思い出
矛盾 韓非子
楚人(そひと)に楯(たて)と矛(ほこ)とを鬻(ひさ)ぐ者有り。
之を譽(ほ)めて曰く、吾が楯の堅きこと、能(よ)く陷(とほ)すもの莫(な)きなり、と。
又其の矛を譽めて曰く、吾が矛の利(と)きこと、物に於て陷(とほ)さざる無きなり、と。
或ひと曰く、子の矛を以て、子の楯を陷さば何如、と。
其の人、應(こた)ふること能(あた)はざるなり。夫れ陷すべからざるの楯は、陷らざる無きの矛とは、世を同じくして立つ可からず。
漢文の授業で、矛盾を教わりました。先生の話を聞きながら、このやり取りが、なにか可笑しいような気がしました。このやり取りこそ矛盾です。日ごろ、私たちが使う矛盾とはここから来ていたのでした。なお、矛とは槍のような武器だということです。教室では、優れたクラスメートにかこまれて授業を受けました。
また、先生の教えがとても新鮮に映りました。
・・・(2009.12.2)
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