屋外のメダカ達は、めったに姿を見せてくれない毎日が続いています。
こんなことでよいのかとちょっと不安な毎日を送っています。
2004年1月6日(火) 今年もよろしく
メダカを飼い始めて5ヶ月、なんとか2004年を迎えることが出来た。
飼いはじめた頃のつらい毎日、そして子メダカの誕生、越冬準備といろいろあった昨年だった。
少し暖かくなった日には屋外の水槽を覗き込んでみるのだけど、その都度空振りに終わっている。しかたなく足し水だけを続けている。
室内のメダカ達はとても元気だ。今年は暖冬のようなので、なるべく過保護にしないようにと暖房も最小限にしている。メダカも風の子、厳しくした方がかえって強くなるかもしれないなんて考えている。
暖かくなるまであと3ヶ月ほど、春には元気な姿を見せて、また子メダカをいっぱい生んでくれることを祈ってます。
2004年1月11日(日) 水藻と苔の戦い
苔が大量に発生している。
そしてどうも水藻の調子が元気ない。糸状の藻が大量にからみついているし、なにより色がくすんだ緑色だ。
どうも苔は、水槽設置直後のバクテリアが少ない時期や濾過槽が汚れている時に発生しやすいらしい。
やっぱり冬になってメダカの食欲が落ちているのに、えさをやり過ぎてバクテリアの処理能力を超えているようだ。水質がよくないようなので、早速水替えを行い、濾過フィルターを取り替えてみた。濾過槽にも糸状の藻が大量に付着していたからだ。
そんなことをしつつ苔のHPを見ていた。それによると、水槽の中では、藻と苔が戦っているらしい。簡単に言うと藻と苔で栄養の奪い合いをしているのだ。藻が元気のよいときは栄養分をたくさん吸収するので苔があまり増えないが、どうやら今の水槽内はその反対の状況らしい。
なので土曜日に新しい藻を少し多めに買ってきた。そして空いている水槽に藻をひたして様子を見ている。新しい藻をメダカ水槽に移すのは、モノアラガイがいないかどうか確かめてからなのだ。
2004年1月18日(日) またまた苔のお話し
苔と徹底的に戦うことを決意した飼い主は、冬だというのに水槽の掃除を決行した。
ほんとは食欲が旺盛な夏が終わり、冬を迎えるまでにやるのがよかったみたいだった。
<水槽の清掃>
・ メダカを一時的に別の水槽に移して、水槽を洗う準備をする。
・ 水槽を洗う。底の砂利までよくかき混ぜるように何度も何度も。
黒くどろどろした土の塊が多い。底に赤玉土を入れているけど、それとはかなり違った
色で水が真っ黒になる。
・ 次に古くなった歯ブラシでごしごしと苔をとっていく。これが結構な手間で底の砂利掻き
分けながらきれいにしていく。
・ メダカを避難させていた水槽の水を元の水槽に半分くらいまで入れてメダカを戻す。
半分は元の水を使ってメダカへのショックを少なくするためだ。
・ そして様子を見ていた元気な水草を投入!がんばれ水草。
水槽と格闘すること約2時間、なんとか室内の3つの水槽をきれいにすることができた
のだ。
● 水槽内の食物連鎖を想像してみるとこんな感じになるのだろうか(素人考えですが)
・ 通常のサイクル
え さ
→
メダカ
摂取と排泄→
微生物が分解
→
水質安定
↓
↑
植物性プランクトン
→
動物性プランクトン
水 藻
光合成
→
CO2吸収と
水と酸素発生→
メダカ、微生物生息
↓
↑
微生物が分解した栄養分吸収
・水質が悪化するとき
微生物少ない
(水槽設定時)
→
アンモニア、亜硝酸
→
水質悪化
えさの食べ残し
(えさのやり過ぎ)
→
リン
→
苔発生
苔の大量発生
→
元気のない水藻
→
苔が元気になる
→
苔うようよ
ところで昨日からとても気温が下がっている。お昼時なのに屋外水槽の水温は4℃!
がんばれ屋外の緋メダカたち!
2004年1月25日(日) 動き回る石巻貝とエビたち
水槽の大掃除をして1週間、苔の姿もなくメダカたちは元気に動き回っている。
変わったことといえば、今まで動きが鈍かった石巻貝とエビたちがよく動き回るようになったこと。きっと水がきれいになってえさとなる苔や微生物を探し回っているのだと思う。
水草には常にエビの姿があり、おかげで古い水草はぼろぼろになりはじめた。石巻貝も水草に絡みついた苔をとろうとして登るので、水草が貝の重さで下を向き始めている。なんともうれしい悲鳴なのだ。