両国高校定時制
アルバム
授業で学んだ国語
万葉集 (抄)
君が行き日長くなりぬ山尋ね迎へか行かむ待ちにか待たむ (巻2、85)
秋の田のほの上に霧らふ朝霞いづへの方にわが恋やまぬ (巻2、88)
熟田津に船乗りせむと月待てば潮もかないぬ今はこぎいでな (巻1、8)
君待つとわが恋ひをればわがやどの簾動かし秋の風吹く (巻4、448)
春過ぎて夏来るらし白たへの衣干したり天の香具山 (巻1、28)
東の野にかぎろひの立つ見えてかへりみすれば月かたぶきぬ (巻1、48)
ともしびの明石大門に入らむ日やこぎわかれなむ家のあたり見ず(巻3、254)
あふみの海夕浪千鳥汝が鳴けば心もしのにいにしへ思ほゆ (巻3、266)
これらの和歌に関連して斎藤 茂吉、島木 赤彦の作品も教わりました。