ランニングから見たまち

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箱根・芦ノ湖を走る

(2007.06.30)

元箱根船着場から見た芦ノ湖

箱根湯本から芦ノ湖を廻って、また箱根湯本に戻り、最後に温泉に入って汗を流してきました。芦ノ湖へのルートは、箱根駅伝に使う国道一号線ではなく、旧東海道を使いました。国道一号線ほどではないと思いますが、それでも車はかなり走りますので、車への注意は必要です。練習サイクリング中のロードレーサーにも出会いました。箱根駅伝に見られるように、芦ノ湖までのルートはかなりの登坂になります。

■ 活動日

2007630日(土)

■ 天 候

曇りのち雨

■ コースマップ

※ 図中、赤線が今回のルート

■ 距離・所要時間

区間始点〜区間終点

標高

(m)

区間距離

(km)

累計距離

(km)

所要時間

(時間:分:秒)

区間速度

(分:秒/km)

箱根湯本〜芦ノ湖

箱根湯本(弥坂湯前スタート)〜

50

0.00

0.00

〜 箱根旧街道一里塚

400

4.85

4.85

3231

642

〜 七曲坂下(カーブ標識)

440

0.60

5.45

3727

813

〜 猿すべり坂(カーブ標識)

650

1.98

7.43

5242

742

〜 甘酒茶屋

690

0.52

7.95

5626

710

〜 国道一号線畑宿入口交差点

780

1.77

9.72

11000

739

〜 元箱根

730

0.64

10.36

11349

557

芦ノ湖一周

元箱根 〜 湖尻

730

5.61

15.97

15131

643

〜 トレイルコース入口

730

1.42

17.39

20235

747

〜 トレイルコース出口

730

9.24

26.63

31258

737

〜 国道一号線三叉路

730

1.93

28.56

32641

706

〜 元箱根

730

3.17

31.73

34750

640

芦ノ湖〜箱根湯本

元箱根 〜 国道一号線畑宿入口交差点

780

0.64

32.37

35235

725

〜 甘酒茶屋

690

1.77

34.14

40404

629

〜 猿すべり坂(カーブ標識)

650

0.52

34.66

40724

624

〜 七曲坂下(カーブ標識)

440

1.98

36.64

41954

618

〜 箱根旧街道一里塚

400

0.60

37.24

42348

630

〜 箱根湯本(弥坂湯前ゴール)

50

4.85

42.09

45550

636

平均

701

※標高は区間の終点の数値

■ コース紹介

@箱根湯本 〜 箱根旧街道一理塚

箱根湯本のスタート地点は、左図に示す旧東海道沿いの町営温泉「弥坂湯」前から。着替えは箱根湯本駅から徒歩3分ほどの温泉宿「湯蔵」で行ったが、ここは日帰り温泉もやっているので、荷物を置いて走り、帰りに温泉に入ることが出来る。

「弥坂湯」は、「湯蔵」からは、左図赤点線のルートで400500mほどだが、途中登りがあるので10分ほどかかる。ちょうどよいウォーミングアップとなる。

旧東海道この辺りは左下写真のように道幅は広くない。この辺りからすでに緩やかな登りが始まっている。

大きなホテル・旅館などの横を通って、一本調子の緩やかな登りが続いていく。2.53kmあたりに箱根新道への接続があって、この辺りは少し道幅が拡がっている。

そして「畑宿」の寄木細工の工芸店などが集まる集落に来ると、ようやく「箱根旧街道一里塚」にたどり着く。

A箱根旧街道一理塚 〜 七曲り坂 〜 猿すべり坂 〜 甘酒茶屋

スタートから4.85kmで、「箱根旧街道一里塚」の休憩スペースに到着。畑宿の寄木細工の店が並ぶ街道の突き当たりの大きなカーブの脇に、これはある(左上写真)。標識には「江戸より二十三里」と書かれている。ここには飲料水の自動販売機、トイレもある。この後に続く大きな坂に向けて一休みしても良い。詳しく見ていないが、写真の奥には昔の道が続いているようにも見える。

一里塚を過ぎるとすぐに坂が始まり、そしてつづら折れの七曲坂が延々と続く。そのカーブは数えて12箇所。距離にして約1.2km。ここで、私の脇をサイクリングのロードレーサーが重いギアのままで登って行く(左下写真)。急勾配の登りでは、私とスピードはほぼ同じ。お互い頑張れと声を掛けたくなる。しかし勾配が少し緩やかになると、すぐに離されて行ってしまった。

つづら折れの坂が終わると、左手に見晴らし茶屋と言う店がある。蕎麦などが食べられるようだ。ここまでの苦しさゆえ、ここでやっと坂は終わりかと思ってしまいそうになるが、まだまだ坂はこの先直線500mほど先の、「急カーブ注意」と言う黄色い標識がある「猿すべり坂」まで続いている。そして、このカーブを過ぎると、ようやく勾配は緩やかになる。

「猿すべり坂」の、このカーブを二度折れして行くと、520mで「町立旧街道資料館」、そして「甘酒茶屋」に到着。ここには自販機などあり。

B甘酒茶屋 〜 国道一号線交差点 〜 元箱根

左上写真は「町立旧街道資料館」。その先に「甘酒茶屋」が並んでいる。

また、左下写真は「甘酒茶屋」から450mほど先にある「箱根旧街道石畳入口」。

さらに、細かいカーブを2,3度曲がりながら「お玉ヶ池」を過ぎて、徐々に下り坂になり、国道一号線にぶつかると畑宿入口の交差点(下写真)となる。この交差点は三叉路で、左方向が元箱根なので左へ進む。なお、右(と言うか真っすぐ)に行くと、箱根駅伝のルートになり、御殿場・箱根湯本に繋がる。

C元箱根 〜 湖尻

畑宿入口交差点を過ぎ、カーブを二度ほど曲がりながら降りていくと、元箱根に到着。箱根湯本のスタートからここまで10.36km。左写真にある水色の横断幕の下を通り過ぎ、真っすぐ行くと船乗り場に到着。ここには自販機、トイレなどあり。一服して湖を左回りに周回を開始。湖に沿って走ると自然に周回道路に出る。ここからは車が走るので若干注意。周りは樹木が大きく木陰が出来て気持ちの良いコースだ。

ロープウエイの箱根園駅を過ぎると、歩行者専用道路になる。ここからは廻りに一層緑が多くなり、快適なジョギングコースとなる。木陰のせいか路面もしっとりとしている。

そして、元箱根から数えて5.61kmで湖尻に到着。ここも船着場なので、自販機やトイレがある。

D湖尻 〜 芦ノ湖トレイルコース入り口

湖尻から、レストランなどが建ち並ぶ道を通って行くと、580mほどで桃源台ロープウエイ乗り場がある。このロープウエイの下をくぐり、さらに200mほどに道路の分かれ道がある。左にはキャンプ場・ゴルフ場との青い表示板があるが、ここを左折する。なお右手の方に行くと、湖からはどんどん離れていってしまうことになる。

この分岐点から約640mで芦ノ湖トレイルコースの入口(左写真)になるがちょっと分かりにくい。その目印となるのは、入口手前に橋が架かっていること、入口の向かい側にはゴルフ場入口があることなどだが、橋を渡るとすぐに入口なので、見逃さないように注意。この入口は格子の大きな扉で、脇に人が通れるだけの小さな入口がある。

E芦ノ湖トレイルコース

ここからは舗装なしのトレイルコースとなる。入ってすぐに左上写真のような道が続く。

左下写真は途中の湖の風景。小雨だったので、ちょっと薄暗い。

道は基本的に湖沿いだが、湖面からはかなり高く10mほどの高低差がある。ほとんど山の中を走っている雰囲気だ。小鳥のさえずりもよく聞こえる。時々路面に木の根が出張っているので、要注意。

なお、このトレイル区間9.24kmは自販機が一切ないので、湖尻で飲料水を一度チェックし、少ないと感じたらここで必ず補給しておいた方が良い。

トレイル部分の湖岸線は凸凹しており、このトレイルルートもクネクネと曲がりくねっていて、何度も何度も小さな岬と入江の繰り返しが続く。〔参考:現地案内板写真(下) 図中上がトレイルルート側〕

 トレイルルート上にあった道路案内板

F芦ノ湖トレイルコース出口 〜 国道一号線三叉路

トレイルコースの出口には、入口と同じような格子の扉があり、また同じように脇に人が通れるだけの出口がある(左写真)。

ここから以降は舗装路となり車も通ることが出来るが、国道一号線まではほとんど通らない。ここから国道一号線までは1.93km。この区間、最初の1kmちょっとはトレイルコースに引き続き緑が続き、徐々に大きな別荘などが建ち始め、その後民家がどんどん増えていき自然と町に繋がっていく。

ここはとにかく道なりに行き、ぶつかった道路が国道一号線(二車線)なので、ここを左折する。

G国道一号線三叉路〜元箱根

国道一号線に出て200mほどで箱根町の船着場になるが、ここに「箱根駅伝ミュージアム」(左上写真)がある。ここが駅伝往路のゴール(復路のスタート)だ。

国道一号線からはコンビニや自販機などがあるので安心だ。国道一号線に出てから1kmほどに恩賜箱根公園(左下写真)があるが、この手前辺りから若干の登りになっている。恩賜公園入口から150mほど行くと、国道沿いに砂利道の遊歩道があるが、国道一号線沿いよりも遊歩道の方が緑に囲まれているので、気持ちがいい。そしてこの遊歩道は500mあまり続いている。

この遊歩道を過ぎると美術館が見え、すぐに元箱根の港になる。最初に芦ノ湖にたどり着いた地点までは400mほどになる。港周辺にはコンビニなどいろいろな店もあるので、ここから箱根湯本への帰路のために補給が出来る。

H元箱根〜箱根湯本

元箱根から箱根湯本までは、最初に走ったルートをそのままなぞる。帰りは基本的に下り(標高差730m)なので楽なはずなのだが、ここまで走ってきた疲労(31.73km)に、下りが続くための筋肉のエキセントリック収縮の蓄積疲労が上乗せされたせいか、スピードは上がらないものだ。私の場合、往路の1時間1349分に対して複路は1時間80秒と5分あまりしか短縮できなかった。

左は今回の参加メンバー。

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