古希
学校は閉校して1年近くになります。振りかえると、学生時代の私は未熟な生徒でした。先生の説明もあまり理解できない私でした。でも、私は卒業することができました。かつては考えもしないことでした。高校を卒業できたのです。いまは、高校卒業など当たり前と思われるでしょうが、私には高い峰でした。卒業して新しい道に向かうことができました。卒業は私にとって大きな転機になりました。
私は昨年末に古希を迎えました。
古希の由来を調べてみました。杜甫による「人生七十古来稀」という句があります。
教室では、杜甫や李白の五言絶句や七言律詩を教わりました。その杜甫による作でした。
朝は回り日日春衣を典ず
江頭に到る毎酔尽して帰る
酒債尋常行く処常に有り
人生七十古来稀なり
以前は70歳を迎えることはまれでした。最近は70歳などは当たり前になったので、古希にかえて“近多”とも言われるそうです。“近年多し”という意味でしょう。
でも、言葉の響きは古希の方が断然勝ります。
だれでも時の流れに逆らうことはできません。
若いときは気力が充実し、溌剌としていた人も、年齢を重ねるにつれて次第に輝きを失っていきます。このことを阻むことはできません。
私の髪も真っ白になってしまいました。これまで、普通に年を重ねてきましたが古希を迎えたという実感はわきません。ただ、健康面では不安を抱えていました。身体の不調に悩まされてきました。これからもやまいと向きあう日がつづきます。・・・
毎日が単調で静かです。
このホームページも何時までつづけられるでしょうか。
・・・(2010.1.1)
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