○参拝2 

 参拝は、徒歩で代参の者が2泊3日
 前日に船橋泊とし成田山参拝で成田泊、又は前日、成田泊参拝、船橋泊のどちらかだったと 思われ、船橋は歓楽街だったので泊まりが参拝者の楽しみで
「今日にしべえか?明日にしべえか?の八べえさん」の話や
「お不動様がやきもちをやくので成田山は夫婦でお詣りしてはいけない」 
等の話が今も残っています。
  代参の者が参拝し護摩修行をし資堂札とともに大護摩札を持ち帰り、その年の当番(宿) と言われる家に講員全員が集まり飲食をしていました。
宿に当たる家は護摩料を負担し、大護摩札をいただきました。宿の習慣は代参が無くなり観光バスで行くようになった昭和30年頃終わりました。大護摩札は1年1枚のため近年は42年に1度しか回ってこないため、平成になり年3枚の大護摩札をいただくようになりました。
  明治30年、34年と成田への鉄路が完成しましたが、いつ頃から鉄道を利用したかは 定かではありませんが、昭和2年の京成電鉄成田開業からは京成小岩より京成にて参拝 したのではないでしょうか。
  参拝の日になると夕方子供達はお土産の羊羹目当てに京成小岩まで迎えに行ったそう です。
  30年頃からは観光バスで参拝するようになりました。
  平成22年3月13日参拝は
        8:00出発
       11:00護摩
 光輪閣にて精進料理及び昼食
13:30宗吾霊堂にて護摩
         (宗吾霊堂には鎌倉正義講として参拝)
 2:30佐倉国立歴史民族博物館見学
         帰宅
費用は年1万円の講費でまかなわれ、その年大護摩札をいただく家は1万円以上を志納金として講に納めます。