アルバム
両国高校定時制
授業で学んだ国語
冬が来る 高村 光太郎
冬が来る
寒い、鋭い、強い、透明な冬が来る
ほら、又ろろろんとひびいた
連発銃の音
泣いても泣いても張がある
つめたい夜明の霜のこころ
不思議な生をつくづくと考えれば
ふと角兵衛が逆立ちをする
私たちの愛を愛といってしまうのは止そう
も少し修道的で、も少し自由だ
冬が来る、冬が来る
魂をとどろかして、あの強い、鋭い、力の権化の風が来る
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この詩はどうでしょう。詩をそのまま感じることがよいの
でしょうか。
もし、この詩が試験にでたらどうしよう。
どのように答えを書けばよいのだろうなどと考えてしまいま
した。そんな風に考えると難しくなってしまいました。