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ランニング研究:その18

走る速さとピッチについて

ゆっくり走っているときは、足の回転、つまりピッチもゆっくりですが、少し速く走ろうとスピードを上げると、自然にピッチは増えてくるのが自分でも分かります。では、もっとスピードを上げていくとどうなるのでしょうか。ピッチは当然上がっていきますが、ピッチ数の上昇だけではおそらく限界があり、さらにスピードを上げていくには歩幅、つまりストライドも伸びていくはずです。いくつかのトレーニング書にもそのようなことが書かれています。

そこで、そのスピードの変化に伴って、ピッチとストライドがどのように変わっていくのかを自分のランで試してみました。

これまで、自分のピッチを計測したことがなかったので、結構面白いものでしたが、なにせ数が多いので、数えるのが大変でした。

 計測結果

      計測日   2008.08.01          2008.08.04

      内容     800m折り返し        650m周回コース      を走り、歩数と走行時間を測定。

 

速さ(分/km

ピッチ(回/分)

ストライド(cm

6.14

167.63

97.16

5.66

173.00

102.20

5.00

179.58

111.30

4.59

182.93

119.05

5.84

172.46

99.26

5.69

169.89

103.49

5.48

174.89

104.44

5.32

174.04

108.11

5.23

173.31

110.34

4.84

177.72

116.28

4.55

183.83

119.58

4.50

186.22

119.23

4.52

183.35

120.66

     コースを走って、その時の歩数を計測。ピッチは1分当りの値に直したもの。ストライドは距離を歩数で割って計算。

      走る速さとピッチ及びストライドの関係

走る速さとピッチ、ストライド双方には、相関関係はかなりありますが、特にストライドは速度との関係がかなりはっきり表れていますね。やはり、速く走るには、ピッチを上げることはもとより、ストライドを伸ばさないとスピードが上がらないと言えるようです。

私も、さらに殻を破るには、ストライドを伸ばす筋力トレーニングが必要なのかも知れません。

また、私の場合、これよりもう少し速く、例えば4/kmを切るスピードではどうなっているかも知りたいのですが、このくらいになると走るのが精一杯で、歩数を数えるどころではなく、現在のところ計測をしていません。今のところ、1kmを走りきるスピードとしては、3.6/kmくらいが限界ですが、このあたりの最大ストライドも知りたいところです。

 

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