2005年6月10日(金)
お友達のプチ・E.J.ちゃん!?


昔々アメリカで学校に通っていた頃の先生、アイリッシュのミセス・スミスの瞳は
アメリカ人の憧れ、グリーン。
アップで面と向かっていると、エメラルドグリーンの大きな瞳に吸い込まれ
そうなんだけど、思わずじーーーっと見とれていました。
そして、プチ・ブリュちゃんにせがまれてなんとかできあがったこの子は
バイオレットの瞳。色白で、憂いを含んだ美少女、といった感じです。

金髪で色白の、紫の瞳の美少女が目の前にいたら、なんだか身震いして
しまいそう...。

プチE.J.は、白いボイルのワンピースに、やはり白いバチストのエプロンドレス。
小さな金髪の美少女を2人並べたら、何だかとっても楽しそうなおしゃべりが
聞こえてきました。   
今回は本当に少しの作品しかできませんでしたが、明日人形達といっしょに
浜松町でお待ちしています。


「あたくちが人間だったらこんな感じ?」
          
(-_-;) 
     あたくちって...。
     しかも外人だった?
2005年6月4日(土)
Petite Bruができました。
伏し目がちのブリュもかわいいけど、この子はパッチリ、つぶらな瞳。
まだ下着姿のこの子を机の上にのせて、向かい合わせに作業をしていると
つい目が合って、「次はドレスだね。」などと話しかけると、「うん、待ってる。」と
ウルウルのお目々で答えてくれるのです。
そして今度はワクワクっていう感じでじっと私を見てる...。
「次はお帽子だね。」と言うと、また「うん、待ってる。」っとウルウル...。
最後に小さな小さなブーツ(身長20cmのこの子の靴のサイズは2.3cm)
ができた時には、「ありがと...。」と言う声が聞こえてきました。
小さいけれど総裏にしたドレスは生地が薄くて、手の皮まで縫ってしまいそう!
そして、レースはすべてアンティーク。
おかげでとってもおしゃれなパリジェンヌのBruちゃんになりました。
パラソルも持たせてあげたいナ...。
「え?なになに、まだ裸んぼのお友達プチE.J.ちゃんにも、ドレス作ってネ?」           (-_-;)  って、(ミニチュアショーには) 間に合わないよぉ〜〜〜!

先日、eBayでゲットしたアランソンのアンティークレースを背景に。→
2005年5月25日(水)
Petite E.J.のヘッド
描き目の子は別として、ビスクドール制作の一番の難所がアイカットです。
卵の殻のように割れやすい段階で、ふちの部分は厚さ0.2〜3mmという薄さにまで
左右対称に開けていかなければならないからです。
その後、1日がかりの素焼きをして、ペイント、焼成を4〜5回繰り返します。
そして両方の目を入れてみてやっと、グラスアイがフィットしているかどうかが
わかるのです。写真は、今日初めて目を入れてみたPetite E.J.のヘッド。
瞳の色でも随分と雰囲気が変わります。
6月のミニチュアショーにと思っているのですが、これから下着、ドレス、ウィッグ
靴下、靴と作っていくので、完成できるかどうかわかりません。(^_^;)
今回のミニチュアショーは制作時間が足りなくて、出展数が例年よりかなり
少なくなりそうです。
楽しみに待っていてくださる皆様、申訳ありません〜〜〜。
2005年4月30日(土)
れんげの里へ
お花続きです!昨日は今年一番の暑さの中、神奈川県綾瀬市にある
城山れんげの里に行ってきました。子供の頃に見た、ピンクの絨毯
とまではいかないけれど、東京都内では見られないれんげの花を
見ることが出来ました。思い出の中ではれんげの花とおたまじゃくしは
いつもセットで見られるものなのですが、おたまじゃくしは今回はなし。
かわりに鯉のぼりが気持ちよさそうに泳いでいました。
お花畑の中、少女の頃(一応あった!?)を思い出して暫し
ノスタルジーに浸った幸せなひとときでした。
ところで、牡丹の花の精はあんなだけど、れんげの花の精ってこんな...? →

   ちょっと!おもちろくない冗談言ってないでなんとかちて!
          あたちは暑くて暑くて、もうダメ...。

ミニチュアフラワーの馬原さんにれんげのお花、おねがいしようかナ!
2005年4月22日(金)
花競
実家の母は、1年に1週間くらいしか咲かない牡丹の花を何十種類もその1週間のために
1年間大事に
育てていますその母の影響で、我が家にも1種類だけ、花競(はなきそい)
という牡丹があります。
大した手入れもしていないのに、今年も見事に3つ花を咲かせてくれました。
どちらかというとすみれやレンゲ、雑草ともいえるカタバミ、なんかが好きですが
1年中見られるバラなどに比べると、牡丹の開花期間は一瞬なので、花自体は豪華なのに
はかない感じがして、そこに惹かれるのかもしれません。
バラよりボタン...。あれっ、どこかで聞いたことが
...?

皇(すめらぎ) なつきさんという、絵が恐ろしくうまい、中国史や李朝の話が得意な
漫画家がいて、作品の1つに牡丹の花の精の話を描いたものがあります。
この人の描く美女はどれも本当にとびっきりの美女ばかりで、またその衣装が優美で
すばらしいので、皇さんのマンガを読むたびに、こんなオリエンタルドールが作りたい!
と思っていますが、それはぜんぜん実行されないまま...。(T-T)
可憐な牡丹の花は、ほんのりといい香りがして、春風を受けて、はかなげに揺らいでいる
その姿を見つめていると、本当に花の精が現れてくるようです。

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