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卒業生の皆さま

卒業生のみなさま、お元気でしょうか。今年はアメリカ発の金融危機で幕を閉じそうです。世界を覆う金融危機は簡単には収まらないということです。この煽りを受けて実体経済にも悪影響が起こっています。アメリカの景気が冷え込んでしまい、受注が減って製造業にも影響が出ています。各国の輸出が伸び悩み、製造業が苦しんでいます。その結果、中小企業にも悪影響が及んでいます。景気が冷え込んでしまい、人びとの購買力が弱まり、企業の受注が減少しています。これは世界的な規模で人びとを覆っていて、特に外国ではその影響が大きいといわれます。また、発展途上国では人々の暮らしに深刻な影響が及んでいるといわれます。そこで、この金融危機に対処するために、各国の首脳は大胆な財政出動を主張しています。各国が協調連携してこの危機に対処しようとしています。私も、この考え以外に道はないと思います。日本でも、政府は各国と連携を強め、アメリカの新政府とも協調していく必要があります。アメリカは政権の移行期なので新しい政策を打ち出しにくい状況にあります。新しい政策は新政権発足後の年明けになるということです。
国内では財政の出動もためらうべきではありません。また、積極的に各国と協調して発展途上国の援助も行うべきだと思います。特に主張したいことは国内の中小企業に手厚い施策を実施することです。財政基盤の弱い中小企業の実態に合わせたきめ細かい支援策を継続的におこなう必要があると思います。
金融というと一般には理解しがたい分野です。専門家にしか分からない世界なのでしょうか。私などは、何度解説を聞いていてもあまり分かりません。・・・
この金融危機による経済不況の回復にはかなりの時間がかかると見られています。今年は大変に厳しい年末を迎えそうです。
この程度のことは誰でも分かっていることで、改めて言うまでもないがページとして掲載させていただきました。皆さま、寒さに向かう折、お元気でお過しください。
・・・ (2008.11.14)

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