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No.4:第81回東京箱根間往復大学駅伝競走予選会(2004.10.16) |
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スタート地点を遠くに望む 5km地点の上位グループ |
2004年10月16日(土)に、東京都立川市にある、国営昭和記念公園にて、来年の箱根駅伝の予選会が行われました。天候は曇りで肌寒く、走るには絶好のコンディションです。スタートは朝8:30ですが、早くから応援の人々が集まっていました。結構、ファンはいるようです。我母校や地元の大学を応援し、熱くなりました。 スタート地点は昭和記念公園隣の陸上自衛隊立川駐屯地です。写真のように公園内以上に広大な空地がありそこがスタート地点でした。ランナー達はかなり遠くにしか見えず、スタート時は近くで応援できませんでした。 出場校は36校ゼッケン順には下の通りです。
東京大学は学部のチームとは別に大学院のチームでもエントリーしています。大学院チームまで参加するなんて、大学スポーツらしくていいですね。 |
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同じく5kmの後続グループ |
距離は、20kmで、各チーム10名から12名の参加で行われます。順位は各チーム上位10名の合計タイムで競われます。ですから、一人だけ早いランナーがいてもダメで、選手全員の平均的なレベルの高さが求められますね。ゼッケンの順はおそらく、持ちタイムから想定した順番なのでしょうか。 本選会に出るのは、予選上位の9チームと関東学連選抜チームです。選抜チームは予選会で本選出場を獲得できなかったチームの中から上位のタイムで編成されるようです。 コースは、陸上自衛隊内をスタートの後、5km少しを基地内を走り、立川市街地に出ます。それから駅前の繁華街などを通り14kmで、昭和記念公園に戻ります。公園内を5km走って、公園中央にあるみんなの原っぱがフィニッシュとなります。左はまだ5km地点ですが、トップ3位までは留学生ランナーで、すでにかなりばらけ始めていました。 |
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ヱスビーの瀬古監督 |
ヱスビーの瀬古監督も見えていました。大学選手のスカウトかな。 |
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トップの流通経済大学ジョセファト・ダビリ選手 |
左は公園内、15km地点です。トップは流通経済大学ジョセファト・ダビリ選手。このあと3位までが留学生選手で、5km地点と同じです。
健闘する東大の選手 フィニッシュ直前の、必死の早稲田の選手 |
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一橋大学の応援風景 |
フィニッシュ直前には応援団が陣取り、選手を激励します。学生スポーツならでは、です。選手も最後の力を振り絞り、ダッシュします。見た目にもかなりのスピード。大学の名誉のための必死の姿は、順位に関係なく、見ていて感動します。大学ごとにわりとかたまっているのは、自然とそうなるのでしょうか。 脇での応援は、大学名、選手名を叫び、通常のロードレース以上に盛り上がりました。 |
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成績発表 3位になり盛り上がる明治大学チーム |
予選会結果は
となりました。7位以降は関東インカレのポイントを差し引いてタイムを出します。東京農業大学はポイントを引いても、惜しくも4秒差で本選出場を逃しました。 ゼッケン番号つまり予想よりも上位に上がった大学は 早稲田大学(6)、明治大学(9)、専修大学(9)、拓殖大学(4)、東京大学大学院(9)の各チームでした。(上がった順位)東京大学大学院がんばりましたね。 |
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インタビューに答える、本選出場を果たした城西大学平塚監督 |
明治大学は3位となり久しぶりの本選出場となりました。成績発表の場では大変な盛り上がりようでした。 惜しくも本選出場を逃した大学も、選抜チームで選ばれる選手がいますので、期待したいと思います。また、本選には出ることができずとも、最後まで必死に走った全選手にエールを送りたいと思います。持ちタイムからは本選出場がなかなか難しくても、最後まで諦めず走る姿は美しいものでした。 あらためて、自己の走る力を貰ったような気がします。 たまには、こんなレース観戦もいいものです。大学数が多いせいか、本選以上に熱くなりました。 |
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