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卒業生の皆さま

卒業生の皆さま、お元気ですか。私が在学していたときに、入学式や卒業などの式典の折には、必ず桂友会の入江会長が見えられて私たちを激励してくれました。在学していたときの私は桂友会そのものがあまり分かりませんでした。私は、あの人はどういう人だろう、それにしても学校のことをよく知っている人だと思いながら話を聞いていました。
入江会長は、壇上からいつも笑顔を絶やさず、親しみがもてる語り口で私たちに話しかけてくれました。私は遠くから話を聞いているだけでしたが。・・・
後になって入江会長が卒業生であり同窓会(桂友会)の会長であることを知りました。入江会長は桂友会の会長として定時制教育の振興や援助に当たってくれていたのでした。多くの卒業生の中にも入江会長の話を聞いたことがあるはずです。その親しみやすい話しかたが印象に残っている人も多いと思います。また、後になって、入江会長が江東区議会議員であり地域の振興にも大きな役割を果たしていたことを知りました。今になって思うことですが、在学中に一度お話できる機会があればよかったなと思っています。
更にひとつ、話題があります。学校が閉校すると同窓会(桂友会)はどうなっていくのでしょう。このことは誰でも考えると思います。
でも、この話題はあまり考えたくないことです。・・・何故でしょう。
桂友会は役員諸氏の努力でしばらくは会として存続し会員の情報交換や親睦を図っていくことができるでしょう。でも、よって立つ学校がなくなってしまいます。その先はどうなるのでしょうか。新しい会員も入ってきません。同窓会の主たる目的である母校の教育の振興という役割も担うことができません。
どうなるのでしょう。・・・それ以上は考えないことにしましょう。考えても先が見えないのです。でも、あれこれ考えても仕方ありません。流れにまかせるしかないように思います。
・・・ (2008.11.10)

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