natural diary (携帯電話のカメラ機能を使った写真付日記)

<<前のページ | 次のページ>>
2007年6月20日(水)
久々の更新!

ここ数日仙台の自然を満喫している。というのも最近、朝、目が覚めるのが早くなったのだ。台原森林公園は青葉が綺麗でウォーキングコースを歩いているととても気持ちがいいのだ。コースを歩いていると山鳩やカッコー、それにガマガエルの鳴き声まで聞こえてくる。

年配のおじさんやおばさんが歩いていて、気軽に挨拶を交わすのだが、中には盲目のおじさんが赤白のステッキを持って歩いているのである。フッと自分が目が見えない状態に、もしなったらこんなに歩けるだろうか?と思った。世の中にはいろんな人がいる。それぞれ個性があって皆、一緒なはずがない。中には気が合わず嫌いな人もいるだろう。人間関係に疲れてしまう人もいると思う。そんな時、自然の中に身を置くと、自分はなんてちっぽけな人間なんだろうと感じるのだ。

世の中には目が見えなくても生活している人がいるのだ。こんなちっぽけな悩みで落込んでいることじたい恥ずかしくなってくる。五木寛之さんも言っているように、人間は『大河の一滴』である。天から一滴の水が降ってきて、森の土に吸収され、河の水となり海を目指し、海に着けば太陽の熱で蒸発し、雲になってまた、大地へ水滴が降り注ぐ…。人間の生活はその繰り返しなのだ。自分は宗教家でもなければ思想家でもない。でも、五木さんの本を読んだとき「人生そんなに急ぐ必要もないなぁ」と感じた。

とかく小さい事にくよくよしそうな自分がそこにいて、頑張れと応援してくれる人がそばにいる。頑張れと言ってくれる人がいるからめげずに生きていけると思うのだ。もっと視点を大きく生活していかねばならないと自分に言い聞かせ頑張っている。

人生は大河の一滴!人生色々ある、大海を目指し悠々と生活をして行こうと思う。

TOPへ