産卵シーズンも終わり、メダカ達はまったり?しているようです。
屋外のメダカも元気ですが、無事に冬を越せるのでしょうか少し心配です。
2003年11月3日(月) 水質チェック
最近、メダカのことが以前ほど気にならなくなってきた。10月中旬に入って産卵のシーズンも終わって、子メダカは順調に成長している。親メダカの方はまったく手がかからない。時々は旅行とかでえさをやれないのだけど、2−3日だと大丈夫のようだ。そんな風に毎日あまり変化もなく過ぎていく。
ところで、今週は各水槽の水質チェックを行った。
pH、アンモニア、硬度、NO2(亜硝酸性窒素)、NO3(硝酸塩)の数値を調べたのだけど、とくに大事なのはNO2だという。NO2には毒性があり微生物がNO3に分解しないと、最悪の場合はメダカがなくなる。
最近の水替えは、週に一度だけ蒸発分を足し水するだけだ。でも時々は水質を調べて、危険値の場合は3分の1から半分くらい水を替えるのだ。そして、種水といわれる微生物を含んだ水を入れてやる。なんでも浜名湖の水が基で有害な亜硝酸、アンモニアを微生物が食べてくれるのだ。
幸いに各数値は良好であった。驚いたのは、あまり手をかけていなかった屋外の水槽の数値が最良だったことだ。おそらくメダカ密度が低いことと、太陽を毎日直接浴びるので微生物からメダカに至る連鎖がうまくいっているのだろう。
とても考えさせられる事実だったのだ。
2003年11月9日(日) 戦闘モードの子メダカたち
親メダカの食欲が少し落ちてきたような気がする。
食欲が落ちたというより、食への執着心が衰えてきたという方が適当かもしれない。今でもえさをやると群がってくるのだけど、前のようなパワフルな動きじゃないのだ。心なしか少しスマートになったような気がする
( ̄^ ̄)ふーむ。。。
一方、子メダカは、いつもいつも我先にとえさを目当てに群がってくる。
数十匹の子メダカたちがえさを奪い合う光景は、まるでバーゲンセール会場だ!
大きいのも小さいのもえさを求めて戦闘モードに突入してる。でもそんな姿をじーと観察しているととてもほのぼのとするのだ。
「ちっちゃくても僕たちがんばって生きてるだよっ!」 そう聞こえるのは気のせい?
2003年11月15日(土) 飼い主は唯一の外敵か
生き物を飼うことの大変さを改めて考えさせられることがあった。
リンクを張ってもらっている、「オレの作文」の管理人さんの愛猫’ぷー’が危篤になったのだ。幸い一命を取りとめ回復に向かっているが、家族みんなの懸命な奮闘振りは傍目で見ていても涙、涙だった。
うちにも数え切れない程のメダカがいる。メダカは弱い魚なので、卵をいっぱい産むし、いっぱい子メダカも生まれる。でも長くて3年、普通は1−2年でなくなるらしい。自然界では外敵に食べられたりして、どれほどのメダカが寿命をまっとう出来ずに淘汰されるのだろう。
幸い水槽の中のメダカたちはわりあいと平和で、外敵といえば飼い主くらいだ(笑)メダカとのつき合いの浅い飼い主には、メダカ達の状態は泳いでいる様子やえさを食べる量でしかわからない。24時間張り付いて観察しているわけでもないし、ましてや水中で生活することなんて想像もつかないからだ。
ある程度大きくなった子メダカは無事に育っているが、それ以前にかなりの子メダカがなくなったようだ。生まれつき体質が弱かったり、親メダカに食べられたり、自然に淘汰されたのだと思う(そう思いたい)。
ふとしたきっかけで飼いはじめたメダカたちは、この飼い主のことをどう思っているのだろう?今日は、久しぶりに「足し水」ではなくて、「水替え」をしよう!
2003年11月23日(日) 親メダカとの再会
親メダカの水槽に子メダカを移すことにした。
まず金曜日の夜に元気のよさそうなの3匹を移してみた。知らない世界に強制ワープさせられた3匹はなんのことか理解できないようで、ゆっくり水質を確かめるように泳ぎ始めた。3分もしないうちに元気に水槽の中を探検するかのように泳ぎ回っている。もう自分の子供だとわかっていない(?)親メダカたちもめずらしそうに眺めている。
翌日、前日に移した3匹の実験台が無事なことを確認。さらに4匹を移してみた。さらに翌日(今日)、7匹が無事なことを確認できたので、さらに4匹を移してみた。ぜんぶで11匹の子メダカが親メダカと同居することになった。
あまり元気がないように見えた最初の3匹も新しい仲間が増えて、今では小さいもの同士群れるようになってきたのだ。
子メダカたちは、親メダカに負けずにえさを食べている。親メダカ用の粒の大きなえさに悪戦苦闘しながらも懸命にえさを追いかけているのだ!「がんばれ!子メダカ!」 子メダカの群れをめがけてえさをやる親ばか飼い主であった。
ところで黒メダカが1匹なくなった。いっぱい卵を産んでくれたメスのメダカだった(
´Д⊂ヽ
綺麗な流線型の背骨が、頭の後ろあたりで角張っていた。不意に水槽にでも激突したのかもしれない。短い間だったけど、ありがとう。
2003年11月30日(日) 子メダカ元気です
親メダカの水槽に移した子メダカたちもすっかり新しい環境に慣れたようだ。
最初の3日間くらいは水面近くにいることが多かった子メダカも、おそらく沈むえさを与えているからだろう、今では親メダカ同様に底の方にいることが多くなってきた。親メダカを追いかけまわす元気なのもいる。でも中には気の小さい(?)子メダカもいて、親メダカと離れて一日中水面近くにいるやつもいるのだ。
ほんとに子メダカにもいろいろなタイプがいて見ていて楽しくなる。すでに5cmくらになり親メダカと遜色ない体格になったやつもいれば、まだ1.5cmくらいにしかならないのもいる。そのメダカをめがけてえさをやるのだけど(←やっぱり親バカ飼い主)、最初に少し食べるとすぐに他のメダカに追いやられてしまうのだ・・・最近ではその子だけ隔離しようかと真剣に考えてしまう始末。
寒い冬になっても元気に泳ぎ回っているやつもいれば、えさをやった時だけ寄ってくる薄情(?)なやつもいる。全体的にだんだん動きが悪くなっているのだけど、やっぱり寒くなってきたからだろう。とくに屋外のメダカの動きがさえないのだ。
初めての冬、飼い主はもうドキドキで仕方ないのだ。
最近ではすっかり楽をしていた飼い主だけど、厳しい冬に備えてこれからちょっと勉強してみます。