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両国高校定時制 

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両国高校定時制29

 授業で学んだ国語
  
  てまりうた   高浜 虚子

てまりうたかなしきことをうつくしく

野を焼いて帰れば灯火母やさし

蝶々のもの食ふ音のしずかさよ

沈丁花春の月夜となりにけり

こがねむし投げうつやみの深さかな

白牡丹といふといへども紅ほのか

露の幹しづかに蝉のあるきをり

とんぼうのさらさら流れとどまらず

桐一葉日あたりながら落ちにけり

行く年のともしびなりと明かうせよ

高浜虚子は明治に生まれ、俳人としてよく知られています。正岡子規の教えを受けた
ということです。私たちは、普段の生活のなかでは俳句に接する機会はあまりありま
せん。忙しい生活をしていると俳句を考える余裕などないのでしょうか。でも、それ
はすこし問題かもしれません。ここに挙げられている作品は彼の代表的な作品なので
しょうか。これらの作品に接すことも大切なことだと思います。