両国高校定時制
アルバム
授業で学んだ国語
わがひとに与ふる哀歌 伊藤 静雄
太陽は美しく輝き
あるいは 美しく輝くことを希い
手をかたくくみあわせ
しずかに私たちは歩いて行った
かく誘うものの何であろうとも
私たちの内の
誘わるる清らかさを私は信ずる
無縁のひとはたとえ
島々は恒に変わらず鳴き
草木のささやきは時をわかたずとするとも
いま私たちは聴く
いま私たちの意志の姿勢で
それらの無辺な広大な賛歌を
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伊藤静雄は明治39年に長崎県諫早に生まれた詩人です。この詩を読むと作者の理想主
義的な考えが伝わってくるようです。
作品には他に、「晴れた日に」、「有明海の思い出」など多数の詩があります。