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卒業生の皆さま

お元気で毎日を過ごされていますか。朝晩はかなり寒さがましてきました。夏が暑かったのでその分だけ寒さが厳しく感じられます。外にでると寒風が身を切るようです。風邪をひいたりしないように注意が必要ですね。風をひいたり怪我をしたりすると、若いときと違って治るのに極端に時間がかかってしまいますから。・・・
卒業生の皆さまはパソコンやインターネットに親しんでいますか。携帯やパソコンは最近出てきたものなので、少し前の世代には馴染めないところがあると思います。最初の頃、私はパソコンの使い勝手が分かりませんでした。パソコンに接したのはかなり前ですが、仕事で用いたのはほとんどワープロだけでした。表計算ソフトを使ったこともありますが他人が作ったソフトを利用するだけでした。パソコンは得意ではなかったのです。まして、ホームページも作ったことはありませんでした。今の世代の人はどうでしょう。パソコンやインターネットを使わない若者など考えられないですね。時代は大きく変化してしまったことを感じさせられます。
ところで、両国高校定時制の閉校のニュースに接したとき、私は、インターネットで両国高校定時制のサイトを探してみました。でも、どこにも見つかりませんでした。卒業生の誰かが学校のホームページを作ってくれているだろうとの淡い期待をもっていたからです。期待していたホームページはどこにも見つかりません。もうすぐ閉校してしまうのに。・・・
そんなことから、このホームページが始まりました。最初の頃は何も分からずに試行錯誤の連続でした。パソコンのガイドブックを読むと専門的な用語であふれていて難しいと思いました。せっかく作ったページを誤って全部消してしまったり、ページを保存するのを忘れたり失敗ばかりでした。そんなときは悔しいですね。でも、最初の一歩がクリヤーできると見通しがつくものでした。ページをつくっていると、ページの中身が問題になってきます。焦点は両国高校定時制の教室に絞りました。とにかく、心に残っている先生がたやクラスメートの思い出に焦点をあわせました。そのときから、教室の様子を思い描きながらの生活に変わりました。卒業してから40数年も経っているので記憶がぼやけてしまっていました。少しずつ記憶の糸をたどることから始まりました。灯火の下で先生がたが話しかける様子を思い描きました。教室で机に向かっているクラスメートの姿を思い描きました。そして、少しずつ思い出がページに形となってきました。続けるうちにページが増えていきました。ときどきですが、ページの作成が思うようにならないと感じます。文章を作るのは難しいことです。文章を作るには発想の豊かさが必要です。それが私にあるとは思えません。ページが作れないときは苦しい気持ちになります。ときには限界も感じます。また、読み返してみると同じようなことをだぶって記してしまっているページも見つかりました。ページが大きくなってくるとそんな問題も起こるのですね。・・・
このページは今後どうなっていくでしょうか。時折り、考えますが分からないことです。
・・・ (2008.11.10)

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両国高校定時制

都立両国高校定時制