両国高校定時制
定時制の灯火の下で私たちはどんなことを学んだでしょうか。それは多岐にわたります。・・・・・・
そこで、このページでは国語を考えます。授業では現代文、古文、漢文を学びました。現代文では、島崎藤村や国木田独歩を学びました。古文では枕草子や伊勢物語を学びました。
漢文では杜甫や李白の漢詩を学びました。また、孔子や孟子も学びました。
授業では先生がたから多くのことを学びました。それらを数えあげることはできません。先生がたは、豊かな個性をもち専門に秀でていました。
授業では相当高い内容を教わりました。その教えは、いつまでも生徒一人ひとりの胸に残っているのではないでしょうか。
卒業してしまうと毎日の生活や仕事のことで、頭がいっぱいになり学生時代に学んだことは忘れがちになります。それはやむをえないことだとしても、振り返ってみるととても大切なことを学んだと思います。
そこで、国語の教科書から、学んだ作品をいくつか取りだしてみました。卒業生ならこれらの作品のいくつかは学んでいると思います。
さて、改めて作品を読み返してみると難しくて困りました。たとえば、土佐日記を読んでみると分からないところが多すぎました。読みとおすことができませんでした。
かつて、このような難しいことを学んでいたかと思うと驚いてしまいます。
また、これらを読むと教壇にたつ先生がたの姿が浮かびます。ともに学んだクラスメートの姿も浮かんできます。もし、卒業生のみなさんがこのページを見たら同じ思いを抱くのではないでしょうか。 (2007.9.28)