第74回ねずみの会ご報告 75回へ

                                     

日時   2011年6月4日(土) 13:00開演
会場   針ケ谷コミュニティーセンター
ゲスト  高久敏春氏
第73回のねずみの会は、3・11の地震のため急きょ中止となりました。
ねずみの会始まって以来のことです。でもこの事で改めて平和にギター
が弾けることの喜びを感じています。

ゲストの高久敏春先生は、ヴィウェラとギターの両方を演奏。ヴィウェラは
ミランの曲3曲とアンコールで、いかにもバロック時代の雰囲気が聴こえて
くるような、素朴な味わいがありました。ギターはアグアド(1971年製)で、
グラナダのスペイン色の濃い歌いまわしと、3つのティエント//ヘンツェの
現代曲で、ダイナミックに情緒的に演奏されました。

雨海真也さんが飛び入りで、小林和重さんのギター(ラミレス)を借りて
の演奏。ヴァイスのシャコンヌは、和音の肉声も聴こえてくる様な、見事
な演奏でした。アメリカに転勤になるとの事。4・5年先に帰国の後は、
またねずみの会への参加を待っています。

市川 宏さん・・・・新しいメンバーです。初参加でしたが、メリハリの利いた
いい演奏で、実力の持ち主だと感じました。ようこそねずみの会へ。

加藤京子さん・・・・久しぶりの参加。ソルのエチュードOP.31-21(セゴビア
編)。ゆったりと祈りを込めて弾いているのが印象的でした。

小林和重さん・・・・歯切れよく、インパクトの強い好演。直実に実力をつけ
てきているようです。

名和 正さん・・・・14弦コースのギターで、低音の幅の広さにそのおもしろ
さがあるようです。バロックリュートの響きに近い音が出るのです。

田中次郎さん・・・・明るい大きな音と、少しロマンチックな音で3曲、見事に
弾きました。ショパンの曲や、バリオスのフリアフロリダの曲など。

清水宣晶さん・・・・ショパンの雨だれ、バリオスの最後のトレモロ。特に、
トレモロがきれいで素晴らしかった。

           

ギター演奏・・・
グラナダ//I.アルベニス
3つのティエント//H.W.ヘンツェ
ヴィウェラ演奏・・・
パバーナNo.2.3.5//L.ミラン

      

矢ケ崎勝造さん 加藤京子さん 吉田 茂さん 西川文絵さん
山中 良さん 三馬大志さん 市川 宏さん 高松悠子さん
清水宣晶さん 田中次郎さん 榎本秀子さん 中嶋美奈子さん
池田浩一さん 開演前・・・ 日高善広さん 見学者(栃木からとか・・)
吉田峯男 小林和重さん 名和 正さん
佐々木 博さん・・・
写真撮りそこないです
雨海真也さん・・・
写真撮りそこないです。
二人ともごめんなさいです。


           

 メンバー紹介

   今回幹事の矢ケ崎勝造さん

                                          自己紹介・・・・・・        

この会に入会してから3年になりました。様々な人と顔見知りになり、
曲、奏法も様々で刺激になり、参考になります。
吉田先生、ゲストの先生、会員の方に感想を書いていただき、あり
がたく思っています。
私がギターを弾くきっかけとなったのは、NHKギター教室の、阿部
保夫先生の演奏を聴いていいなあと思い、それから始めました。
ちょうど、仕事で疲れていた時です。
主に、ラジオ、TVから流れていた音楽、アメリカンポップス、映画
音楽、カンツォーネ、シャンソン、タンゴ、ボサノバ、クラシック、スタ
ンダードジャズ、etcです。

                                             

矢ケ崎さんは、入会前に数回見学に来てくださいました。
その際、熱心に最後まで長時間にわたり聴いていらしたのが、印象的です。
そして入会されてからも、ほぼ休みなく参加されています。コンクールにも挑戦
したり、また新しい仲間を連れてきてくださったりと、何かと頭が下がります。
ギターの音色がとても美しい方です。   吉田峯男