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変わるアメリカ(1)

このページはアメリカについて通信します。アメリカの国土は広大です。車で走るとどこまでも果てのない道路が続いているといわれます。地図でみるとなんと大きな国なのでしょう。日本と比べるとその大きさは計り知れません。何時かは、アメリカのハイウェーをドライブしてみたい気がします。そこに住んでいる人たちは白人や黒人、ヒスパニック、アジア系などさまざまです。彼らはそこでどんな暮らしをしているのでしょうか。どのような夢をもち毎日を生きているのでしょうか。私はアメリカに行ったことはないし、アメリカのことはあまり知りません。ただ、ニュースなどでアメリカのだいたいの姿は知っています。
その多民族国家アメリカが変わりつつあります。予想もできないような変化が起こっていました。なぜこんなに変わったのでしょうか。
そこで、アメリカの人びとに起こっている変化を探ってみたくなりました。すでに知られているように、民主党のオバマ候補は大統領選挙において共和党候補に圧勝しました。私は、TV中継を見ていて気がついたのですがオバマ候補は巧みなスピーチをします。人びとをひきつけてしまうスピーチに長けています。でも、他の候補だってスピーチは得意のはずです。人びとはオバマ候補のどこに惹かれたのでしょうか。なぜ、人びとはオバマ候補のスピーチを聞いて涙を流すのでしょうか。なぜ、彼の声に感動するのでしょうか。オバマ候補は優れた政治家だと思います。でも、優れている人なら他にも大勢います。彼のどこに魅力があるのでしょうか。彼は何者なのでしょうか。彼はどこで人びとの心をとらえる術を学んだのでしょうか。彼はこれまで政治家としては無名でした。他の候補のほうが政治経歴が豊富で政治家として名が通っていたのです。政治の舞台では経験が重要な要素になると思います。他国の首脳との会談でもこれまでの豊富な経験がものを言います。特にアメリカの大統領ともなれば、その識見に加え豊かな政治経歴が要求さると思います。でも、彼は大統領候補としてはほとんど無名に近かったのでした。民主党の候補者には早くからヒラリー氏の名前が挙がっていました。オバマ氏は直前になって名乗りを上げたのではないでしょうか。その彼がどうしてヒラリー氏に勝ったのでしょうか。私はオバマという名前は知らなかったし、ヒラリー候補が党大会において大統領候補に指名さるることは確実だと思っていました。しかし、優勢のはずだった彼女が劣勢に立たされていったのでした。その差はどんどん広がりました。どうしたのでしょうか。何が起こっているのでしょうか。私にはその理由が分かりませんでした。
・・・これらのページは「オバマ演説集」(朝日出版)に基づく

・・・(2008.12.8)
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