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No.12:東京マラソン応援ラリー(2008.02.18) |
東京マラソン応援ラリー 2月17日、5倍の競争を突破して第2回東京マラソンを走る夫の応援に行くことにした。 事前に予想通過タイムを聞いて、スタートからゴールまでうまく電車を乗り継いでいけるポイントを検討し、オリジナル応援ルートを作る。ポイントごとのに地下鉄の出入り口を記したマップを準備。 当日は冬晴れの好天。防寒と紫外線対策をしっかりして家を出る。8時25分新宿駅到着。西口の通路には東京マラソンのスタッフが「レースに参加の方はこちらです!」と言っている。「え?8時から整列開始のはずじゃないの?」夫は6時過ぎに家を出たから7時は到着しているはず。確かに観戦に向かう人たちの間を参加選手らしい人が急ぎ足で追い越していく。「もう少し余裕を持って行ったほうがいいんじゃないの?」と思いながら、こちらも人垣の最前列で見なければと早足になる。スタート地点の都庁前付近は、選手以外は入れない地域があるので前もって決めていた議事堂北の三井ビル側に行く。高層ビル群が映える青空にヘリコプターが舞う。人が多い割には静かな副都心の朝だ。先導のバイクや計測車両がスタンバイすると観衆もいよいよかとカメラの準備をして待ち構える。皆の視線の前方から拍手と声援が押し寄せてくると、先にスタートの車椅子マラソンの一群があっというまに駆け抜けた。速い! さあ次だ。より大きなどよめきが押し寄せてくる。3万人の人がスタートした!目の前をランナーが駆け抜ける。予想はしていたもののそれ以上の迫力。選手を見分けるなんてとてもできない。圧倒されてシャッターを押すことも忘れる。われに返って走り続ける群集のゼッケンに目を凝らすと夫はもうすでに通過していることに気づく。スタートはこういうものなんだと納得しながら大江戸線 大門で下車。山門を抜けると増上寺前を放送車が行くのが見える。先頭はもう来るの?と思ったらランナーの集団が駆け抜けた。速い!増上寺前に急ぎ空いている場所探す。向こう側に渡るには1ブロック先の歩道橋を利用するしかない。(反省1:後から思うにそうしていれば良かった。歩道橋のそばで観れば復路もまたそこを利用できるし、御成門の駅にも近かったから) そのまま増上寺前に陣取って反対側をいくランナーを観戦。夫の通過予想タイムが近づいた頃、先頭は復路となり目の前を通過する。こっちに気をとられているうちに往路を行く夫を見逃したらしい。でも往復見られる場所はいろんな選手が見られて楽しい。予想より少し早く復路を行く夫を発見。ようやく1回目の声援を送る。 急ぎ御成門駅に向う。二駅先の日比谷で降りた。(反省2:二駅では電車よりランのほうが速い。)銀座一丁目の復路なら確実に捕まえられる。続々と連なるランナーと並行する形で一丁目に向う。四丁目の交差点ではスタッフが「地下道が込み合っているので利用しないように」と注意している。それでも地下道に入りたい人の列ができている。近くの木村屋はおかげで繁盛している様子だ。銀座一丁目でメルサ2側に渡る。増上寺前の状況から予想して30分ほど待つことになるが退屈なんかしない。競争しているアスリートも楽しそうに参加するランナーたち(歩いたり、写真を撮ったりしている人もいる)も、一人で静かに観戦する人、家族で応援に来ている人、仲間の応援をするグループ、通りすがりに声援を送る人・・・みんなで東京マラソンに参加している気分を味わう。 11時40分過ぎ。夫が来た。手を振ると気づいてくれた。30キロ過ぎだがわりと元気そうで一安心。 すぐ地下にもぐり、有楽町線に乗る。豊洲でゆりかもめに乗り換えて有明で下車。銀座とは違ってゆりかもめの下を走る道路は風が冷たい。ラスト1キロ。さすがに皆疲れている様子。夫に最後の声援を送ってビッグサイトに向うが、しまった!(反省3:向こう側に渡れない!)スタッフに聞くと「有明の駅で渡ってください」とのこと。走っている人のほうが先にゴールだなと思いながら、やむなく引き返しビッグサイト西1ホールの待ち合わせ場所に行く。約束の“Y”の標識の下が私のゴール。ようやく落ち着いて持参したウィダーインゼリーでエネルギー補給。 かなり、用意周到に準備したと思ったが予想外のこともあった。東京マラソンも1回目の反省点を改善して今回はかなりうまくいったように、次回の応援ラリーはもっとうまくできると思う。カメラの腕も上げて楽しんだ記憶を記録にとどめたいものだと思った。 Y.Y |