ウバユリの実

ウバユリの実というか種です。もう種は落ちてしまっています。ウバユリは知っていましたが、その後に実がなってその中に何百という種ができるのはついこの間まで知りませんでした。

「はな」の散歩で谷川を歩いているとき、たまに会う青年に教えてもらいました。そのときはまだ一部は種が残っていましたが、カメラに収めたときはご覧の通りヒゲばかりです。種は、このひげの間に1粒が透明のオブラートのようなものに包まれてはさまれています。実に神秘的というか、なぜここまで精巧に作らねばならないのか・・・。1本の茎に花が5つ着いたとして1つの実に500あれば2500もの種ができるのですが、自然は厳しくその周辺にはこの1本しかありません。 青年には2ヶ所教えてもらいましたが、その周辺を探してもありませんでした。今年の夏はこの花を見て、冬にはバッチリと種を確認します。

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