熊公の独り言 U




◆ クロカンスキー ◆
 スキーシーズンも終了しましたし。今年も3月末(29日〜31日)に戸隠に行って来ました。たった2週間前のことですが、ずいぶん時間がたったような気がしています。
 いつも全員そろっての『ズッコケころびーず』でしたが、さすがに息子も高校生になると、部活動に参加するからと、隊員1号(長男)は欠席でした。残念で、淋しいスキー行になりましたが、子供が自分の判断で家族のスキー行よりも、クラブ活動を選んだのは、それだけ大人になってきたことの現れでもあり、喜ばなければならないのでしょうね・・・・。後方支援をしてくれている熊公の母親にお願いして、妻と次男の3人でのスキーとなりました。

 今年は暖かく、東京は桜が2〜3分咲きになっていました。しかし、戸隠はまだまだたっぷり雪がありました。いつものように、お昼に戸隠に着き、最初に行く『うずらや』さんで蕎麦を楽しみました。続いて、『十輪コーヒー』に行ってしっかり戸隠モードにしてから、いつも行く『パイプのけむり』にお土産を届けに行き、楽しく時間を過ごしました。2時半ころ宿にしている『めるへんひゅって』に。お客さんも居なければ、宿の方も居ない・・・・・。しばらくして、長女の麻木さんがこられてチェックイン。
 その日は、3時過ぎからフィールドに出て、光明院付近を散策して宿に戻りました。戸隠の峰々が綺麗に眺められ、雪原を歩く楽しさを1年ぶりに堪能しました。
 宿に戻る前に『ヒマラヤ』という喫茶店に行き、熱々の『ドゥードゥー茶』を飲み、それから宿に戻りました。

 
戸隠の峨々たる峰々                         喫茶店ヒマラヤ

 何と、今日の宿泊は熊公家のみ、いつもは常連さんとお会いするのに、今年はさすがに暖かくてみんなこられなかったのかな?
 嬉しいことが一つ、長男の草介さんが結婚されて、赤ちゅんが生まれていました。『そらちゃん』、奥様は『ゆかりさん』、春子さんが逝かれてしまって、淋しかった『めるへん』に家族が増えて、またまた明るさが増しました。


草介さんの奥様ゆかりさんとそらちゃん

 でも、猫の一平君、体調不良で入院中でした。会えなくて残念でした。早く元気になって戻ってきてもらいたいものです。

 2日目は、戸隠牧場の方へお弁当持ちで行く予定でいましたが、昼過ぎから天気が悪くなると言う予報です。濡れ鼠で長い距離歩くのは嫌ですし、霧に巻かれると遭難してしまう危険もありますから、今回は森林植物園の入り口から随神門→天命稲荷→鏡池→森林植物園入り口のコースに切り替えました。
 いつも渡るスノーブリッジ、今年はありませんでした。やっぱり暖かいのですね・・・・。沢を流れる水量も多かったです。
 鏡池までは天気に恵まれました。11時半頃に池に到着して、西岳を眺める雄大な景色の中に雪のテーブルを作り、宿に作ってもらったお弁当を開き、コーヒーを沸かし、熊公はワインを楽しみました。

 
春が近いね!!


今年もにっこり!!

 
キリンさんに似てるかな?                       僕は森の王子様

 
僕達はやっぱりカメムシでしょうか?

 
いただきま〜〜〜す!!                      活躍する自作ナイフ

 今年も、葉柄痕を探し歩きました。副隊長は落ちている木の実や小枝を集め、「これで飾りを作る!!」と、張り切っていました。
 だんだんと雲が多くなり始めたので、引き上げることにして、森林植物園入り口までの短絡コースの丘越え、ここで雨がポツリ・ポツリと降ってきました。

 
副隊長の集めた小枝 さてどんな作品に?                 西岳をバックに記念撮影

 
いつもより姿を現しいる石像  やっぱり暖かいのですね!!

 丘を越えて植物園入り口に出た頃にはパラパラという状態になっていました。県道を越えて、越水が原の登りにはいるとだんだん雨足がひどくなってきて来ました。いつもの目的地、『パイプのけむり』まで何とかたどり着きましたが、しっとりと濡れた状態になっていました。『パイプのけむり』ではベーコンとニジマス・グロールシュビールを楽しみ、オーナー御夫妻と楽しい時を持ちました。
 自作ナイフも持って行ったので、それを見ていただき、トマトを切って切れ味を試されました。「重量感があって良く切れますね!!」と、褒めていただき、何となく嬉しかったです。
 ころびーずの副隊長と隊員2号は「スパイシーカレー」「ビーフシチュー」更には「手作りケーキ」を食べて、「どれも美味しい〜〜〜!!」と、太ることなんか気にしないで食べていました。本当に美味しいのです。

 
パイプのけむりでの楽しい一時 ここでもナイフが活躍

 『パイプのけむり』を後にして、宿まで100mくらい、霧が出始めていました。まだフィールドにいたら、コースからそれていたかも・・・・。コンパスにGPS、地図は持っていますが、雨・霧の中で方向を探す作業は容易なことではなかったでしょう、コースを短く設定して正解でした。
 今日はお客さんが一グループありました。以前お会いした方々、一昨年亡くなられた春子さんの同級生の方達でした。夜は談話室でご主人と楽しい語らいの時を持ちました。

 3日目、最終日です。天気は見事に回復していました。ゲレンデに出るかフィールドに出るか思案のあげく、ゲレンデに出ることにしました。ゲレンデは最終週ということで4500円の一日券が2500円、おまけに水曜日はレディースデーで、女性は2000円、メルヘンで季節優待券をかしてもらっていますから、計算上は6本滑れば元が取れちゃう計算です。雪質はさすがにザラメ状態ですが、頂上の瑪瑙山(1748m)付近はまだまだ充分の雪質、楽しく滑りました。

 
瑪瑙山山頂で鹿島槍ケ岳方面をバックに              山頂付近は霧氷が付いています

 最初は瑪瑙山付近は濃霧に包まれましたが、次第に快晴に、戸隠連邦、左奥に白馬・五竜・鹿島槍・爺ヶ岳・・・・のアルプスの眺望が素晴らしく、気温も低いので、山頂付近のトドマツの葉には霧氷が形成されていました。12時半まで10本滑ってゲレンデを後にしました。

 最後の食事は中社一番下の、毎年暮れに蕎麦粉を注文する、『山一屋』さんへ。美味しい蕎麦を食べ、蕎麦粉を購入して帰路につきましたが、お店の方が戸隠大根をわざわざ畑から取ってきてくださり、頂いてきました。
 最後に『パイプのけむり』に行って、オーナー御夫妻とお話をして、ベーコンにジャムなどを購入して帰路に付きました。時計は3時半でした。
 更埴ジャンクション付近で眺められる高妻山・戸隠の峰に「また来るよ〜〜〜〜!!」と、叫び上信越道には入りました。隊員1号の欠席は残念で、淋しかったですが、今回も本当に楽しいスキー行でした。


 今日は4月11日、復活祭の日です。今日はこれから戸隠の蕎麦粉で蕎麦打ちをします。

 日本は平和ですね、2日前のイラクでの『日本人人質に取られる』の報道、緊張させられました。昨日の復活徹夜祭では、旧約聖書の『出エジプト記』の朗読があります。朗読を聴きながら、神様が守ってくださることをひたすら祈り、ミサ中の共同祈願でも代表が人質の解放のことを祈りました。
 と、どうでしょうか、この復活祭の朝に、人質が24時間以内に解放されるというニュースが・・・・。感謝です。良かった!!これでこれから打つ戸隠蕎麦が更に美味しくなりそうです。世界に平和が訪れますように!!

 最後に副隊長の作品を・・・・。

鏡池の景色をイメージして作ったとか?
芸術は難しいのです・・・・
(2004.04.11.)






トップへ
戻る
前へ
次へ

熊公の独り言 T 熊公の独り言 V 熊公の独り言 W 熊公の独り言 X

熊公アニメの部屋 鍛冶屋の部屋入り口 好きな所入り口

高山植物のページ 菊谷さんのMIDIの部屋 リンクのページ お便りのページ