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🩸 内科・生活習慣病

血糖値が少し高めと言われたら。糖尿病予備群から正常に戻すための生活改善

📅 2026-03-06 🩺 院長 矢田篤司 監修 📖 約5分で読める
糖尿病血糖値生活習慣病予防

健診で「境界型」「HbA1c6.0%以上」と指摘されたものの、自覚症状がないため放置してしまう方が多くいます。しかし糖尿病予備群は放置すると高確率で糖尿病に進行します。今こそ逆転できる最後のチャンスです。

① 血糖値の段階

📊 糖尿病の診断基準(参考)

  • 正常:空腹時血糖110mg/dL未満 / HbA1c 5.5%未満
  • 境界型(予備群):空腹時110〜125mg/dL / HbA1c 5.6〜6.4%
  • 糖尿病型:空腹時126mg/dL以上 / HbA1c 6.5%以上

予備群の段階では生活習慣の改善だけで正常化できる可能性が十分あります

② 食事改善のポイント

  • 白米・パン・麺などの精製炭水化物を減らし、玄米・全粒粉に置き換える
  • 食物繊維(野菜・きのこ・海藻)を先に食べる「ベジファースト」
  • 甘い飲み物(ジュース・缶コーヒー)をやめる
  • 夜遅い食事を避け、就寝2〜3時間前には食事を終える

③ 運動療法

食後1〜2時間後に10〜15分のウォーキングをするだけで、食後血糖値の上昇を大幅に抑えられます。週150分以上の有酸素運動と、週2〜3回の筋力トレーニングの組み合わせが理想的です。

④ 薬物療法との組み合わせ

生活習慣改善だけで十分な改善が見られない場合は、メトホルミンなどの経口薬や、食欲抑制・体重減少効果も期待できるGLP-1受容体作動薬を組み合わせることがあります。

⑤ 当院での管理の流れ

3ヶ月ごとのHbA1c・血糖値測定で経過を追いながら、食事・運動指導を行います。改善が見られない場合は薬物療法の検討も含めてご相談します。

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院長 矢田篤司

矢田 篤司

みなとファミリークリニック 院長

三重大学医学部卒。内科・小児科・皮膚科・リハビリ科を擁する地域密着型クリニックの院長。生活習慣病・予防医療・美容医療など幅広い分野で診療を行う。

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