ランニングから見たまち

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東京・山の手を走る

(2008.03.29)

御殿山での桜並木

 

■ 活動日

2008329日(土)

■ 天 候

晴れ

■ コースマップ

※ 図中、赤線が今回のルート

■ 距離・所要時間

区間

区間距離(km

累計距離(km

区間所要時間

速度(分:秒/km

Start国立競技場~原宿駅

2.53

2.53

1855

728

原宿駅~渋谷駅

1.31

3.84

1120

839

渋谷駅~恵比寿駅

1.73

5.57

1306

734

恵比寿駅~目黒駅

1.62

7.19

1150

718

目黒駅~五反田駅

1.23

8.42

820

646

五反田駅~大崎駅

1.11

9.53

734

649

大崎駅~ねむの木の庭

4.45

13.97

3020

648

ねむの木の庭~青山墓地

4.27

18.25

3014

704

青山墓地~Goal国立競技場

2.22

20.47

1626

724

合計

20.47

20.47

22806

714

■ コース紹介

① Start国立競技場~原宿駅(区間=2.53km・累計=2.53km

トレセンの桜の前で

今回、一緒の仲間は、友人のトライアスリートのMoさんと、その仲間のトライアスリートの美女トリオ、そして霞ヶ丘楽走会の仲間Maさんの総勢6名。

国立競技場北側ゲートから東へつまり山手線に向って走る。東京体育館、千駄ヶ谷駅を過ぎ、ここは走りやすい。明治通りを越えると山手線にぶつかる1.2km。この手前の細道を南に下る。ここは道が入り組んでいるが、クランク状に南・西方向に行くと原宿駅北側の宮廷ホーム横に出る。

ここで偶然にも友人とばったり。「また走っているな。」と思われちゃったかな。一緒に走っているMoさんから「彼も走っている人でしょ。走っている人はランナーを見ると必ず顔を見ますからね。だからあの方もすぐ気が付いたんですよ。」と言われた。なるほど、自分を振り返ると確かにそうかも。そして原宿駅に到着。

② 原宿駅~渋谷駅(区間=1.31km・累計=3.84km

原宿の駅出口の混雑の中、左の証拠写真を一枚。本日は各駅で集合写真を撮ることに決定。

原宿駅を過ぎ、明治神宮方向へ線路を渡り南へ。歩道橋を渡ると丹下健三設計の代々木体育館がある。その脇の道路を線路に沿ってひたすら南下。原宿を過ぎると通行人は減るが、渋谷東電の電力間3.3kmあたりから人は増え始める。渋谷駅前の混雑はあらかじめ覚悟の上だ。ここはイライラしてもしょうがなく、走れるところは走り、混雑で無理なところは淡々と歩く。

 

③ 渋谷駅~恵比寿駅(区間=1.73km・累計=5.57km

後ろ中央右のハチ公と共に

渋谷駅と言えばやはりハチ公だ。ハチ公前でちょっと照れくさいが記念撮影。

ハチ公前から地下鉄銀座線ガード下をくぐって南側駅広(駅前広場)へ。ここは地下鉄が名前とは反対に高架を走っている。この駅広にはモヤイ像というものがある。(あとで調べたらなんとなく顔立ちが似ているイースター島のモアイ像をもじった名のようだ。伊豆諸島の新島からの贈り物らしい。島の「もやいの精神」から来たのか、どうか。)駅広の先には大きな横断歩道橋があり、これで国道246号を越える。そしてアートスポーツの脇を曲がって、山手線沿いの道へ。あとは線路に沿ってとにかく走る。ここは狭くて車が多いので要注意。

駒沢通りに出ると、その先に恵比寿駅が見える。

④ 恵比寿駅~目黒駅(区間=1.62km・累計=7.19km

駅に沿って行けば、線路沿いの道につながる。駅を過ぎるとすぐにきつい登り坂が始まる。アップダウンしながらアメリカ橋6.1kmに到着すると、線路の対岸にはサッポロビールの恵比寿ガーデンプレイスが見える。ここは昔エビスビールの工場があったところだ。エビスの名はビールが先か、駅が先なのか。

アメリカ橋を渡らず、線路から一つその側の道路を、目黒駅に向って南下する。山の手線に乗っていると見える大きな赤い丸のデザインで有名な日の丸自動車学校の横を過ぎて(でもこちら側からは赤丸は見えない)、国道312号まで来るとその先が目黒駅。

⑤ 目黒駅~五反田駅(区間=1.23km・累計=8.42km

目黒駅の南側はあまり特徴がない。駅名板を探して写真撮影。

そして、そのまま目黒通りを渡り、アトレ目黒の前を左に廻って南下する。すると自然に線路を渡り山手線の内側に入っていく。ここは道路の右の歩道は途中で行き止まり。左を走らないといけない。

首都高7.9kmを過ぎ、桜田通りを越えると五反田駅に到着。

⑥ 五反田駅~大崎駅(区間=1.11km・累計=9.53km

Fさんが「近くに見たい桜があるから見に行かない?」と言う訳で、駅近くの「東京デザインセンター」の桜(左写真)を見に行く。「東京デザインセンター」は駅の北西2分ほどにある。馬の彫像と桜の樹のマッチングは不思議な感じがしたが、芸術性を感じた。

五反田駅から線路をくぐって山手線の外側に出る。目黒川に沿い、そしてさらに南の山の手通りにまで出る9.2km。山の手通りはそのまま走ると線路をまたぎ、また山の手の内側へ。跨線橋の下あたりがちょうど大崎駅ホームあたり。この区間は短い。

⑦ 大崎駅~ねむの木の庭(区間=4.45km・累計=13.97km

跨線橋を渡りきったあたり。道路の向こうが大崎駅舎。

跨線橋の途中で、駅前ビルと駅を結ぶブリッジがその上を通っている。駅前には再開発のビルが建ち並び、ここでトイレ休憩。

再開発ビルを後に道なりに左カーブしていくと、目黒川に出る10.1km。目黒川畔には桜の木が植えられ、春の風情をかもし出している。水面に映える桜、日本の春満開。目黒川は上流の大橋のあたりからここまでウォーキングで桜を楽しみながら散策して来ることが出来る。

目黒川を過ぎて左手の方に坂を登っていく。ここはちょっとした急勾配で、ここから御殿山エリアに入る。だいたいお屋敷街は小高い丘の上にあることが多く、その周囲には坂が多いのでジョギングにはもってこいだ。ここの道沿いにも桜が美しい公園10.3kmがあったので、記念撮影。

近くに原美術館(http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html)があり、その前を通る積りだったが、道を間違えて原美術館はパス。これは1938年築の洋館を美術館にしたもの。時間があればゆっくり見学したいところ。

そして通称ソニー通りを渡り、また坂を駆け上がる。ソニー通りはソニー関係の施設が多いことからそう呼ばれている。坂の上には大きな屋敷がある。岩崎弥太郎の建てた三菱関東閣だ。設計は鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドル。観て見たいものだが非公開となっている。隣には東京アメリカンクラブの看板が。これは何だろう。とにかく緑に包まれた都心の貴重な環境だ。

ここから次のお屋敷街、島津山に行く予定だったが、道が分からずグランドプリンスホテル新高輪まで11.6km来てしまった。Uターンしてソニー通りまで戻る12.3km。距離を走ることが目的なので道を間違えても問題はない。

ソニー通りからまた路地に入り、島津山へ。ここには清泉女子大学があり、それを囲むように大きな屋敷が建ち並ぶ。ここの周囲にもやはり坂道がある。島津山を通り過ぎ、日比谷通りに出て横断し、池田山へ。また、ゆったりした坂を駆け上がると閑静な住宅街が始まる。街のちょうど中央あたりに美智子皇后のご実家跡を公園にした区立「ねむの木の庭」がある。

⑧ ねむの木の庭~青山墓地(区間=4.27km・累計=18.25km

「ねむの木の庭」では、近所の方と思しき人々が散策に訪れていた。花などが植えられ静かな落ち着いた雰囲気の公園である。

また閑静な住宅街を北上し、さらに第三日野小学校沿いに180度廻ってまた北上する。第三日野小の桜も美しい。日本にはあちこちに桜が植えられていることが春になるとよく分かる。

ちょっと建て込んだ住宅街の細い道をうねりながら北上して突き当りを左折すると、すぐに目黒通りに出る15.1km。道路の向こう側には自然教育園があり、ここも緑が多い。目黒通りを右折して200mほど走ると白金の外苑西通りとなる。ここは通称プラチナ通りと呼ばれる。白金だからプラチナだ。この近辺も閑静な住宅地だが、この通り沿いには小洒落た店などが並んでいる。この外苑西通りはかなり曲がりくねりながら神宮外苑まで延びている道路だ。

北に走り、高速にぶつかるとプラチナ通りは終わるが、外苑西通りは右折しながらさらに伸びている。そして、慶応幼稚舎16.5kmを過ぎると天現寺交差点。その向こうには巨大な都営アパートが見えて来る。Maさんが「昔見たソビエトのアパートに似ているなぁ。」とつぶやく。あまり装飾のない巨大な壁が続く景色はまさにそんなイメージがする。そして広尾、西麻布を過ぎて六本木通りを越えると100mで道は二股となり、外苑西通りとはお別れ。右に行って青山墓地南端に到着18.3km

⑨ 青山墓地~Goal国立競技場(区間=2.22km・累計=20.47km

青山墓地前で(かなり車多し)

神宮外苑のいちょう並木を走る

青山墓地の入口右側には「かおたんラーメン」の店がある。ここは以前屋台だったような気がするが、今は固定した店の風情をしている。結構美味しかった記憶がある。

そして墓地の中央の通りを北上。この道路は直線距離で約750m。特に花見の時期は人と車が多く、走るには適さないかもしれない。青山墓地を過ぎて青山通りに出ると、右折し150mで神宮外苑のいちょう並木に到着。

この並木は約350mの長さがあり、並木の先(中心)には絵画館が見える。シンメトリックな絵になる景色である。いちょう並木は両側歩道のさらに両側に並び、4重の重厚な並木となっている。ここは秋が本当に美しい季節で、まばゆいばかりの黄金の世界を作る。桜の時期はあいにく樹の枝が剥き出しの列柱状態となっている。

この並木を一気に走り左手に廻って行くと、ようやくスタートした国立競技場に到着20.5km

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