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都立両国高校定時制
伊勢物語第23段筒井筒にでてくる生駒山がインターネットで見つかりました。伊勢物語は両国高校定時制2年のときにU先生から教わりました。そのときは、先生の教えについていくだけで精一杯でした。また、その場所が実在するとは思っていませんでした。この和歌はとても言葉の響きがよいくらいに思っていました。だが、実際にあることが分かるといっそう親近感がわいてきます。
生駒山はちょうど大阪市と奈良県の境付近で、奈良県にある生駒市の近くにあるようです。標高は642メートルなのでなかなか高い山のようです。山の斜面は開発がすすみ一部は住宅地になっているらしい。なんと山頂にはテレビ局の鉄塔や遊園地があり賑わいがあるということです。また、山頂からは難波方面の夜景がすばらしいということです。ぜひ、その場所に立ってみたいものです。生駒山の山頂には
「難波津を漕ぎ出て見れば神さぶる生駒高嶺に雲そたなびく」という万葉集の歌碑も設置されています。
ということは神のような山ということで以前から敬意がはらわれていたように思えます。
君があたり見つつを居らむ生駒山雲な隠しそ雨は降るとも
(2006.9.14)