両国高校定時制 

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都立両国高校定時制17

                                

 授業で学んだ国語

万葉集 (抄)

君が行き日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ   (巻2、85)

秋の田のほの上に霧らふ朝霞いづへの方にわが恋やまぬ    (巻2、88)

熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかないぬ今はこぎいでな  (巻1、8)

君待つとわが恋ひをればわがやどの簾動かし秋の風吹く    (巻4、448)

春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山      (巻1、28)

東の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ  (巻1、48)

ともしびの明石大門に入らむ日やこぎわかれなむ家のあたり見ず(巻3、254)

あふみの海夕浪千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ   (巻3、266)

これらの和歌に関連して斎藤 茂吉、島木 赤彦の作品も教わりました。