古いお堂(f020)

のらのねぐら

(2007.1.3)

このお堂は「あるのらの生涯」にのら が定宿/本宅としていたところです。のらはこの古いお堂のうらでよく寝ていました。

田舎にはその集落の入り口とか村のはずれによくこのような社があります。この社はいつ誰が何の目的で建てたのか定かではありません。我が集落には天満宮と呼ばれるお宮さんがありますが、それは鎮守の森と言われているような場所と規模ですが、その出先のようなものが昔この集落の入り口であったと思われるところにあります。この所在を集落の人は知っており何かの機会におまいりしている人もいます。

さて、この社ですが現在では所在を知っている人は村人の数%もいるでしょうか、お参りの人も皆無と思います。写真を撮りに行ったのですが掃除なども行きとどいておりびっくりしました。屋根なども傷んでいるところを修理などしていただいているようです。ご近所の方に感謝いたします。