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  障 害 者 週 間
                                         平成23年 12月 10日       
 12月9日は障害者の日です。これは国際障害者デーであり、また障害者基本法の公布日でもある12月3日を起点とし、障害者の日である12月9日までの1週間と定めたものです。(wikipediaより引用)その週は取手でも障害者関係のイベントがいっぱい開催されます。
 12月4日には、県立医療大学で「第32回医療研究会/第15回日本アダプテッド体育・スポーツ学会」全国大会が開催され、メンバーの勝山くんが活きるリハビリスポーツの現状を発表しました。
 同じ日には、NPO法人たんぽぽが恒例の障害者コンサートを開催しました。

 NPO法人活きるが加盟しているとりで障害者協働支援ネットワークでも、毎年、アピールウォークというイベントを開催しています。これは、加盟している障害者団体、個人、当事者が、取手市役所から取手駅まで、プラカードなどを持って行進します。障害者が自分の住んでいる地域で安心して暮らしていける社会をめざして行っている行事です。そして、地域の人たちに、私たち障害者が地域で一緒に暮らしていることを知ってもらいます。
 今年は、12月10日(土)の快晴の日に開催されました。 NPO法人活きるのメンバーは少しでも目立つように、それぞれが工夫を凝らした仮装をしています。理事長の染野は毎年サンタクロースの衣装で、車椅子の前のトナカイのぬいぐるみが車椅子を引っ張っています。そして、袋にはいっぱいのプレゼントを入れ、子どもたちに配りながら行進します。勝山君はシロクマ、宮脇夫婦はチンドン屋になりました。活きるからはボランティアさん含めて8名の参加でした。

 10時に市役所を出発し、国道294号線に出て南に向かいます。直ぐに歩道が細くなり、路面も悪く車椅子の通行が困難になります。その後、変則交差点があり、歩行者は横断歩道がなく、歩道橋でしか道路を横断することができません。歩ける参加者は歩道橋で横断しますが、車椅子は実行委員の方々が走行中の車を止めて、少しでも迷惑をかけないように、危険な状態で慌てて横断しました。まだまだ、車椅子だけでどこへでも行ける環境ではありません。
 その後、白山商店街をのんびりと練り歩きました。土曜日ですがシャッターがしまっている店が多く、歩いている人もあまりいません。あまりアピール効果が期待できません。開いているお店やすれ違う人、沿道の家のポストに活動内容のチラシを配布し、少しでも障害を理解してもらうアピールをしました。商店街を抜け、6号線を東京方面に向い、駅前交差点を左折して、取手駅のぺデストリアンデッキに集合し、記念写真を撮って、解散となりました。
 
 解散後は各自徒歩や電車で市役所内の交流センターに帰り、カレーライスをご馳走になりました。みんなで食べるカレーは大変美味しいです。
 午後は、社会福祉協議会主催の「とっておきの芸術祭」のセレモニーに参加しました。障害当事者の芸術作品の展示や、ピアノやハンドベル、太鼓などの日頃の練習成果を見学しました。とても、障害のある方とは思えない作品や演奏がいっぱいありました。

 来年も、多くの方に集まってもらい、元気に参加できることを祈っています。
                                               
                                       (宮脇貞夫)

アピールウォークで、取手駅へ。
お昼は、カレーライスを頂きました。