今日から11月、今日の朝はめっきり冷え込みました。外に出ると、昨日までの温かさとうって変わり、身を切るような風の冷たさでした。
今年も後わずかになりました。さて、今年の後半は大変な年でした。私たちは厳しい年末を迎えています。
アメリカ発の経済・金融の危機で世界中が混乱しています。各国の政府は金融機関に公的資金を投入しています。その他にさまざまな経済政策を実施して金融不安を解消しようと躍起になっています。それでも金融不安は収まりません。日本ではどうでしょうか。日本でも厳しい状況は変わりません。政府は減税をはじめとしてさまざまな景気を刺激する施策を実施しようとしています。こうした金融不安をうけて、日本でも株価の下落が止まりません。深刻なのは企業が受ける打撃です。世界の経済が冷え切ってしまい、輸出が伸び悩み、注文が激減したことから生産ラインの縮小を余儀なくされています。
新聞やTVから中小企業の窮状が伝わってきました。中小企業に注文が来ないということです。これが一番困ると思います。企業活動が継続できず優れた技術が維持できません。食料品が値上がりしているので家庭はできるだけ出費を抑えています。不要なものは買いません。このことが景気を更に悪くしています。日本の経済は外国に比べてまだ余力があるといわれています。しかし、容易でない事態だと思います。
特に発展途上国や貧しい国では事態は更に深刻ではないでしょうか。世界各地で食糧問題による暴動が起こったとのニュースが流れましたが詳しいことは分かりません。この金融危機にどのように対処したらよいでしょうか。
現在は相互依存の世界と言われています。どの国も一国だけで生存していくことはできません。政治や経済・文化のどれ一つでも一国だけでは機能しない時代だと思います。もちろん、どの国も国家の中には固有の問題を抱えていて、国家間での利害の対立もあります。そうだとしても相互に依存しあっている状態は変わりません。このような世界的な金融の危機に対しては、いっそう国家間の協調・協力が求められます。
まず、政府が、各国政府と協調・連携してこの金融不安の解消に努めることです。国内的には公的資金の投入や、減税および景気を刺激する大胆な経済政策を実施することや、経済の規制を緩和・撤廃することではないでしょうか。財政再建の課題は一時的には保留してもよいのではないでしょうか。これらの施策はすでに実施され、または進行中だと思います。これらの諸施策が早く身を結んでほしいことを誰もが願っていると思います。・・・(2008.11.1)
両国高校定時制