レース紹介

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24時間グリーンチャリティマラソンin東京ゆめのしま

この大会は、チームで24時間、仲間とリレーを続けてどのだけの距離を走れるかを競うもので、全国各地で類似のレースは開かれています。東京近郊でもこれを含めいくつかあり、私は山梨県富士北麓運動公園でのレースにも参加したことがありますが、こちらは深夜、夜霧に包まれたりして場所柄もっとリゾート感覚だったような気がします。今回の大会も都心に近いにも関わらず回りは緑に囲まれ、一応ピクニック気分のイベントではありました。東京都心から近いので、興味のある方は一度チャレンジされてはいかがでしょうか。

距離:24時間内の走行距離

レース結果

2005年(2005.06.1112)霞ヶ丘楽走会Aチーム 走行距離 延285.44km (24時間チームの部32/83名)

種目

 

24時間チームの部

24時間個人の部

6時間チームの部

6時間個人の部

レースの方法

 

このレースは会場の周回コースを、チームメンバーのリレーによって、24時間以内に何周することができるかを競うもの。リレーの間隔は各チームごとに自由に設定して構わない。つまり、一周ごとにリレーしても構わないし、一人がまとめて何周も走っても構わないわけだ。リレーは襷で行う。つまり駅伝形式である。

会場へのアクセス

 

 

会場は、東京都江東区夢の島公園内の陸上競技場。最寄り駅は地下鉄有楽町線並びにJR京葉線、東京臨海高速鉄道の「新木場駅」で、会場は駅の北側隣接地の公園内、徒歩約10分弱の所にある。

受付

 

チームごとにマネージャーを決め、時々マネージャー会議がある。いろいろ伝達事項が伝えられるようだ。事前にチームメンバーの自筆署名と押印が求められているので、あらかじめお忘れなく。受付はスタートの1時間前まで。

スケジュール

 

6/11     1100         受付開始

            1200         受付終了

            1300         スタート

            1700         夕食パスタサービス

            2000         会場内放送終了

6/12       700         朝食豚汁・おにぎりサービス

            1000         昼食パスタサービス

            1300         競技終了

参加者数

 

24時間チームの部           83チーム(延827名)

24時間個人の部             55

6時間チームの部            43チーム(延282名)

6時間個人の部               54

235名が一斉にスタート。

24時間チームのメンバー数は、5名から最大で12名まで。休養をとることを考えれば、メンバーはできるだけ多いに越したことはない。人数が少ないと休む時間が少なく、後半になってボディブローのようにその影響が出てくる。わがチームは8名だったが、私としてはこれが限界のような気がした。

着替え場所など

 

 

24時間昼夜を問わず走り続けるので、眠るために必ずテントが必要となる。予約すれば有料でテントは貸与されるが、着替えなどはこれを利用すれば事足りる。

貴重品預かり

 

 

チーム内に誰かが必ずテントにいるので、貴重品預かりは不要。ただし個人の部参加の選手には必要なので恐らくあったのかもしれない。

トイレ

 

公園内、競技場の脇にトイレがあるので、全く不自由なし。

洗面など

 

レース中やレース後は、公園内の水飲み場で洗面できる。さほど混まない。

参加賞

 

参加賞は記念Tシャツ。先年まではかわいい小人の絵が描かれていたようだが、今年は全く変わった「I livelief Tokyo」の文字のデザイン。

コース

 

陸上競技場トラックを3/4周と公園内コースを走る、合計1.28kmが一周のコース。陸上競技場が周囲より低いため、トラックから出る時に上り坂があるのと、トラックに入る時に短い下り坂がある。トラックは砂地だが、雨が降ると水が溜まる場所がある。公園内コースは所々に車止めなどがあり注意。また舗装に一部タイルがあり、ちょっと滑る感じがした。

注意事項

 

24時間を過ごすため、普通のレースとは違う準備があるとベターだ。

かなり蒸し暑い時期なので、エイドステーションとは別に、チームごとに飲み物や食料は準備しておいたほうがよい。6月は気温が高いわりに湿度が高いため汗が乾かず、熱中症になる可能性が78月よりも多いとか。注意が必要だ。特に水などはかなり多めに準備しておいた方が良い。また水道が使えるので、ペットボトルがあれば後は注ぎ足し可能である。

食事が支給されるので、大会本部からもらってくる際にトレイがあると便利。我々のチームは昨年も経験済みで、ダンボールでトレイをあらかじめ作成。

休んでいる間にランニングウエア(特にシャツ)などを乾かすために、洗濯ロープ、ハンガー、洗濯バサミがあると非常に便利。

テントのシートの下は芝生だが長時間寝ると痛いので、できれば寝袋などがあると快適。また深夜は初夏といえども冷える。

タイムを上げるには、交替を頻繁に行うほうがよいが、深夜は各自眠る必要があるので、交替の間隔を空けざるを得ない。2時間ほど空ければかなり眠ることができる。

制限時間

 

最後の襷渡し(リレー)は24時間の5分前までが許される。つまりあと5分あれば24時間内にゴールできる可能性があるということ。そして同じ周回数であれば、ゴールタイム順となる。

距離表示

 

コース上に、500m1kmの表示がある。

エイドサービス

 

 

周回コースなので、会場内のトラックの端にエイドステーションが一箇所、バナナ、オレンジ、水、スポーツドリンクなどがある。早い時間には鈴与の蒲鉾もあった。美味しかった。気が付かなかった方も多いのでは。

記録表示

 

2時間おきくらいの頻度で、各チームの順位が大会本部に掲示される。レースの結果は翌日の下記のページに掲載される。

リンク

 

http://www.r-wellness.com/24tokyo/

レースの模様

 

わが霞ヶ丘楽走会からは2チームが参加。8/チームで、私の感じからするとチームのメンバーの数としては、最小限と言う気がする。10名以上欲しいところ。

ちなみに上位のチームのメンバーの人数は

1位 12名          5位 12

2位 12名          6位 10

3位 10名          7位 12

4位  9名          8位 12名  

と最大人数12名を揃えているチームが多い。

当日は1030に集合し、まずは買出し。新木場駅前のコンビニで買った物は、ミネラルウォーター、スポーツドリンク、お茶、ジュース(2リットル×2本ずつ)、昼食用におにぎり、サンドイッチをそれぞれ20個、カップ麺を20個(これは全て余った)と氷。コンビニは一つしかないので、早めに購入することをお薦めする。

受付を済ますと、まずはテントの組み立て。各チームごとに場所が指定されている。大半がトラックに沿っており、応援できる。台車にテントの材料を載せて運ぶ。建てるのにちょっと時間を要するので、これもお早めに。なお、建て方に最低6名の人が必要。 

1300に各部一斉スタート。6時間目までは、6時間の部も一緒なので、人数は多い。襷渡しのリレーゾーンは混雑し、よく見ないと自分のチームが見えないこともある。昼間は仮装のチームがかなり多い。タイガーマスク、ミッキーマウス、どらえもん、白鳥の湖、ミニスカポリス、その他色々。ところで、参加者は総じて若く、わがチームは平均50歳台後半だが、こんなチームはあまりない。学生の同好者チームが多い模様。

前半は時間の経つのが非常に遅く感じられ、夕方になった時点ですでに半分終わった気がしているのだが、実際はまだ1/4も過ぎていない状況。

夕食のパスタサービスを食べ終え、6時間の部が終了したことを放送が告げ、徐々に暗くなってくると時間の進み具合も早い感じがしてくる。不思議だ。2000以降は会場内の音楽も消え、唯々走ることと寝ることの繰り返し。しかし、なんでこんなことやっているのだろうなんて全く考えることはない。それほど精神は充実している。スタートから2000までは1周ごとに交替していたが、これ以降は睡眠をとるために3周ごとの交替に変更する。56/周なので、約2時間の休養をとることがこれで可能となる。2時間眠ればかなり眠った気分になる。でも、深夜の2時ごろと4時ごろの私のスピードはかなりペースダウンしていた。この時間帯ではどんどん抜かれた記憶しか残っていない。しかし不思議なもので、朝が明けるとペース回復。2時と5時ごろのペースは40/周も違った。

7時ごろからは、2周ごとの交替に変更して少しペースアップを図った。ちなみに、我チームは一周ごとに交替していた時間帯は20位あたりだったが、深夜に寝ぼけている間にあっという間に30位近くに下がり、結局最後まで挽回はできず、32位に終わった。

最後は皆でアンカーをリレーゾーンで待ち受け、最終リレー制限時間(23時間55分)の少し前に到着したアンカーを叱咤激励してもう一周走ってもらった。最後はなんと24時間に10秒前のタイムで我アンカーは無事到着し、皆で健闘を称えあった。途中はきつかったけれど、終わってみれば駅伝って一丸になれるところがいいですね。

レース結果は

1位        390.4km

我チーム(32位) 285.44km

 最終チーム(83)  176.64km だった。

我チームの24時間の変遷は(単位:km

時間

2H目

4H目

6H目

8H目

10H目

12H目

14H目

16H目

18H目

距離

26.88

26.88

26.88

25.60

21.76

23.04

23.04

21.76

21.76

累計

26.88

53.76

80.64

106.24

128.00

151.04

174.08

195.84

217.60

時間

20H目

22H目

24H目

合計

 

距離

23.04

21.76

23.04

 

累計

240.64

262.40

285.44

285.44

 

でした。

ちなみに私の個人的な結果は(ペースは分:秒/km

1

2

3

4

5

6

7

8

9

周回数

1

1

1

1

1

1

1

1

1

ペース

348

352

356

350

356

355

359

406

時刻

1305

1345

1430

1515

1600

1645

1730

1815

1900

10

11

12

13

14

15

16

17

合計

周回数

1

3

3

3

3

2

2

2

28

ペース

421

512

516

528

459

443

426

424

440

時刻

2000

2110

2340

230

450

730

920

1115

となった。18時までなんとかがんばったものの、その後ペースダウンし、深夜はkm当たり5分台で、朝が明けるとkm当たり4分台になんとか戻し、終わった。

なお、このレースは正直言って身体にはかなりの負担がかかると思う。なぜならば、一周が1.28kmと短いため、どうしてもペースは最大限近くまで上がる。最大スピードに近いペースで5分ほど走り、45分ほど休憩するインターバルが延々と続くわけで、身体にはかなりの負担となる。つまり小一時間休んで心肺機能が安定したと思ったら、また最大限の負荷をかける繰り返しなのだ。距離が短いからと言ってバカにできない。体調が悪い時は無理をしないで自重すべきレースである。

我チームのテントには、メンバーの松島さんが愛犬ポチ子を同伴してきて、そのポチ子が24時間我々をテント前で見守ってくれた。全く吼えたりしないすごく落ち着いたワンちゃんで、松島さんの躾の程がうかがわれた。ポチ子、ありがとう。

落ち着いたポチ子とご主人の松島さん。

 

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