ノストラダムスの予言の中の幸福の科学<6>

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ノストラダムスの予言の中の幸福の科学51 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/30(Fri) 09:41

----------1999----------その9---
いかがでしたでしょうか.これが,高橋信次最後の啓示です.
そして新時代のすべてのリーダーに向けて話されています.
 前半は成功の法の説明,であり今現在信仰心において悩みを持つ方々は次のように言われている部分「信仰なくして,真実の信仰なくして成功もなく繁栄もない」,ここにおいて,安心したのではないかと思います.信仰心とはお布施やご本尊購入にあるのではないと,真実の信仰心とは常に光の子という自覚を持って生きることであると.お金がなければ信仰心は表せないなどと言うのはおかしいことです.
 後半----成功の言霊-----の部分が本論です.
とくに大事な部分は

「本当の意味において,やる気のある人間になってください.
みなさん自身が生きていることで
周りの人がやる気になるような,
そういう生き方をしてください.
それが,この世を光明化していく第一歩なのです.」

「常に最高の自己を世の中に差し出す
自分の最高の光を放ち続ける,そのことを
願い続けてください.」
です.
 
この新しい千年紀から,霊性の時代が開花すると言われています.
私たちは今その最初の世代,先鞭を切らなければならない大事な大事な
時を生きています.

 この霊性の時代の黎明期に,私たちはどう生きればよいのか.
どのように目標を持ったらよいのか,それが,結びに次のように
示されています.

「それがサクセスマインドであり,それが
全世界の人類が,いま持つことを要請されている心構えなのです.」
そしてまた,私たちは常にユートピアのイメージを心に強く描いて生きていくことが大事であるとも言っています.
 
これは心強い指針であります.霊性の時代とはまさに人々が生き生きする時代
そのことを言っていたのです.
 もちろんここに書かれていることをストレートに己のものとするには
先立つ心の浄化・自己形成という過程が必要とされます.それは,反省の法によってなされていくものです.これについては,このノストラダムス予言の解説でも,その主要部分は述べてきたつもりです.
 そして内に向かうと同時にその内なる幸福を世に実現せんと,サクセスマインドをもつこと.
これが私たちに今要求されている心構えであると理解しました.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学52 投稿者:比丘 投稿日:2001/11/30(Fri) 13:15

---------1999----------その10---

信次先生は,生前反省の法について大変丁寧に指導されました.
それは,来るべき新世紀において必要とされる人材育成という使命を果たすためであったといえます.人間をつくる,とはこの反省の法によって,その基礎が形成されていくものです.

 また次の課程として(高橋信次の)霊言においても,生前の教えをを補完し,更に分かりやすく具体例をもって説かれ,かつ同時に,次のステップの準備がなされたと言うことが出来ます.
 
 そして,今回この「成功の法」,これこそが,法の集大成・完成版と言うことが出来ると思います.「反省の法」によって神理を理解し,自分のものとしてきた,その最後の完成が今回のこの「成功の法」によってなされると言っても過言ではありません.

すべては新世紀に送り出す人材育成プログラムであったということであります.

人間形成というものも,やはり「個の悟り」だけでは限界が来ます.
さらなる発展,というものは,人々と共にでなければ不可能であります.
このような「全体の悟り」にいたって初めて,人間が完成されていく基盤ができてくるものであると思われます.

どうか,この信次先生による,新世紀創世のメッセージがすべての新時代のリーダーに伝わりますよう,心から願ってやみません.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学53 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/06(Thu) 08:27

--------------1999----------その11---
さて,予言詩集の中で最も有名な詩の説明をして参りましたが,これで終わりではありません.この後の予言も続きますが,その前にこの1999年の詩を補完し説明する他の詩から,このときいったいなにが起こっていたのか見ていきたいと思います.また恐怖の大王が高橋信次であることを証明する詩も見なくてはなりません.

前に述べた次の詩をもう一度見てください.
1.51
木星が牡羊座の頭にあるとき,サチュルヌは
永遠なる主たる神により,なんたる突然の変化をさせられることよ
幾世紀を経て例の悪の時がもどり
イタリア,ヨーロッパはなんと騒乱の多いことよ

この詩の1行目,木星が牡羊座の頭にあるのは1999年7-10月(池田).
例の悪の時がもどるとあるのは,ネロによるキリスト教の迫害が再びくること,すなわち反キリストの再来の事実を言っている.また,最後の行で,このころにはヨーロッパは洪水などの騒乱が多いことを表している.こうして,この詩がやはり1999年の恐怖の大王の詩を補足説明するものであることが分かる.サチュルヌは,すでに説明しているとおり教祖を指しているので,1999年7月に主宰神により,教祖が突然変化させられることが述べている.

そして次の詩では,このとき,天は教祖の運命を変えるのに必死であることが次の詩から伺える.

5.32(池田IVと大乗より)
月も太陽もすべてにおいてよい状態,そのとき
彼には破滅が近づく
天は汝の運命を変えようとするだろう
7番目の月に岩が降るのと同時に

この詩は次のように解釈できる:
 教祖の状態が運命的によい状態の時,そのときに彼には破滅に近づいているのである.天は,(1999年)7月に恐怖の大王が降臨(岩が降る)するのと同時に教祖の運命を好転させようとする.

この様な天の努力が成功したかどうかは次の詩で分かります.

1.49(池田I)
このことが起きる前には
東洋の人々は月の支配下にある
西暦2000年には多くの人が連れ去られる
その支配者は北風によってほとんど動けなくなる(凍り付く)

解釈:この恐怖の大王の降臨が起きる前には,教団の人々は間違った教えの支配下にある.
しかし西暦2000年(大乗訳では1700年であるが,池田Iにより7000年=西暦2000年と解読される)には,多くの信者が連れ去られる.教祖は,(天の努力にも関わらず,運命の好転は出来ない,そして)北風(サタン)によって身動きできなくなる.
 結局,この詩から1999年の恐怖の大王降臨による天の努力は教祖の運命を変えられないことを予言していることが分かります.

こうして次の詩へ続きます.

1.48(池田I)
20年もの月の支配がおわり
7000年に別のものが,がんばっている
太陽が残りの日々を理解したとき
そのときから,わが宝の預言も完全となる

解釈:ここで,1981年に始まった20年間にわたる教祖による支配は2000には終わると予言されています.もちろんこれは,教団がこの時点でなくなることではありません.人々を引っ張る力がなくなることを意味します.そして西暦2000年(7000年)には,別の人たちががんばっていることが予言されています.また日本(太陽)で,預言書にかかれた残りの日々の予言が理解されたときに,この宝の宝庫である預言書も完成するといっています.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学54 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/06(Thu) 08:28

-----------1999---------その12-----
なお預言書の解読については次の詩があります.

1.25(池田III)
失われたものが見つかる,長い世紀にわたって隠された末に
創始者(ノストラダムス)は,半ば神のごとく尊敬される
先輩たちは,月の偉大なる世紀が終わるとき
予期せぬ一撃により名誉を失う

解釈:予言詩の中の重要なものは4世紀にわたって秘されてきたことは本解説でも述べてきました.それが解読され明らかにされるといっています.その結果,ノストラダムスは神のごとくに尊敬され,またその先輩の解読者たちが,名誉を失ってしまうといっています.それは,この教団の誤った支配(月の支配*)が終る時に,予期しない一撃のように起こることが予言されいます.
(*月は間違ったものを表し,教祖のことであることは解説済み.)

---------恐怖の大王の正体---------
 最後に残された,恐怖の大王の正体については次の詩で説明されています.

6.18(池田I)
最後に残った恐怖の大王の姿について
たくましいが,芸術的ではなく,また生涯にわたって酒は飲まなかった
彼とその声による支配は,高い場所から発する種類のもの
キリストの願いにより,特別の厚意で知らせるものである

意訳:ここでは恐怖の大王の姿を説明しよう.
 その地上にあったときの姿は,たくましいが芸術的とはいえない.また酒は飲めなかった.しかし彼の人類の指導は,帰天後の高い天から声によってなされる霊的な種類のものである.このことは,イエスキリストの願いによって特別の厚意をもって知らせます.

地上に在りし日の高橋信次の姿と酒を飲めないことはここに書かれているとおりです.またこの恐怖の大王の正体についてはキリストの願いによって,特別に知らされるものと理解してください.

次の詩も高橋信次の説明です.
5.79
聖なる荘厳さは翼を低くたれ
偉大なる法を与えるためにやってきて
かれは謙虚で,(神への)反逆者を悔しがらせる
競争者がそのほかにでることはない

解釈:聖なる荘厳な天使 高橋信次は,謙虚であり,偉大なる法を与えるためにやってくる.彼は謙虚であったため,神への反逆者である教祖を悔しがらせる.しかし高橋信次に競争を挑むものは彼だけであった.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学55 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/06(Thu) 16:57

---1999-- その13-----

詩6.18は,ノストラダムスへ降臨したイエスキリスト本人によるもので,キリストによって,この詩を挿入することが提案されたと解釈できます.このことは,今回の1980年代に始まる幸福の科学の一連の出来事が,すでにずっと以前から高級天使の主要メンバーの知るところであり,入念な計画の下,予言詩がかかれていたことを意味します.そしてこの予言詩の理解を合図に,新世紀,霊性の時代が始まる事になっていますが,その具体的な姿は,この時点では明確には分かりません.後になって,あれがそうであったとか,あるいは歴史的な評価の上で知られてくることになるのでしょう.

 さて,1999年の恐怖の大王降臨の説明の最後に,予言詩の序文であり,セザールへの手紙と題して,現代日本人に当てたとされるものから,1999に関する部分を池田III より抜粋(一部,大乗訳も参照),あるいは,分かりやすいように意訳を行い,説明します.

----予言詩序文より---

 我々はいま,大いなる一千年紀の7番目にあり,それがすべて終わると,8番目の一千年紀(すなわち西暦2000年から始まる千年紀)に近づく.このとき(すなわち,1999年から2000年頃に変革が起きるときを指す),天空には8番目の天球が見える(8千年紀が間近に見える).そのとき,偉大なる永遠の神が,大変革を成就させ,次元上昇させるために現れ出でる.再来した神は自ら動き,この揺るぎなき堅き我らの地球を(サタンから)明け渡させ,高きところに,(すなわち8千年紀をみる天球に)巨大な記念碑を作らせるのである.(この作られた記念碑が,恐怖の大王の降臨の詩でかかれている.8千年紀の始まりを示す事件である.)
 神はその記念碑が作られる事を望まれるが,しかしそれは(幸福の科学の間違った指導による)恐怖の終止符ではない.
 創造主たる神は使いとして小さな天使(炎)を派遣し,感覚でとらえられること以上のものをみせ,(教団から)避難することを提案するだろう(すなわち著作「もとなる心へ」で行われた事実).
  同時に,予言書にかいた未来の出来事(すなわち教団により招来される地獄)がどうして起こるのか,その理由を人々は目の当たりにするだろう.
 この出来事は,予想通り,事前におこり,外的光(天使の通信)として現れるだろう.そして,ある特定の人々を裁くのである.この天使による救助は,事実であるが,一部の人々だけがその恩恵に預かる.(著作「もとなる心へ」でそのようなことが起きた)
 この事実は,創造力の乏しい人には理解できない.しかし,ちゃんと予言されているのである.
 神聖なる予言書は,フランスでは注目されずに,別の国で,自由な勇気ある者によって,妙手を使って解読される.
 予言詩の前にあるこの長文は解読され,自由な文体で再構成されているだろう.別の国のそのものは,より明快に人々に話して聞かせるだろう.
---------以上-------

 こうして,恐怖の大王降臨の意味が明らかにされました.それは,新たなる,霊性の輝く千年紀の開始の合図と言うことであったわけです.

  次回からは,その後と救済について,お話ししたいと思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学56 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/11(Tue) 14:06

現在,日本で手に入るノストラダムス序文「セザールへの手紙」の訳は,私の持っているものでは大乗訳,池田訳,それから「ノストラダムス予言全書」(ピータ・ラメジャラ)田口・目羅訳(東洋書林)です.ちょうど最近,前回の---1999--その13-----で解説した序文の部分に対応する(少し前からではあるが)大乗による訳のコピーの投稿がありましたので,比べてみるとだいぶ内容が違うことに気がつくと思います.これについて池田IIIより引用しますと:

「ノストラダムスの預言書に序文が付されていることは,すべての研究者の知っていることであるが,これまで残念ながら納得できる解読を提供できたものはいなかった.難解な中世フランス語を駆使して書かれたこの序文は例え読むことは出来ても,その訳となるとちんぷんかんぷんで意味不明になってしまう.1555年に初めて発表されたこの序文「セザールへの手紙」を,442年の歳月を経て,私が取り組むことになった.一ヶ月にわたる解読作業は,一言で言うと悪戦苦闘そのものだった.まさに解読であって,翻訳などという生やさしい作業ではない....文の調子は4行詩と同じ....詩を解読するのと同じ要領で解読を進めれば...」

池田さんの詩の訳に関しては6カ国語の出来る日本サイ科学界会長(元東工大,電通大教授)関 英夫さん(専門:情報通信理論)も絶賛しています.

つまり,この序文も,解読が必要なもので,事実大乗訳では解読ではなく訳として提示されており,(比較的素直なところでは)部分的に意味が通っても全体としては全く意味不明になっています.ところが,池田IIIでは,全体を通して意味が通っており,やはりこの訳がより信用できるものであり解読が必要なものと判断しました.また池田氏は大変よく研究しており,その詩の訳が(意訳)が大変正確なものが多いこともその理由の一つです.ピータ・ラメジャラのものは,大変おおざっぱな意訳でこれもまた,意味不明です.

しかし池田IIIも部分的ではありますが意味不明なところを含みます.それは池田氏が,予言詩の解釈をイタリアにおける火山の大噴火を書いたものと解釈していたためそれにあわせようとした部分の意訳がおかしくなっています.しかしこれは他の序文の訳を参照すれば修正可能なものです.

特に,最後の部分は,池田では訳を端折ってあり,あらっぽくなっています.また上の理由によって曲げた意訳もありましたので,大乗の訳を使って補正すると次のようになります.

「主は,しばらくの間少しも慈悲をまき散らさないだろう.わが預言書は成就するであろう.現れしものは(前の方で,「比類なき傲慢なもの」と表現されている人物),何度も大惨事や嵐の中,本予言詩を成就させるであろう.
 主は言う「私は彼らを踏みつけ彼らをうち倒し哀れみをかけない」.洪水と絶え間なく降る雨(すなわち1990年代)におそわれているとき,(補正はじめ)私の他の予言(すなわち幸福の科学関連以外のもの)を明白にし,(幸福の科学関連の詩については)場所,時間を限定し,後で(2000年すぎて)起きたことの意味を明白に理解できるようになるだろう.(補正終わり) 予言詩の前にあるこの長文は解読され,自由な文体で再構成されているだろう.別の国のそのものは,より明快に人々に話して聞かせるだろう.(補正はじめ)この手紙を父ノストラダムスからの贈り物として受けよ.4行詩を永遠なる神に祈りながらひもとくことを私は望む.神は汝が末永く幸せであることを聞き届けてくださるだろう.(補正終わり)」

この最後の部分から,息子シーザというのは,自分の実の息子でないことは明らかになります.なぜならば,シーザは当時ノストラダムスと一緒に行動しており,詩の内容を知ろうと思えば,知ることが出来たからです.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学57 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/15(Sat) 11:38

この後の詩を見ていきたいと思います.

3.46(池田Iによる)
私予言者といたしましては,天とは「丘の上の都市」ともうします
その中には光り輝く高次元知性体が存在し,その後星に固定される
彼の爆発音によって大変化が突然近づく年
それは決して吉兆ではないが,凶兆ということでもない


この詩は,今年(2001年)のことを述べています.1行目,2行目は,天上界の説明です.これは,天という言葉が詩の中に多く使われてきたため,それが単なる絵空事ではなく,実在するものを指していたとことを意味する重要な詩となっています.また3行目は,ニューヨーク飛行機テロを指しています.序文にもあるようにノストラダムスは,この事件を象徴として大変注目しているようです.大変化とは,序文の大変革のことをさし,過去メシアの降臨と共に起きてきた変革と同じ種類のものを意味します.ここでは人類の意識改革,次元上昇(アセンション),霊性時代の始まりを意味しています.そして,このテロ事件が,悲惨な事件であるが,凶兆かというと,必ずしもそうとは限らないといっています.序文とあわせて考えれば,この年に大変革が起き始めることを表しているようです.

2.45(池田Iによる)
あまりのことに天は嘆き悲しみ,アンドロジンを使わす
天の近くで人間の血がまき散らされるから
多くの人々を死んだ後で再生(救う)するのでは遅すぎるから
遅まきながら,ついに待ちこがれた救助の手がやってくる

天がでてきますから,幸福の科学関連の詩です.またノストラダムスの詩の主要なテーマが幸福の科学の変貌と地獄の到来でしたから,この詩は,その救助がやってくることを表しています.遅まきながらとあるので,2000年をすぎてからであろうと想像できます.天の近くで人の血が流れるとは,幸福の科学関連で多くの犠牲者がでること,また特に有名な方の死(これについては詩があるが本解説では説明しなかった)も含めてそれらの悲惨なことを指していると思われる.三行目は,生きているうちの救済が大切であることを言っている.さて,アンドロジンであるが,これは,すべての解説者が「男女の区別の分からないもの」あるいは「両性」などの意味であることを言っている.使わされるものの特徴を指しているが,現時点ではなにを意味するか不明としておきたい.

3.4(池田I,大乗)
光の弱まった月のようなものが複数で近づいてくるとき
その偉大なるものは地上近く空中に
大寒波により憔悴しきり,危機が周辺に広がる
まさにそのときその神託がくだる

1−3行目は教祖夫妻を指しているようである.大寒波は,サタンによる影響であり,その支配が強くなったとき,危険が広がりだしたとき,まさにそのときに救助の神託が下ることを言っているようである.

3.5(池田Iと大乗)
二つの偉大なる灯明,その輝きが消えている近くで
3月そして4月にそのことが勃発する
おお,何という愛,まさしく二つの偉大にして平らかなるもの
大地も海もすべての場所に救助の手が

救助を行う実体についての説明である.1行目は,何度もでてくるように教祖夫妻を表している.その近くから,救助の手がでてくる.それらは,三月と四月に起点があることが述べられています.3,4行目は二人による救助のようですが,現時点では意味不明としておきたいと思います.

以上救助の詩は,まだ我々の目にはっきり見えていないため,簡単な説明を付けるにとどめました.天が黙しているわけではなく,警告や救助を行うために手を尽くすことだけが分かればよいと思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学58 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/15(Sat) 11:39

 たとえ救助が実際にあり得るとしても,結局自分を救うものは自分自身であるわけです.救助というのは手助けにしかすぎません.人間神の子,光の子といいますが,その意味は,自らの内にすべてがあるという事実につきるのではないでしょうか.そして,それは反省という自らの心を見つめる行為につきるといえます.

 初期霊言集は,大川氏,善川氏の創作ではないかと,よく言われていますが,日本人ならともかく,外国の日本語の出来ない霊などは,霊媒者の言語皮質に直結する意識の部分を用いて話をするわけですから,霊媒者の個性や意識に引っ張られることはあり得ます.霊言集が真実のものかどうかは,内容による判断が大切になります.善川氏等の問答は,今からみれば必ずしも十分なものとはいえないわけですが,よく考えて質問を出している部分も中にはあります.
 
 私が覚えている部分は,複数の霊に対する「悪と分かって悪をなすのと,悪と知らず悪をなすのとではどちらがより罪深いか」という質問です.10数年前の記憶を元に書いていますので,表現などは正確ではないことをお断りしておきます.
 この質問内容は,釈迦が弟子の質問に答えて「悪と分かって悪をなす方がよい」と答えたものとして有名です.禅問答のようですが,じつは重要な情報が含まれています.
 いわゆる上段階の如来級の霊人は,「悪と分かって悪をなす方がまだよい」と答えますが,菩薩級の霊人は「悪と知らず悪をなすほうが罪は少ない」と答えていたように記憶します.皆様はどちらを由としますでしょうか.それは単に個性だけの問題なのでしょうか.
 これは実は反省の法にかかわる重要な理解の段階を示しているように思います.正法実践の根幹をなす反省というものは,この解説でも何度か言及してきましたが,反省が真に中道の心を理解して行われたのであるならば「悪と分かって悪をなす方がまだよい」ということを是とするでしょう.しかし逆に,まだ中道の反省に至る前の段階においては「悪と知らず悪をなすほうが罪は少ない」と考えるかも知れません.「悪と分かって悪をなす」というのは,自分の心がある程度見えている証拠であるからです.良心の呵責も存在します.しかし「悪と知らず悪をなす」場合には,反省というものがありません.あるにしても,まだ中道ではなく感情的な部分を含むこだわりのある段階と思われます.また,何よりも心の中に神があると言うことを悟っていないといえます.
 このように,神理の立場からみれば,霊言集も味わい深いものとなるでしょう.話されている内容の心を読むということは大切と思います.


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学59 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/16(Sun) 09:04

予言詩解説の最後に,今後と運命についてまだ解説してないものをまとめてみたいと思います.

「すべてによい変化が」
4.21(大乗)
変化はひどく難しいが
街や田舎は変化が増してくる
非常に思慮深い心が置かれ無価値を追い出すだろう
陸,海,人々の状態が変わるだろう

新時代の変化が,徐々にではあるが,訪れることを予言した詩であろう.

「活動の終わり」
10.84(池田VI)
生まれながらにして非常に高し,その高さは決して低いものにはあらず
活動が終わって後,その器を残念に思う
地底深く潜り込んで,法廷での弁論はせず
仕事も敗者であることもすべては音のしている間だけ

活動の終わりがくることを言っている詩である.生まれながらに器の非常に大きいものであったのに残念である.その器を神に仕えることに使ったなら....
その人は,意識を地下に深く潜り込ませ,訴訟を多く起こしながらも自分で弁論はしなかった.その仕事も,また敗者になったことも,喋って生きている間だけのことである.

「偉大なる人の死」
4.20(池田VI)
豊かなる平和,長い間間借りした場所
その統治のすべてと,王家の紋章が捨てられる
肉体は洪水の最中に死に,地は売られる
死体は埋められる,むなしいときが明らかになる


ノストラダムスの予言の中の幸福の科学60 投稿者:比丘 投稿日:2001/12/16(Sun) 09:05

4.55(池田VI)
煉瓦の棟の上に鳥が集まるとき
7時間も泣きわめくこと以外なにもしない
予言されし死は血の立像のごとし
君主は殺され,人々は神に祈る


池田VIで「弔辞」として説明されている詩
2.13(池田VI)
魂のない肉体はもはや生け贄にされない
死の日は次なる誕生の日なり
神の御心は魂を至福へ導く
我が言葉は不滅なり


「霊言集の発見」
3.94
五つの世紀を経て,世人は気づくだろう
その時代の珠玉の存在を手にするだろう
突然大いなる真実が伝えられ
その世紀に生きる人々は大変満足するだろう

500年後に,霊言集が再発見され,その時代の人々を満たすと予言されている.初期霊言集で説明されていたもの.

駆け足で,運命を書いたと思われる詩を見てきました.これらの詩は未来のことであり,確実性があるわけではないことをお断りしておきたいと思います.このほかにも多くの関連した詩がありますが,まだ解読は済んでいません.しかし主立った詩については,説明できたのではないかと思っています.隠語など主要なものは,すでに解説してきました.残りの詩については,事後に誰かが解読することになるでしょう.


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