台風が続いた後の好天に恵まれたギター日和に、第95回ねずみの会が
開催されました。
出演予定だった山中さんが膝の故障で参加できず残念でしたが、総勢
23組の熱演でした。
また、数年前に参加されたことのある、岩瀬吉郎さんが久々の参加となり、
うれしい会になりました。
特別ゲストには永島志基先生。この日横浜でギター合奏の指揮があった
のを、途中で切り上げて駆けつけてくださいました。


	永島志基先生

　　　演奏曲目
　組曲「旅の想い出」より
　♥朝の歌
　♥入り江のざわめき
　♥アルハンブラにて

一人一人へのコメントを的確に、練習の方法、ポイントをあげて
下さいました。右手のタッチ、力の入れ具合や抜き具合、左手の動き。
また、曲の解釈など、皆さん勉強になったことと思います。
先生の演奏は、右手の支障からどうにか回復されたそうで、その話も交えながら
人生の厳しさ、やさしさ、そして深い音楽が流れてきました。

岩瀬吉郎さん：「禁じられた遊び」「ショーロス第一番」
　　　　　　　　　久々の参加。緊張のため少し力んでしまった様ですが、素直な
　　　　　　　　　表現が良かったです。ｐｐでゆっくゆっくり弾いてみると、案外スム
　　　　　　　　　ーズにいくかもしれませんね。次回も　楽しみにしています！
田中次郎さん：オブリビオン（忘却）弾き語り＆カノン
　　　　　　　　　　田中さんも久しぶりでしたね。力の抜けた高い声がとても素敵で
　　　　　　　　　　サンバ調のアルペジオ伴奏に乗っていました。独奏も聴かせてく
　　　　　　　　　　れました。　　　　　　　　　　　　　　　　
日高善広さん：アレグロBWV998＆エストレリータ
　　　　　　　　　日高さんのバッハは、誠実な演奏で好ましい人柄が溢れていると
　　　　　　　　　思います。エストレリータは心の中にしっとりと入ってきます。
森田由美さん：前奏曲第一番//ビラ・ロボス
　　　　　　　　　この曲はもう森田さんの体にしみ込んでいるようで、気持ちよく聴
　　　　　　　　　かせてくれました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　

♠毎回長丁場で最後までたどり着くのが重労働ですね。皆さんのクラシックギターに
　　対する熱意をヒシヒシと感じます。そんな中で弾き語りが入ると何だかほっとします。
　佐藤健児さんの優しい浜辺の歌のあとの、バッハのフーガの見事な演奏は圧巻でし　　た。この会では、各自ご自分の音楽を追及したり楽しんだりしていただければと思っ
　　ています。これからも末永くご一緒に！

第89回から参加させて頂いています。教室は違いますが同じ先生に師事されている鈴木雅美さん
に紹介して頂きました。

私は大沢ギターで大沢一仁先生、志摩光信先生に師事して10年になりますが、まだどの様に演奏
をすればいいのか分からない事ばかりです。

曲の持つ音楽としての一貫性、調和などを理解出来ていなければ伝わらない、とソロだけでなく勉強
する機会を持つよう努めています。

今回のゲストの永島志基先生の主催されている現代ギターアンサンブルにも参加しています。

ねずみの会では人前で演奏する大切さ、楽しさを感じ、毎回楽しみにしております。今後ともよろしく
お願いいたします。

中山さん、初めての幹事お疲れさまでした。朝早くから準備をしてくださいました。
当日の演奏は、バッハの無伴奏チェロ組曲第一番より「プレリュードとサラバンド」
クラシックギターの音色の持ち味が、バッハの落ち着いた曲にっぴったりの演奏
でした。
中山さんは入会されてから、沢山のギター仲間をこのねずみの会に紹介して下さい
ました。お陰様で益々活気のある会になってきました。感謝です！
これからも共にギターを楽しみましょう。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　吉田峯男






			頭が欠けてしまった方が多く、ゴメンナサイ！特に先生の頭が・・・・



中山佳子さん