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丹沢湖マラソン

         

この季節、丹沢湖畔は紅葉が美しい

神奈川県の西、山間にある丹沢湖の周囲を走るレースです。この湖は人造湖のようですが、周りの道路は非常に整備されていますので、走りやすいコースです。写真のように周囲の山々の紅葉が美しく、爽やかな晩秋の雰囲気いっぱいの大会です。

参加種目:Half Marathon 距離:21.0975km

主催

神奈川県 山北町ほか

場所

神奈川県足柄上郡山北町丹沢湖周囲

会場

山北町三保小学校、および三保中学校グラウンド(丹沢湖畔の湖に突き出た半島のようなロケーション)

レース結果

     29回大会(2007.11.25天候:晴れ) 13046 種目別(50歳台男子)11/148名 男子総合82/793名 総合83/923

全種目

 

・ハーフマラソンの部

10kmの部

5kmの部、3kmの部

会場へのアクセス

 

 

会場へは、公共交通機関を利用するなら、駅からの有料バス便となる。バスは小田急線 新松田駅から45分(約18.2km、片道800円)、JR御殿場線 山北駅から30分(約11.6km、片道600円)、同じくJR御殿場線 谷峨駅からは15分(約6.7km、片道400円)の三ルートがある。バス乗り場の新松田、山北、谷峨はいずれも国道246号線に面しているが、246号線は渋滞するので、これを避けるには一番先の谷峨で降りるのが良いだろう。ただ、試していないのであくまでも推測だが。

車で行くランナーも多いようだが、駐車場は種目ごとに別々に指定されており、会場へも結構遠いので、ここは無料送迎バスで送ってくれる。

受付は930までと結構早く閉める。時間内に受け付けるには、ハーフの場合、東京からだと小田急ロマンスカー利用で新宿を720発で、谷峨駅到着908となるのがギリギリの線だろうか。私の場合、これに間に合うには国立駅656発となる。

 

ところで、今回の私の場合、これに何回も出場している海老名の友人と新松田駅で待ち合わせ、彼の車に乗せて貰って会場に向かった。なお、10km参加の聖跡桜ヶ丘の友人も一緒で、計3名での参加。

ハーフスタートが1120なので、会場には10時に着けば良いだろうと単純計算し、バスで45分掛かるのなら、新松田には845くらいかなと思っていた。ところが、ちゃんと案内の葉書を見ていなかったのが失敗だったが、実は受付は815から930までだったのだ。駐車場が会場から遠いので、早目の受付になっていたのだ。

自分としては予定通りに新松田に到着し、友人の車で840くらいに出発。国道246号線を御殿場に向かって走るが、これがかなり渋滞する。246号線はJR御殿場線とほぼ並行して走っている。友人に聞けば、この道路は御殿場方面への幹線なので、車が集中するとのこと。この246号線を新松田から10kmほど行って、JR御殿場線を跨ぐと間もなく東名高速の高架が見え、これの二つ目をくぐると右手に丹沢湖へのルートがある。ここまでがかなりの渋滞だ。分岐すると、一気に車は少なくなった。と言うか、ほとんど車はいなくなった。我々がちょっと遅れたせいもある。

ハーフ参加者の駐車場は、会場から4.3kmほど離れた所。すでに受付締切り時刻は過ぎていたが、駐車場にはまだ人がいて送迎バスもまだ運行していた。

会場近くの道路は渋滞し、駐車場からのバスも結構時間を要する。特に10時になると5kmがスタートするので、道路は閉鎖されて車は全くストップし、身動きが取れなくなる。ハーフ出場の場合は、まだ1時間20分ほど時間があるので待てるが、10km(スタート1100)出場の場合は、あと1時間を切っているのでバスの中で少し焦ることになる。そんな訳で、ようやく会場に到着したのは、1015を過ぎた頃。

 

また、レース後の帰りも道路はかなり混む。湖から国道246号線に出るまで車が延々と列を作り、またこれが遅々として進まない。進まない理由は246号線に出る時に分かった。つまり、合流する地点の青信号が非常に短く(逆に赤信号は長い)、一度に通過できるのはせいぜい23台程度だからだった。それで、なかなか246号線に出ることが出来ず、渋滞していたのだった。いわゆるボトルネック状態。これはバスもマイカーも同じだ。

結局のところ、帰りは新松田駅まで2時間半ほどを要した。そして家には2015分ごろに到着。

 

今回の行き帰りの所要時間をまとめてみると、

行き                                                                                       帰り

                    630                                                         会場                1400ごろ発

国立                659発(JR中央線)                                        中川温泉          1530発(車)

八王子、町田経由                                                               新松田             1816発(小田急線)

新松田             835着(小田急線)                                            登戸、府中本町、西国分寺経由

駐車場             945着(車)                                                   国立                1951着(JR中央線)

会場                1015着(送迎バス)                                       帰宅                2015

所要時間          3時間45                                                   所要時間          2時間45分(温泉から)

 

受付

 

学校グランドにて

815930

前述のように、930を過ぎても受付はしてくれる。

スタート

 

3km5km       1000

10km              1100

ハーフ            1120

制限時間

 

3km5km       45

10km              70

ハーフ            130

ただし、時間を過ぎても計測してくれるようだ。

 紅葉をバックにフィニッシュ

更衣室

 

更衣室は学校体育館などを使用。

貴重品預かり

 

 

無料の荷物預かり所あり。札にゼッケン番号と氏名を記入し預ける。が、結構時間が掛かり、長蛇の列を作ることになる。また、ハーフ、10kmのランナーが荷物を預ける頃に5kmのランナーが引き取りに来るので、輻輳していた。原因は係員の人数不足と預入・返却の作業がシステム化していなかったせいではないか。第29回と歴史のある大会なのに、なぜだろうか。参加者としては、荷物預けは余裕を持って早目にすることをお薦めする。ウォーミングアップも含めれば45分ほど前がよいのではないか。

トイレ

 

仮設トイレが玄関脇に設置。男小が4ブース、男女兼用が10ブース程度。着替場所の体育館の中にもあると思う。仮設トイレでは、他ではあまり列を作らないはずの男子小が、レース前に列を作っていた。もう少し男子小用を増やしていただければと思う。むしろ男女兼用ブースの方が空いていた。

 ウォーミングアップ場所

 

ハーフの場合は、すでに5km10kmのレースが始まっているのでアップの場所は限られる。なお、グランド内は走るところはほとんどない。アップできる場所と言えば、学校前の道路からハーフコースの最後の部分あたりを利用するのが良い。

コース

ハーフのスタートは会場から5分ほど歩いた三保郵便局の手前。しかし、集合場所はそのスタート地点ではなく、学校の前なので要注意。そして、スタート5分ほど前に全員が並んだ状態で、そろそろと移動する。スタート地点に到着すると間もなくスタートとなる。

コースは丹沢湖畔の周回コース。大まかに言うと、最初の5km弱で丹沢湖横にあるダム湖を回り、一旦スタート地点近くまで戻って、その後丹沢湖畔コースを左回りに約二周する。

最初の一周目は全周を回る。そして二周目は、全体の3/4辺りで大仏橋を渡ってショートカットする形で一気に会場に戻る。そしてグランド内を一直線に100mほど走りフィニッシュする。

コース上の湖に掛かる橋は大きなもので5つあるが、ここはあまりアップダウンを感じさせない。一方、湖畔コースそのものには幾つかのアップダウンがある。最も高い所は12km過ぎの橋(中川橋)あたりで、その前後に一番大きなアップダウンがある。ただ、終わってみると結構走りやすいコースだとの印象が残った。また路面は平滑で走りやすい。

距離表示

 

ほぼ、1kmごとの表示あり。

エイドサービス

 

給水所が2ヶ所あるが、ハーフの場合は湖畔二周の間に同じ所を二度通過するので、計4ヶ所となる。地点はおおよそ、約5.5km、約9km、約15.5km、約19kmあたり。スポーツ飲料と水がそれぞれ置いてある。

記録証

記録証は即日発行

また、掲示板にも記録表の掲示あり。

洗面所

 

学校の建物脇に水道があり、そこで顔などを洗うことが出来る。

参加賞

 

参加賞は記念Tシャツ。受付時に配布。

その他の賞

 

着順位でラッキー賞(例えば10位ごとに)が当たるので、記録証をチェックすること。(ラッキー賞のテントあり。)

その他のサービス

 

レース後はしし汁(猪肉入り)のサービスあり。美味しいのでカップがちょっと小さいのが残念。お代わりするランナーもいるが、お代わりが貰えるかどうかはその時次第。

その他、丹沢湖ボート、レンタサイクリングなどの割引券が付いていたが、ランナーにとって利用価値があるかどうか。また、近くの中川温泉の入浴割引券(¥500で利用)も付いている。これはレース後汗を流すのに良いが、会場から歩いていくにはレース後の疲弊した身体には遠い。10km駐車場(会場から2.2kmほど)行きの送迎バスを利用する手もあるが、帰りのことを考えると使用しにくいのではないか。私の場合は友人の車で行ったが、それでも温泉に入るにはいろいろと時間が掛かった。最初に尋ねた温泉は掃除中で30分(3時まで)待ち。二番目は満員で入場待ち、三番目の温泉はあと10分(3時)で閉めるので終わりだと断られた。そうこうしているうちに結局3時になってしまったので最初の温泉に行き、ようやく入った。同じ境遇のランナーが我々の後に続いた。レース自体は非常に景色もコースも良く、気持ち良く終わったので、最後の温泉で少し興冷め。大会と温泉とがもっと連携が取れないものかと思った。

ショップ

 

ランニング関係のショップのほか、地元物産のテントもある。特にみかん、お茶葉などがこの地域の産品のようだ。お茶は高いものから売り切れていたので、人気商品なのかもしれない。

その他

 

この時期、山間は紅葉の季節になるが、丹沢湖畔も紅葉で美しい。赤いモミジをバックに走る。特に10kmあたり(二周目は19kmあたり)にモミジの並木が植えられており、観光客の撮影スポットにもなっている。写真に夢中の観光客にも注意。

個人的結果

 

2007年第29回大会の個人的結果は、左記のとおりでした。距離表示が1kmごとなので、ほぼ1kmごとにラップを計測してみると、このような結果になりました。

最後の1kmはスタート直後よりも上がりましたが、これは21km手前で抜いたランナーに、抜き返されるのではないかという恐怖感の表れの結果です。

ペースの上がり下がりは、ちょうどコースのアップダウンに沿った形になっていました。そして1617kmの大きなペースダウンは12km13kmあたりの最大アップダウンの影響がここでジワッと出てきたものと思われます。ですから、このレースの征服は、この12km13kmのアップダウンをいかに克服するかでしょう。

それにしても12km以降のペースダウンは極端でした。420/kmまでに抑えたかったですね。タラレバですが、そうすれば目標の1時間30分は切れたのではと思うと残念です。

 

 

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