかありオレンジ、黒赤色の物もあります。 |
|
ヒメイワダレソウ | |
ヒメウズ(姫烏頭) Ranunculaceae Aquilegia aboxoides キンポウゲ科オダマキ属 山麓の草地や道ばたなどに生える10〜30センチの多年草です。花はかすかに紅色を帯び、相対的には白っぽく見えます。 花期は3〜5月で、花径は4〜5ミリと小さく俯き加減に咲き、関東地方以西、四国、九州に分布しています。 |
|
ヒメフウロ | |
ヒメフヨウ | |
ヒヨドリジョウゴ Solanum lyratum ナス科ナス属 日本全土に分布するツル性多年草です。 8〜9月に10〜15ミリの白い花弁の花を咲かせ、秋には6〜8ミリの丸い果実が紅色に熟します。 |
|
ヒルガオ Convolvulaceae Calystegia ヒルガオ科ヒルガオ属 日当たりの良い野原や道端などに生えるツル性多年草です。地中に白色の地下茎を伸ばして増えます。 6〜8月に葉脈から永い花柄をだし、日中に5〜8センチの淡紅色の花を咲かせます。 |
|
ヘメロカリス(デイリリー) Hemerocallis ユリ科ワスレグサ属 日本、中国が原産地で野生のノカンゾウ、ユウスゲ、ニッコウキスゲなどから19世紀末にヨーロッパで改良され、アメリカで品種が作られたそうです。 草丈60〜120センチになる球根植物で、6〜7月頃に5〜20センチの花を咲かせます。花色は黄、橙色が主ですが品種により違います。 |
|
ボケ(カラボケ、クサボケ、ノボケ、シドミ、コボケ) Chaenomeles speciosa バラ科ボケ属 中国原産で平安時代に日本に渡来し各地に広がった樹高1〜2メートルの落葉低木です。 江戸時代からさかんに栽培され多くの品種が作出されてきました。 花期は4月で赤、白、ピンクの花色がありますが、品種により異なります。 |
|
ホシアサガオ Convolvulaceae Ipomoea triloba ヒルガオ科サツマイモ属 北アメリカ原産と言われるツル性1年草で主に西日本に帰化しています。 花期は7〜9月で、花は淡紅色で中心部が紅紫色を帯びる物が多いようです。花径は1〜2センチで漏斗形をしています。果実はやや縦長の球形をしています。 |
|
ホタルブクロ(チョウチンバナ、ツリガネソウ、トックリバナ他) Campanulaceae Campanula punctata キキョウ科ホタルブクロ属 日本全土に分布して山野や丘陵に生える高さ40〜80センチの多年草です。 花期は6〜7月で茎の上部に長さ4〜5センチの釣鐘形の花を咲かせます。花冠は淡紅紫色または白色で濃い色の斑点があります。 ヤマホタルブクロ、シマホタルブクロなどの種もあります。 |
|
ホトトギス Tricyrtis hirta ユリ科ホトトギス属 関東以西の本州、四国、九州に分布して、山地の湿った崖などに生える多年草です。 花にある斑点がホトトギスに似ているところから付いた名前のようです。 花期は9〜10月で草丈50〜100センチになり、葉の付け根に25〜40ミリの花を咲かせます。花色は淡紫色、白色などがあります。 |
|
ポポー(ポーポー) Asimina trioba バンレイシ科ポポー属 北アメリカ東部原産の果樹で、明治の中頃に日本に導入されました。高さ6〜15メートルの落葉小高木で関東以南では戸外で栽培されています。 花期は4〜5月で、花色ははじめは緑色をしていますが暗紫色にかわり、 花径3〜4センチの鐘形で中心は黄色をしています。 果実はアケビに似た形をして10月頃に熟すと、果肉は粘りけのある黄色になり甘く特有の香りがします。 |
|
ボリジ(ルリチシャ) Borago officinalis ムラサキ科ボラゴ属 ヨーロッパ原産の草丈40〜60センチになる食草です。 開花期は6〜9月で、花は星形の5弁花で花径2〜3センチ、初めはピンクをしていて次第に青色に変わっていきます。 若葉はキュウリに似た風味があり生食します。 |