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まちを走るシリーズその9

多摩丘陵を走る!      (2007.01.27)

平山陸橋(京王線を跨ぐ)から多摩テック方面を望む

(山の上に小さく見える観覧車のある所が多摩テック)

東京の西部に広がる多摩地域の丘陵地を走りました。天気の良い日はここから富士山も見えます。そして最後は天然温泉のクアハウスで汗を流しました。コースはあらかじめ決めておらず、走りながらルートを探してのジョギングでしたが、丘陵地でアップダウンが多く、練習にはもってこいの場所でした。

■ 走行距離

8.47Km

■ 活動日

2007127日(土)

■ 天 候

晴天

■ コースの紹介

今回のコースは、多摩動物公園の入り口をスタートし、近くの遊園地、多摩テックにあるクアガーデンまで走りました。この間を直接行くと約2kmですが、右図のように遠回りをして行きました。赤ラインが今回のコースです。

多摩動物公園には京王線と立川モノレールで行くことができ、二つの駅があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

参考:距離と所要時間

区間

区間距離

km

累計距離

km

LAP

(分:秒)

SPLIT

(時:分:秒)

速度

(分:秒/km

1.多摩動物公園駅~中央大学~Uターン(T字路)

3.94

3.94

3343

3343

833

2.T字路~かたらいの路入口

0.47

4.41

356

3739

822

3.かたらいの路~南平丘陵公園出口

1.42

5.83

1825

5604

1258

4.公園出口~淺川土手

0.66

6.49

518

10122

801

5.淺川土手沿い~平山橋

0.99

7.48

725

10848

729

6.平山橋~多摩テック・クアガーデン

0.99

8.47

1648

12536

1658

■ 各コース区間

多摩動物公園駅~中央大学~Uターン(T字路)

上を走る立川モノレール

中央大学正門

京王多摩線と立川モノレールの駅がある多摩動物公園前からスタートしました。ここは、二つの駅の近くですので、待ち合わせにも便利です。

動物公園前を走るその名も「動物公園通り」を、南西方向(高幡不動の反対方向)に800mほど走るとT字路となりますが、ここを左折します。ちなみにここを曲がらずに真っ直ぐ行くと500mほどで多摩テックです。

T字路を曲がると、徐々に緩やかな登り坂となります。ここはちょうど日野市八王子市の市境に当たり、丘になっているところです。この丘を登りきると中央大学が両側に見えてきます。右手には運動施設、左手にはキャンパスの一部が見え、これらをデッキが結んでいます。このデッキ下を過ぎると道が大きくカーブし、その先左側に中央大学の正門が見えてきます。正門から中には緩やかに登っている真っ直ぐのメインストリートが見え、その向こうには白い大学の建物群が丘のように見えます。ちょっと中を拝見させていただくことにし、キャンパス内をジョギングしてみました。守衛さんがいましたが、ランナーには悪人はいないと思われたのか、ノーチェックでした。大きな階段を登り、図書館や食堂があるプラザから文学部のある辺りを一回りしました。大学のごくごく一部で、1kmほどのジョギングでしたが、丘陵地に建てられた施設なので、階段などもありちょうど良いジョギングコースでした。ここの教授陣は足腰が強いかもしれませんね。

 

キャンパス内の大きなテラス                   神田から移設された中央大学旧建物の扉(由緒のあるものらしい)

T字路~かたらいの路入口

入口にある表示板

大学を一回りして、来た道を最初のT字路まで戻りました。ここを左折して「動物公園通り」に出て最初に向かった方向に走ります。470m走ると左側に「かたらいの路」の表示板が見え、ここから丘陵トレイルコースの「かたらいの路」が始まります。たまたま見つけた道なので「さて、こちらの方向に行ってみようか」などメンバーと話し合っていると、この奥から一人の若者が走って下りてきました。見るとトレイルランらしき風情。「あっ、この道良さそう。」とメンバーの意見が一致し、彼に「この道は抜けられますか?」と尋ね、高幡不動の方に抜けられるとのことだったので、この道を行くことにしました。なお、表示板によれば、この道の右横には多摩動物公園が接しています。逆の言い方をすれば、多摩動物公園の西の境界沿いの道です。動物公園の中は、木々が茂っておりよく見えません。唯一コアラ館のような建物が垣間見える程度です。

かたらいの路~南平丘陵公園出口

 

かたらいの路入口(左に表示板あり)       トレイル路(右側が動物園)

かたらいの路は一人が通れる程の狭いトレイルコースです。いきなり登り坂が始まり、少し行くと小公園のような所に出、あとはまた両側に背の高い草が茂っている登りのコースがうねりながら続いています。1.4km程行くと、左手に南平丘陵公園に下りる道が見えてきます。我々は当初考えていた高幡不動まで行くのをやめ、こちらへ降りることにしました。降りる途中に木製の展望台があり、北側の南平台の景色を望むことができます。かたらいの路や南平丘陵公園までは誰とも会いませんでした。静かで高尾の山の中にいるようでした。

公園出口~淺川土手

南平丘陵公園の見晴台で一休み

公園を出て、住宅街の向こうに淺川が流れているはずなので、そちらまで行くことにしました。

公園の出口からは右手に区画道路を北上します。300mほどで「北野街道」に出ますが、これを横断して、道なりに300mほど若干斜め方向に走り、南平駅の踏切で京王線を越えると約200mで淺川に出ます。

淺川土手沿い~平山橋

少し陽が翳ってきた

淺川土手沿いには、河川敷にグランドがあり、少年たちが野球などをしていました。「かたらいの路」の木々に囲まれた空間とは対照的に空が広い開放的な場所です。この土手沿いに約1km平山橋まで走りました。平山橋に出ると橋は渡らずに左折します。ところで、実はこの道路は、最初に走った「動物公園通り」の延長なので、この通りをスタート地点の方向に戻れば、多摩テック・クアガーデンに行き着くというわけです。なお、ここあたりは「動物公園通り」とは言わないようです。

平山橋~多摩テック・クアガーデン

平山橋から多摩テック方面を望む

中央に小さく見えるのが観覧車

土手から左折して平山橋(淺川)を背にして、都道155号線を走ります。淺川からすぐに陸橋となり、向こうの方に丘陵が見えます。丘陵の上に多摩テックの観覧車も小さく見えます。この丘陵は西の方向に平山城址公園や長沼公園などにつながっているようです。また別の機会にこちらの方向にも行ってみたいものです。この道路は、大きくカーブして平山台団地という割と大きな区画の住宅地を通っていきます。平山橋から最初の陸橋部分は見晴らしの良い下り坂ですが、平山台団地から登りが続き、多摩テックまでの1kmほどはほとんど緩やかな登りです。またクアガーデンの建物はさらに丘の上にあるので、多摩テック入口からまた坂道を登ります。

多摩テック・クアガーデン

丘の上にあるクアガーデン

多摩テックとは本田技研工業系の遊園地で、クアガーデンはそれに併設されています。

料金は¥1,800とちょっと高めですが、割引チケットを利用した場合休日1200までに入館すると¥1,050でいけます。詳細は下記ホームページまで。

多摩テック・クアガーデンのホームページは

http://www.tamatech.jp/kur/index.html です。

なお、帰りは無料送迎バスが多摩動物公園駅や高幡不動駅まで送ってくれます。

打ち上げをしたレストランからは、下記のような夕焼けの富士山が拝めました。ラッキーでした。

        (左写真:中村氏撮影)

山影に隠れ始めた夕日と富士             日入り直後のバックライト富士(左の1分程後)    そして最後には富士の影はぼんやりとしていく

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