アルバム
都立両国高校定時制
「卒業して40年も経ったらどんなものでも変わると思う」
「そうだと思う。駅から学校に向かう通学路も変わった。以前は通りに面して文房具店
や書店があった。今では、おおきな建物に変わってしまった。そういえばJR錦糸町駅
もずいぶん変わってしまった」
「これから両国高校に行くことはあるか」
「定時制はなくなった。行く意味がなくなった」
「どんなものでも変わらないものはない。そう考えたほうがよい」
「学校がなくなる。それなのに何もできない。
なにかできることはないか、そんな思いにとらわれていた。
都立高校の再編はすでに決定されていることだ。
動かしようがないことだ。それは分かっているのだが。・・・・・・・・・
どんなものでも変わる。そう考えると気持ちが楽になる。
始めて移転のニュースを聞いたときはありえない話だと思った。
両高定時制がなくなるとは考えられなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なお、どのようなことがあっても、勉強することが大切だと思う。
校名や学習場所にはこだわらないほうがよい。浅草分校を応援したい」
「ところで、両国高校からは優れた人がでている」
「芥川龍之介をはじめとして優れた人がでている。芥川の名を知らない人はいない。
ほかに作家として堀辰雄や半村良がいる。
堀辰雄は「風立ちぬ」などで知られている。作品もよく読まれている。
また、多くの学者もでている。
特に芥川龍之介の存在は大きい。作品は多くの人に読まれている。
たとえば、「蜘蛛の糸」などはやさしく書かれているので読みやすい。
それらの作品が人々に与えた影響はおおきいと思う」
「ところでページは何ページになったか」
「100ページをすこし超えた」
「ページをつくっていて困ったことはあるか」
「ページをつくるのは難しい」
「どこが難しいか」
「文を作るのが難しい。発想したり思い描いたりすることが必要だ。それらが乏しい。
自分の未熟さを感じる」
(2007.9.28)