志安橋 Sianbashi
                                      2004年5月4日
本渡市亀場町字食場
架設:明治15年 (1882)  石工:大塚光治、大塚芳太郎、大塚要太郎、横山為吉ほか
長さ:8.8 m  幅:3.0 m 径間:7.1 m

国道266号線をちょっと中に入った宇土川に架かる。のどかな田園の中にあって、村人たちに生活を育んできた素朴な石橋。訂正村人たちの思いやりは、白いペンキのお化粧となって、、、、、。
本渡市の石材屋さん・現在の石工でいらっしゃる千葉友平さまより、欄干の白い色は、ペンキで塗った色ではなく、天草の下浦で採れる真っ白い下浦石が使われているとの、お便りをいただきました。欄干を上からみれば、なるほど部分的に茶褐色および黒褐色になっているのが分かります。私がこの手すりの白い色をペンキと間違えましたこと、心からお詫び申し上げます。この真っ白の色が、あまりにも綺麗だったことから、後から石にペンキでお化粧したものかと思ってしまいました。架設当時の真っ白な欄干を想像すると、幽玄ささえ感じられて身が引き締まるような石橋であったことでございましょう。千葉友平さまのご指摘により、訂正させていただきました。ご指導、ご鞭撻まことにありがとうございました。                            訂正日:2004.10.24
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