「幸福の科学」は役に立たないの ?

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 「天上界メッセージ集」より転載(「天上界メッセージ集」)

「天上界メッセージ集・正」千乃裕子/JI編集部編(株)ジェイアイ出版

又もや私ミカエルに明らさまに敵対する霊が現れ、大川隆法なる霊能者を通じ、あたかも高橋信次の霊の如く装って、『高橋信次の新復活』とした著書を5月20日に土屋書店から出させたとの報告がありました。(他に『高橋信次霊言集』、『高橋信次霊訓集』も出したそうですが、氏ではなく総て悪霊の偽の霊言です。)
日本人というのは、どうしてかくも愚かにも非合理的で非論理的なのか。イエス様の時代に見受けられた古代ユダヤ民族の迷妄と同じものを、遺伝的に継承したとしか思えない民族性を持つ一部 フ人々が居り、そういった人々が、只、末法、末世の崩壊へと手引きするものにしか過ぎないこのような霊言の書を平気で出版する無神経さを持ち合わせていることに、実に嘆かわしいものを感じます。高橋信次と名乗る霊が語るというだけで、欣喜雀躍し、いやしくも日本の最高学府まで出た著者が霊遊びにうつつを抜かし、「幸福の科学」などという何の役にも立たない、抽象的な言葉の遊びに過ぎない、亜流の宗教臭紛々とした団体もしくは組織を作り、その長たらんとしていることは苦々しき限りです。
しかも堂々と“ミカエルは地上に出ていない”などど、この私を否定してはばからない悪霊の霊言を信じ込み、それを書にし、公言する著者の若年の軽率さの裏側には、あわよくば、高次の霊の本体でありたいと望む野心が、ありありと隠しようもなく映じられているのです。
恐らくこの著者は東京大学の法学部を出るに至る迄に、左翼思想を充分に植えつけられたのでしょう。今世界を吹き荒れる非人道と人類及び国家せん滅の共産主義思想の嵐など眼中になく、恐れもない。そして痴人の夢のたわ言にも等しい、非現実的、非実際的内容の霊言集を次々と出して得意然としている著者氏 ノよれば、24歳の頃から6年もの間、霊のたわ言への疑問もわかず、30歳にもなりながら今以て神理や法が何であるかさえ判断も付かないのです。
しかも高橋信次は3千2百年前に、モーセを指導したとか、エホバ、ヤーウェの過去世を持つといった、私やエル・ランティ様の証言を真っ向から反対するものの他、まるで論理性を欠く、言葉の羅列と千乃正法の真理に逆行する、GLAの世迷い言を更に誇大に表現した内容のものばかり。大川氏は非常に自信に満ちた緒言やあと書きを書いておられますが、これに惑わされて集まる者は、又もやGLAの二の舞としかならない類いの、軽薄で無思考、無判断の者のみでしょう。
幸いにもそういった判断力に欠ける愚かな人々を私達は必要とはしません。かつての天はそういった人々によって堕落し、サタンダビデにより瓦解に瀕し、三次元の危機を迎えたのです。二度と悪霊に操られて霊遊びに陶酔する愚かな大川氏、又はその類いの人々を天に招こうとは思いません。
このような迷言、迷示を知りたくもないですが、その何処が誤っているかを、興味ある人は著書を一読し、痛烈な批判文を寄せて頂きたいと思います。その何処が論理として誤っているかをはっきり指摘して頂きたい。天の真理は天国シリーズや『JI』誌に明言、厳存しておりますから、それを基準に大川氏の著書を読めば、いかに高橋信次と名乗る霊が非論理的な言辞を弄し、千乃正法を否定させようとしているかがはっきりと判るはずです。「救世、救世」と言葉に現しても具体的に何を改め、何を世界にもたらすかさえ明らかでない。それはモーセ様、イエス様、ブッタ様などの教えの論理性の高さ、又、千乃正法の優れた論点、分析力から見て、問題にならないような矮小なものではありますが、総てはGLAと千乃正法の模倣と大言壮語に等しい、大川氏の言と著書の目次内容を放置し、読者や正法者のつまずきの石とならない為に、あえてこれらの愚文を批判して頂くように、私ミカエルから要請いたします。
大川氏の“高橋信次の霊”なるものが高橋信次氏ではないと断言出来るのは、一つには私達の手で氏は消滅させられており、第二に、いやしくも科学者であるならば、GLAで説かれた法が単にショー的なものであるに過ぎず、内容としては全くの誤謬も多々あったこと。千乃裕子によって仲介される正法即ち天の法は、宇宙と自然の万物と諸法則を貫 ュ、唯一無二の真理であり、真実である。最高の論理性を持つものと解釈し得る能力があるはず。それができない大川氏の霊は悪霊そのものであり、大川氏個人の判断力は明らかに高次の霊の仲介者としての能力を欠くものです。“学歴必ずしも智恵ならず”を証明する人物でしかありません。
(以上、1987年6月10日 口述筆記;千乃裕子)


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