オーソドックスな函館塩ながら、スープの旨味と深みは店舗がバスという以上に衝撃が!

           ●ラーメン界のアングルとは●
プロレスの世界でアングルという隠語が存在します。類似語でいえばギミックとなりましょうか、例えば、悪役vs善玉、師弟対決、世代闘争、海外修行、(空手、キック等の)格闘技の修行、専門誌、インタビューでの挑発など、で対決をあおることによりファンの期待を盛り上げる効果を狙います。これはプロレスというジャンルが実力以外の要素が重要であることを物語っております。ラーメン界にもアングル的な要素が少なからずあるような気がします。ここ最近でいえば、ダブルスープ、トリプルスープ、無化調、北海道小麦100%、有名店出身、▲■の天然塩使用など店のイメージをアップする意味でも店主が知恵を絞るのでしょう。しかしプロレスと違い、ラーメン界ではそれほど意味が無いことではないでしょうか、評価は単純に旨いかどうかです。元祖バスラーメン 丸寿は数々のTV、新聞等のメディア登場などギミック満点ですが、味に関してはプロレス流に例えればいぶし銀という言葉がふさわしい店です。

店主の奥様にスープが美味しいことを告げると『鶏のモミジや野菜、そして青森のリンゴで体に良いものを使っているとのことです。』もし市外のラー通に函館塩を勧めるならばこの店と昭和苑星龍軒を勧めます。

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