■レース紹介 |
湘南国際マラソン 会場の江ノ島から望む富士 |
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2007年に初めて開催された湘南国際マラソンに出てまいりました。神奈川県で開催される初のフルマラソンということです。2007年は3万人が参加した東京マラソンが、東京都心で開かれました。これに対して湘南国際マラソンは、都会というよりもリゾート地を走るような爽やかなマラソンでした。 |
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■ 主催 |
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神奈川陸上競技協会 |
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■ 全種目 |
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・フルマラソン(42.195km) ・10km |
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■ 参加種目:フルマラソン=42.195km |
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■ レース結果 |
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2007年 第1回大会参加(2007.03.18) 03:33:26 男子一般914位/5062名、一般958位/5905名、総合971位/5920名 |
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■ 会場 |
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江ノ島(県立かながわ女性センター、ヨットハウス横駐車場などを使用) |
■ アクセス |
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最寄り駅は3つ。 ・小田急電鉄 江ノ島線 片瀬江ノ島駅 徒歩10分 (新宿から相模大野、藤沢を経由) ・江ノ島電鉄 江ノ島駅 徒歩15分 (藤沢からと鎌倉から) ・湘南モノレール 湘南江ノ島駅 徒歩15分 (大船から) となっている。 小田急の場合、当日朝に臨時特急「湘南国際マラソン号」が運行される。これは新宿6:27発、片瀬江ノ島7:39着となっており、便利だが、事前予約が必要だ。途中、新百合ヶ丘、相模大野、藤沢に停車する。 |
■ 受付 |
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受付は前日受付となっている(10:00〜20:00)。東京から参加する場合、前日受付はちょっと面倒だ。ただし、知人に代理を頼むことも可能となっている。知り合いがいる場合は助かる。受付時には身分証明書の提示が必要なので忘れずに。また他人のゼッケンで走った場合、今後の出場ができなくなるので、絶対やめること。 当日は、着替えて荷物を荷物置き場に置き、順次スタート地点に集まる。集合場所がスタート手前とされていたが、ランナーは30分前からすでにスタート地点に並び始めていた。スタートは3時間以内から5時間以上まで30分ごとにグルーピングされているので、各自の予測タイムに合わせて並ぶ。私は3時間以内のグループの一番後ろに並んだが、号砲のあとスタートラインまでは30秒で通過できた。 |
■ コース |
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このコースは、江ノ島をスタートし、国道134号線をひたすら西に走り、二ノ宮で折り返し、また同じ道を戻って江ノ島でゴールするというもの。 スタート地点は正確に言うと、江ノ島から134号線を少し西方面に行った新江ノ島水族館を過ぎた、バス駐車場の横あたり。列が長く続くので水族館横からスタートする人もいるだろう。左側が海で、右側にはホテルやマンションが建ち並ぶ。そのベランダから応援してくれる人も多い。これらの建物は明るいアースカラーやパステル色調で、何かマリンリゾートのマラソン大会の雰囲気だ。それも海外マラソンのような雰囲気。スタートすると、すぐにコース真正面にど〜んと富士山が見えるポイントがある。そして富士山は、走るに従い徐々に左の方に隠れていく。この富士山の見えるロケーションも、湘南国際マラソンならではの景色と言えるだろう。 フィニッシュは、帰りにこのスタート地点を通り過ぎて、江ノ島に架かる江ノ島大橋を、まさしく渡りきったところ。スタート地点とフィニッシュ地点は、700mほど離れている。このラストの橋の上は当然のことながら両側が海なので、他のレースにはないロケーションでのフィニッシュとなる。これも絵になるシーンだ。特に天気が良い日は最高だ。そして第一回目はその最高の日だったので、参加者に強烈な印象を残した。 コースの134号線は、中央分離帯のある広い片側二車線の道路で、この片側全てをレースに使う。そして、16kmあたりから西湘バイパスに入り、自動車専用道路のコースとなる。ここでは、応援の人々が道路際まで来ることができないので、道路の脇の上の方から応援することになる。 スタートから、辻堂、茅ヶ崎、平塚、大磯と、途中少し途切れることがあるが、道路の両側は大半松林で、緑に囲まれた本当に気持ちの良いコースだ。この緑に囲まれたコースも、まるでリゾート地の様相。そして応援も非常に多い。 大磯からの西湘バイパスは、最初は若干のゆるやかな登り。そして急に応援がいなくなる。だが1km〜2kmほど行くと、山側に応援の人々が増えてくる。この西湘バイパスをとにかくひたすら走り、20kmを過ぎて少し行ったあたりでUターンする。そして、中間点の21.0975km地点は、折り返し点を過ぎてさらに少し行ったあたり。 折返すと、あとはひたすら戻るのみなのだが、海が真横なので本当に素晴らしい景色で、同じルートでも、後半も全く飽きることは無い。そして後半も応援は益々多くなっている。 このコースは、海岸沿いなので、天候の良い日は最高のコースとなるが、風が強い気温の低い日や雨の日はかなり厳しい条件になると思われる。その日の天気次第で印象が極端に変わるだろう。特に、西湘バイパスは防風林がないので、風が強い日は海側の往路は厳しいだろう。 ゲストランナーは、第一回大会は高橋尚子、千葉真子、間貫平などが10kmの部に参加。そのうち高橋尚子選手は、スタート台でフルのスタート直前にエールを送ってくれた。 復員減少箇所 往路: 9.5km付近から約14.5km付近までの5km間は一車線。 復路: 27km付近から約31km付近までの5km間は一車線。 36.5km付近復員減少(10kmの部折返しのため) 41.5km付近復員減少(江ノ島大橋上が一車線のため) |
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■ エイドサービス |
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コース上では、各5km地点のちょっと手前にエイドステーションが設置されている。最初の5km地点は水のみで、次からは水とスポーツドリンクがある。折返し後から(つまり25km以降)は、バナナ、菓子パンなどの食べ物も追加される。 フィニッシュ後にも水、スポーツドリンク、バナナ、レーズンなどのエイドあり。 また、レース後は防寒用のメタリックのシートが支給される。(ニューヨークマラソンでも支給されたのと同じ) |
■ 関門 |
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関門あり。7分45秒/kmペースで行けば、関門はなんとかクリアできる。 関門 場所 距離 閉鎖時刻 経過時間 通過ぎりぎりの場合のスピード 第一関門 相模川左岸処理場 約10.0km 10:18 1:18 7分48秒/km 第二関門 大磯西IC(復路) 約23.0km 11:59 2:59 7分46秒/km 第三関門 柳島 約31.3km 13:03 4:03 7分45秒/km 第四関門 辻堂海浜公園 約38.0km 13:55 4:55 7分45秒/km ※第三関門を通過したランナーは、第四関門に時間内到達できなかった場合でも、海岸沿いのサイクリングロードを走行して会場を目指すことが出来る。ただし記録計測はできない。 |
■ 着替え場所 |
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更衣室のテントあり。私はスタート1時間前に利用したが、混まなかった。 |
■ トイレ |
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仮設トイレと江ノ島内の既設トイレが使用可能。コース上にもいくつかのトイレが2、3ブース程度給水所に設置されていた。 |
■ 荷物預かり |
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荷物は、配布された参加賞のバッグの中に入っている大きな透明のビニールの袋に入れ、これも配布されたゼッケン番号が印字されたシールを貼る。この番号シールはビニールになかなか付きにくいので、はがれる危険性あり。それで、ビニールの上に貼るよりも中のバッグに貼った方が安全だ。透明なので番号は見える。 荷物預けは、自分でゼッケン順に分けられたテント内の棚に置くことになっている。私はスタートの30分ほど前に行ったが、すでに棚は荷物で一杯、テント内の床にも荷物が山積みとなっていた。しょうがないので、とりあえず一番上の棚の他の荷物の上に乗せた。 レース後の荷物預かりエリアは、一応バリケードで囲われており、入退場口は限定されている。テント内だけでは入りきらないので、写真のようにテントの外にも荷物が置かれている。また、テント内も床に荷物が足の踏み場もないほど敷き詰められていた。ところで、私の荷物は上の棚から床に移動していたが、すぐに見つかった。 ちなみに写真右奥の水色の幟が立っているテントが完走賞Tシャツ配布場所。 荷物受け取りの手順は、レース前に荷物を置いた場所に行って自分で探し、出口でゼッケン番号との照合を受けて、外に出るというもの。 |
■ 参加賞 |
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参加賞はバッグ。結構容量が大きい。小旅行に使える。 |
■ 完走賞 |
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完走したランナーにのみ、完走賞のTシャツが配布される。Tシャツはフィニッシュ後、記録計測用のチップと交換。この配布場所はフィニッシュ地点から少し離れた荷物預かり場の脇で、このTシャツをもらってから荷物を受け取る流れとなっている。 |
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■ 売店 |
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売店は、屋台村とスポーツ用品のエリアが別々に配置されている。ちなみに屋台村では、焼きそば、つきたて餅、焼き鳥、お好み焼き、わかめうどんなど。スポーツ用品エリアはアートスポーツ、マッサージサービス(有料?)など。 |
■ 記録証 |
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各自の記録はレース後郵送される。また公式サイトにも、一週間後ごろに掲載される。 |
■ 公式サイト |
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