ノストラダムスの予言の中の幸福の科学<4>

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ノストラダムスの予言の中の幸福の科学31 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/13(Sat) 14:06


     ***** サタンの目的 ******

こうしてノストラダムス予言を読んできますと,おどろおどろし〜い文句
     「サタンがすべてを滅ぼす」
なんてのに突き当たっちゃった時点で,「はい,さよならぁ」なんて人もいるかもしれないですね.でもね,戸口の隙間からでもいいですから,今からお話ししますことを見てくださるよう切にお願いする次第です.

「サタンの目的」なんてタイトルを打ち上げちゃいましたけど,ほんとに冗談じゃないんです.サタンの話がお得意なのは信次先生であったんですが,私は別に宗教専門家でもなければ,なんでもないんですけど,なんというか,ノストラダムスが解読できちゃった?ので,くちはばったいんですけれども,使命感の切れっ端みたいなことをちょっとは感じるんですね.

 さて,
ノストラダムスは,序文で,世紀末に限りない傲慢なものが現れ,その結果地獄が到来する.その地獄の到来と(それにもかかわらず)黄金の新世紀の幕開けがわかったからこそ,本予言詩集を書いたのだと語っています.
 また本予言詩集は,その時至れば,(関係の)人々に内容が知らされ,その結果人々に希望を与え新世紀の幕開けを告げていくとも書いています.その時期は,「軍隊が役に立たないような,被害(攻撃)が起きるとき」「最後の世界紛争が起きる直前,大きな爆発がおこり,多くの人々の命が奪われるが,その出来事は短時間で終える(とき)」等と表現しています.
 更に,この世紀末の宗教とその異変を書いて人々に知らせることは,非難をされるよりも逆にノストラダムスの尊敬される姿が見えるとも言っています.ノストラダムスは,この詩集を神に許可を得て記したことも述べています.要するにここからが黄金の世紀の幕開けになると述べています.(続く)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学32 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/16(Tue) 13:50


ノストラダムスの序文は,解読が難しく,これをパーフェクトに近い形で解読できたのは,前にも紹介しました
 「ノストラダムスの預言書解説書III」池田邦吉(成星出版)
だけと思われます.

 この序文は,現代日本人に当てられたものと言われており,前回述べたことのほかに,多くのことが述べられています.

 それによると,「預言書は当地フランスでは注目されずに,別の国(日本のこと)で解読される.その国には,その徳と「神の直治」および「別の至福」によりすべてが与えられる(2大神霊 高橋信次「神の直治」,大川隆法(霊言集刊行)「別の至福」による活動を指す)が,それによって終末は,むしろ加速状態になる.」

 「このとき,ノストラダムスがこの預言書を売って知らせていなかったら,その国のその宗教(幸福の科学)を信仰している人々は,訪れる(地獄という)災難について例え耳にしても認めることすらできないであろう.」

 「予言詩集は,その世紀の終わりに,最後の期間に解読されていく.(解読者は,)うち続く洪水のなか,(実際1990年代後半は多くの洪水が毎年のように起こった)現れし傲慢な者が何度も預言を成就させていくのを見ることになるだろう.」

 「こうして世界は大変革に一歩近づく.世紀が変わって(一巡して)次に土星(サチュルヌ)が神をさしていると理解され,サチュルヌの治世が事態急変することを指していたことが判明し,すべての隠語が解読完了する.」

 「予言詩集は再編され翻訳されて,説明書として示され多くの人々の前途を明るく照らし出し,その心を動かす.大変革は,惑星が合となるとき(2000年5月頃)におこる.(このことについては,これ以上解説しません)」

「すべての出来事は裸にされ開示される.」

「秘密は,賢いと言われる人や分別あるといわれる人,支配者や王には隠され,貧しくも無力なる人に表される.」

ざっと以上のことがかかれており,またあとで引用しますが,1999年とその後の重要な情報が含まれています.そのほかにも個人的には理解できる多くの記述がありますが,これらについての解説は省きます.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学33 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/18(Thu) 13:01

地獄へ堕ちるには,落ちるだけのわけがあると思うのです.もちろん人殺しをすれば必ず地獄に堕ちるのでしょうけど.私はこれを,自分の魂が地獄に行くとしたらとの仮定の下に考えてみたいと思います.
 特に恐ろしいのはいわゆるサタンの配下に落ちることであり,これを魂の滅びと表現しています.ノストラダムスが「地獄の到来」と称しているもの,明らかに,それは誤った信仰を通しての地獄の到来のことを指しています.しかし,次のような疑問が生じます.(私は)信仰深いのに暗い世界に赴くなどと言うことがほんとにあるのであろうかと.
 地獄にいくのは,生きていたときからその心が地獄の心である場合に限られます.それでは地獄の心とはなんであるか,もちろん真っ暗な心は論外ですが,これを考えてみると,それは,「神に反する向きの心」と言えないでしょうか.それには,以下のような条件が考えられます.

1.いくら信仰深いようにみえても,己の心の内の真の神とは違うものを信仰している場合,そのため,心は神の方向を向いていない.
2.従って,底抜けの明るさではない,すなわち心の底に暗さがある.
3.その際,心の状態が暗いので,天国を地獄と言うサタンの言葉を信じてサタンの配下になる.更に
4.心が,そのような状態になればそこから抜け出すのは至難の業.これは人間が常に自己を正当化する自己保存の生物であるから.悲しい性である.

 間違った宗教が恐ろしいのは,この様に良心という心の中の神でなく心の外の何かを自己の内において信仰の基準においてしまうことが,心をむしばんでしまうことにつきると思われます.向かう方向が,良心という神の現れでなく,それとは異なる,ちょっと角度がずれたものになるだけで,死後の世界は180度異なってしまうことが起こりうるのではないでしょうか.ですから,正しい宗教であるならば,指導者は自分を神であるなどとは決して言わないものであります.
 死後,心が暗ければストレートに天国にはいけないでしょう.そのとき,いかなる宗教にせよ生前信仰していた,間違った教祖の姿でサタンが現れれば,(たとえ天使が救助に来ても)私たちは,簡単に地獄を天国と勘違いしてしまうでしょう.これが,地獄の磁場に引かれていくと言うことなのでしょう.

 さて,こう考えてきますと,真の宗教は,そこに正しさをす作り出すのでなく,心を神に向けさせることを行うことであるといえます.正しい宗教であれば必ず,己の内なる神を信じなさいということが説かれるはずです.(本HP過去ログ倉庫でElrantyというハンドルネームの方が,幸福の科学と信次先生の比較で,この点を大変わかりやすく説明しているので参照.まさに真をついた説明といえる.)この点を,私たちは,ほんとに自覚すべきであると思います.ですから,なまじ宗教などを信仰せずとも,良心的に生きた人が天国にいくのはこのためといえます.ここにサタンのたくらみがあります.非常に巧妙なのです.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学34 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/18(Thu) 16:02

ですから,過てる宗教の定義は,もう明白です.

*** 間・違・っ・た・宗・教・と・は ****

良心という・唯・一・の神でなく,・違・う・も・の・へ信仰を向かわせることを業とする

***************
と定義できます.みなさん,今宗教にいる方は,このことを,ほんとに何度も何度もよくよく考えて自分の信仰をチェックしてくださいね.ほんとにお願いします.

間違った宗教に典型的なのは,・偶・像・を・作・り・ま・す.偶像は自分の外部にありますから,サタンにとっては人々の心を真の神からはなし,心を外に向けさせるには全く好都合といえます.

サタンのもくろみとは,まさに過てる宗教を通して己の配下を増やし,その最大の敵である天の主,その子たちを狂わせることにより,これに刃向かおうということです.まんまと,この魔計に乗ってしまうことは,人間の敗北を意味します.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学35 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/19(Fri) 09:20


************* 大乗,小乗をわけて説く宗教信じるべからず**********

大乗,小乗などといって分け隔てる理由などどこにもないということを,私たちは認識すべきです.個々人が良心を取り戻せばこれすなわち小乗であり,それによって正しい行いと意見を述べていけば,これすなわち大乗であります.両者は不可分一体のものです.これを大乗,小乗と言って分けてしまえば,個々人の悟りを遠のかせ,結果としてユートピアは遠ざかります.最悪の場合には地獄の到来にも成りかねません.何度も申し上げますように,伝道する個人の正しい人格の輝き無くして,「この法は絶対真理である」とか,「最高のメシア下生せり」などと吹聴しても,世の人は顔をそむけるだけであります.そのようなことを,押し進める指導者がいれば,これは,どこかおかしいと考えるべきでしょう.なぜなら結果的にユートピアを遠ざけることをしているわけですから.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学36 投稿者:比丘 投稿日:2001/10/29(Mon) 22:15

6.72(神の怒り)
聖なる神の怒りの大爆発
大いなる妻は強く猛々しい
(神の)審判は望む,宗教の教義に劫罰を加えんと
犠牲者は,無知なる民の生け贄に捧げんと
       (池田:ノストラダムス預言書解説Vより)

これは,幸福の科学の90年代後半の状態を指した恐ろしい詩である.
1行目は,幸福の科学がその誤りの指導により,神の怒りにふれることを表している.2行目は,補佐の状態を言い表している.3行目は,過てる宗教の教義への罰が加えられることを言っている.4行目は,幸福の科学で,人々の上に立つ人たちが犠牲(死んだり不幸になったりすること)となり,それは,教義の誤りを見抜けない無知なる会員への見せしめであることがかかれている.
現在,会員となっている者は,よくよく見てほしい詩である.

ノストラダムスは,天体を隠語として用い,詩の意味を解読するためのヒントに使っている.ところで,月は「間違った者」を意味するときに使われるということである.この解釈を採用すると次の詩が解読できる.
1. 84(鉄錆色の信者)
月は濃い暗闇にその姿を曇らせる
その信者(兄弟,信者の意味で信者を採用)たちは,鉄錆色にあせていく
大いなる者は,長きにわたって暗闇の下に
大災厄のなかで,生暖かくなる鉄,流血を隠す

1行目は,間違った教えを説く者,すなわち総裁である.2行目は会員が光を失っていく様子を表している.また3行目で,総裁は,長い間暗黒の下にあると言っている.4行目は6.72で述べられているように,犠牲者がでてくるが,多くは隠されていることを言っている.

この様に,幸福の科学の運命が預言されていてもまだ信じられない人には,次の詩を贈る.

7.35(後悔)
大いなる悔恨が,嘆き悲しみとともに
(神に)選ばれしものを持ち,一生涯をだまされてしまったことを
一緒に,国(会)を捨てないように望んだ人々
失望は王の言葉を信じた人々の中に広がる

1行目は,会員の嘆きや悲しみと後悔を預言している.2行目は神に選ばれた者を教祖(王)として持ったはずが,だまされてしまったことにより後悔が生じることをいっている.3行目は,世間から会が見捨てられるも,会にとどまることを望んだ人々を表す.4行目は,その人々,総裁の言葉を信じた人々の中に失望が広がることを預言している.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学37 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/03(Sat) 01:39


幸福の科学およびその長の運命と正体を,別の詩によってたどってみましょう.
まずは輝かしく登場するとき:

10.74(霊言集刊行)
7番目の大きな数が満ちるとき
生存競争の時に現れるだろう
偉大なる千年紀に遠くない頃
それらは,なんと墓から抜け出してくるだろう
<解説>
この詩は,ノストラダムスの霊言で,霊言集刊行の詩として紹介されていたものです.
1行目:7千年紀が終わろうとするとき,すなわち20世紀の終わりの頃.
2行目:世界的に経済,政治などの生存競争が激しくなるときという意味.上の行と同じく20世紀後半を表す.
3行目:偉大なる千年紀とは,霊性の光り輝く時代,すなわち21世紀から始まる8千年紀をさす.そこから遠くない頃すなわち,やはり20世紀の終わり頃.
4行目:死んだ偉人が霊言を送ること.
  幸福の科学の1980年代の活動を指している.

その人の正体は
1.4(偉大な君主)
この世の天と地に偉大な君主が出現する
平和と命のなんとはかないことよ
キリストの教会堂で,その主が失われるとき
大いなる傷を,自らの内に築くだろう

<解説>
 宗教関係で偉大な君主という表現により,幸福の科学の長を指すことが分かる.
1.その人は,支配する王として出現する.
2.会では,安らぎは奪われ,命までも失われることが起こる
3.指導霊団の長であるキリストが,その指導地位から取り去られるとき
4.幸福の科学は,大きな傷を自らに付けることになるだろう


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学38 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/03(Sat) 01:41

(続き)
6.93(貪欲な説法者)
・欲 むやみにほしがる他には,なにもすることがない
その者と信者たちは,ともに墓穴をほり
万事をあべこべに見て,迷宮の森を押し進む
     (飛鳥著 ノストラダムス最後の警告(アスキー)より引用)

この詩を解説する必要があるでしょうか?現在の幸福の科学を的確に表した詩といえるでしょう.幸福の科学の長と盲目な信者に,ノストラダムスよりの贈り物として配達する.

その運命は

9.17(別の王)
三人の中で第一の者,昔のネロ以上に悪事をなす者
英雄の仲間から登場し流される血
かまどが再建されるが
黄金時代は長くは続かず,別の王は大きな災いを
       (飛鳥著 ノストラダムス最後の警告(アスキー)より引用)
<解説>
何度も解説しましたように,ノストラダムス預言詩では,反キリストは,ネロ,ヒトラー,666のシレンと3人いて,その中でも最大最悪のものが,現在でていることになっています.従って1行目の第一のものとは,総裁を表します.
この方は英雄のごとく現在日本に,マスコミに登場してきました.2行目はこのことを言っています.3行目のかまどはキリスト教会を表しますが,まさに,指導霊団の長キリストによる,初期の運動を指しています.4行目では,その総裁(別の王)の輝かしい時代はすぐ終わり(実際89年まで)大きな災いをもたらすことが述べられています.

8.78(ほら吹き)
ひどい口調で,ほら吹きは現れ
神々の聖域を汚す
異教徒の門を開き
闘争的な教団を起こす

ほら吹きは総裁を指す.実際,はずれた預言など多くのほらを吹いてきた.異教徒は,地球霊団の主流,とは別の教えを出すことを意味する.その教団は軍隊的様相を呈し,闘争的であり戦いを行う.

------反キリストの運命その2-------
8.77(反キリスト3世)
反キリスト3世は,なにももたらさず
戦いは27年間続き
異教徒には死,囚人は追放
人体,地は赤く染まる

<解説>
反キリスト3世は何度もでてくるように,総裁を指す.
総裁は結局,なにももたらさない,教団は回復しないことを預言している.
教団の戦いは,27年間続くといっているが,霊道を開いた1983年から数えれば2010年まで,会の発足した1986年から数えれば,2013年まで,伝道の始まった1989年から数えれば2016年までということになる.教団に残る会員は死を含めて幸福にはならないこと,また,教団に縛られていた人の魂は解放され,教団から追放されるといっている.最後の行は,多くの悲惨な出来事があることを言っている.(本詩が的中しないように願う)


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学39 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/03(Sat) 01:43

(続き)

そうして,幸福の科学の運命は

10.65(ローマの最後)
おお,強大なローマよ 汝に破滅が近づく
汝の城壁でなく,血と心髄が問題なのだ
粗暴酷薄なるものが,文字により,世にも恐るべき刻み目を作るだろう
鋭い鉄がすべての道に矢をさす

<解釈>
この詩も有名なものの一つです.これも幸福の科学の詩です.なぜならローマは幸福の科学を指すからです.詩2.30を見返してください.これがノストラダムスの隠語の使い方です.
従って1行目は,栄えた幸福の科学に破滅が近づくことを預言しています.
2行目にその原因が書いてあります.それは,その外見(研修所など)でなく,教えの根本が問題であると言っています.
3行目で,真理の中に毒の混ざった恐ろしい刻み目の付けられた書物が出版されることを言っています.
しかし,そのようなことを神が許すはずもありません.4行目で,発展の道はすべて閉ざされることを言っています.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学40 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/10(Sat) 11:36

このノストラダムス預言の中の幸福の科学では,霊言集の発刊に始まり,会の変質と,地獄の到来,主宰神による記念碑の啓示,そして魂の救助と光の新世紀の到来の予言までにわたる壮大なドラマが描かれていることを見ています.採用した訳など必ずしも正確でない詩も中にはあるかもしれませんが,それはそれとして,大きな流れ,核心的な事件は正しくとらえられていると思います.(もちろん,解釈者としては,どの詩も自信を持って示しているわけですが.)
 しかしなんと言っても,ノストラダムスの最大の関心事はやはり1999年の出来事につきるような気もします.そのためにわざわざ大変目立つように,その詩を書いているようにも見えるのです.それは,単に予言を示すという目的を超越しているように思えてなりません.
 予言の解読の正しさを確信する方法は,この解説の中でも何度も述べてきました.ポイントは,隠語の解読の説明の筋が通っていること,重要な事件は複数の多くの詩で述べられていること,物語としてすじが通り現実と符合していること,などがあげられます.一つの詩をとって,これが正しく解読されたかどうかを確認することは大変難しいものがありますが,他の詩で同じことが説明されサポートされているならば解読は確かなものとなります.
 さらに,単独の詩では危ういですが,多くの詩が,時系列となって実際に起こっていることを述べているならば,その解読の正しさの確率は大変高いといえます.ここまでふくめて解釈をねつ造することはまず難しいと思いますが,たとえそうしたとしても,必ずどこかでボロが出てくるでしょう.
 正しさを確認するもう一つの方法は,信頼できる他の予言者による予言との符合があります.この解説でも取り上げた,ヨハネの黙示録をもう一度振り返ってみましょう.それによると,
「 この獣は、傲慢なことを言い、けがしごとを言う口を与えられ、四十二ヶ月間活動する(3年半)権威を与えられた。
 そこで、彼はその口を開いて、神に対するけがしごとを言い始めた。すなわち、神の御名とその幕屋、すなわち天に住む者たちをののしった。」
とあります.また
「彼らは42ヶ月の間この聖なる都を踏みにじるであろう.私は,自分の二人の証人に粗布をまとわせ千二百六十日の間預言させよう.」
とも書いてあります.42ヶ月も千二百六十日も3年半を表します.
 この3年半とは,高橋信次とその周りの天使たちを貶めることをはじめてから,それを口にするのをやめるまでの3年半,つまり91年から94年の方便の時代は終わったまでの間を指します.
 それでは「二人の証人に粗布をまとわせ3年半の間預言させよう」とは,なにを意味するのか.この時期に出版された本を調べますと,幸福の科学の状態を正しく訴えたものが2つあります.それは同一著者,編者によるもので,「虚業教団」と「もとなる心へ」であります.これらの本は多くの信者に影響を与え,救ってきたといえます.虚業教団は著者の経験に基づいて内情を訴えた書のようでありますし,その精神は,もとなる心への回帰を訴えています.また,「もとなる心へ」は,ある(元?)信者から編者への(霊示による)手紙に基づいているようにもとれます.そうすると,実体として2人の方が存在し,二人の預言者というのは,これを指していると考えられます.
 ノストラダムスの預言詩ではこれについてどのように言っているのでしょうか?これについては,次の詩があります.

 4.95(飛鳥著 ノストラダムス最後の警告(アスキー)より)

二者で結ばれた支配権はながくは続かず.
三年と七ヶ月目まで
二人の汚れなき者が,彼らに立ち向かう
やがて救いは古代の地に訪れる

二者で結ばれた支配は詩2.89で解説したように,教祖とその妻をさす.支配権が続かないとは,うまく働くのはその間だけという意味にとれる.
支配権は三年と七ヶ月目に終わっているのであるから,三年と六ヶ月だけとなる(飛鳥著 ノストラダムス最後の警告(アスキー)より).
二人の汚れなき者とは,黙示録の二人の預言者を指す.古代の地とはエルサレムであり現代のエルサレムである東京(霊言集より)をさしている.

 このように,ヨハネ黙示録とノストラダムス預言詩は大変よく一致しており,これも,預言詩解釈の正しさの一つの証拠を示すものといえます.


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