2002年10月27日(日)はバザーでした。2年間雨の中のバザーでしたが、今年は快晴、無風状態の素晴らしいバザー日和でした。久しぶりの好条件下のバザーは実に楽しくできました。
熊公の持ち場は『杵つき餅』のコーナーです。勤めて2年目から餅つきをしていますから餅つきは体にしっかり染みついてしまっています。
毎年必ず教え子達(今年23才になる)が手伝いに来てくれます。この子達が本当に献身的に働いてくれます。毎年彼等の姿を見て元気づけられています。
お父さん達と餅つき 5・6年生が制作したものを販売する児童コーナー
今回のバザーではいくつも嬉しいことがありました。
@ 出逢い
一つは鍛冶屋の友とお会いすることが出来たことです。このことは前ページに書きましたからこちらを見て下さい。その他にも、バザーがあることをお知らせしたことで遊びに来て下さった方達が挨拶に来てくれました。
A 東星ファミリー
ご父兄のみなさんの真剣に働かれる姿、職員、児童生徒と『東星ファミリー』として一緒に家造りに励む様子は、素晴らしい感動を覚えます。このバザーが形でなく、精神的に一つになって行われている間は東星は安泰だと思います。
B ハッカパイプ
熊公はバザーにハッカパイプを作ります。以前は学校の欅の木の枝落としをしたものを使って作っていたのですが、最近はなかなか良い枝が出ないので、桂の木の丸棒を使うようになりました。1人で作りますからせいぜい40〜50個程しかできません、この数が子ども達を刺激するらく、今では『幻のハッカパイプ』と言われるようになりました。今年は45個作りましたが、販売した6年の売り子の子が「先生、5秒で完売だったよ!!」と、報告してくれました。運良く手に入れた子達が少々自慢げにくわえて歩いているのを見ると、来年も作らなくちゃ!!と思います。
C 教え子達
教え子達と会うのは楽しいことです。「○○大で△△の研究をしています」と、近況を報告してくれる子、赤ちゃんを抱いて「母になりました!!」と挨拶してくれる子、「12月に結婚することになりました!!」と報告してくれる子、献身的にお手伝いをしてくれる子達・・・・・。教師として一番嬉しい時間かも知れません。
毎年、餅つきコーナーを手伝いに来てくれる子達からは、本当に素敵なエネルギーをもらっています。就職している子、大学院で研究している子、様々ですが、このバザーの手伝いを喜んで買って出てくれます。この子達の姿に『東星の目指すべきもの』を見る思いがします。本当に素直に、立派に大きくなったな〜〜〜!!と、実感する一日です。
それを特に実感するのは片づけの時、多くはサーッと、引き上げてしまうのですが、最後の最後まで片づけをしてくれる姿は毎年感動します。
熊公の持ち場の蒸籠掛けの釜場 バザー最後の六年生による歌声広場
D 飲み会
餅つきを手伝ってくれた子達と一緒に楽しい一時を持ちます。昔の思い出話をしたり、近況を報告しあったり、ワイワイと語り合います。餅つきコーナーを手伝ってくれている子達は、熊公が1・4年、もう一人の先生が2・3・5・6年を持った、6年間でたった2人の担任しか知らない「悲惨な!?」子達なのです。それだけ繋がりが強いのかな?
お手伝いをしてくれた教え子達との楽しい一時
以前紹介した「ビールの会」の教え子達と今回ジョイントしたかったのですが、ビールの会の子達が忙しく都合がつかずに残念でした。来年こそは成功すると良いのですが・・・・。その前に何とかチャンスを作ろうかと思います。
今年は素晴らしい天気の下、充実したバザーになりました。
(2002.10.28.)
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