熊公の独り言 Ⅱ



◆ 秋の遠足 ◆
　１０月２９日（水） 秋の遠足に行きました。
　コースは西武秩父線の高麗駅から日和田山・高指山・物見山に登って、五常の滝を経て、武蔵横手駅までのコースで、８ｋｍ位です。３年生には長からず短からずで、標高差も適当ではないかと思っています。弱音を吐く子は１人もいませんでした。
　日和田山には男坂と女坂の２つのコースがあり、３年生のほとんどの子は男坂の岩場コースを選び登りました。岩をよじ登る男坂は、小学生の冒険心をかき立ててくれるすてきなコースだと思っています。「コワ～～イ！！」と言いながら、楽しんで登っている姿は自分の幼かった頃を思い出させてくれました。

　２６日の『東星バザー』の日までは、今日、２９日は雨の確率５０％でしたが、今日は快晴の１日になりました。前日が１日雨でしたので、滑りやすい場所もありましたが、秋の自然を満喫することが出来ました。

　
　　　　　　　男坂の岩をよじ登る　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ススキが穂を出す広場で景色を眺める

　
日和田山頂上でクラスごとに記念撮影

　
　　　　　　　　　　　　楽しいお弁当　　　　　　　　　　　　　　　　　お母さんの愛情一杯のおむすびを見せてくれる子

　前日が雨でしたから、最後の目的地の「五常の滝」はいつになく水量が多く豪快な滝音を立てていました。また、沢ガニも沢筋から抜け出して、道に出てきていたりして、子供たちは興味津々、小さな沢を渡る度に、「沢ガニ探せ！！」と、号令を掛けると、「ワ～～！！」と、飛んでいってカニを見つけていました。捕まえたカニは東京に持ってかえっても死んでしまうから元に戻そうということで、全部沢に返しましたが、カニがどんなところに居て、どうすれば見つけられるかは教えられたかと思います。虫も結構居て、キャ～～！！と逃げる子、捕まえて観察する子、自然をたっぷり楽しむことが出来ました。

　
　　　　　　子供たちの興味をそそる沢ガニ　　　　　　　　　　　　いつもより水量の多い五常の滝

　ススキやコスモスの花を見ながら、秋の奥武蔵の里山を楽しく歩くことが出来た１日でした。遠足は子供だけでなく、大人も楽しいですね！！
（2003.10.29.）





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