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院長 緒方 利光

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診療科:小児科、内科、アレルギー科

所属学会:日本小児科学会、日本アレルギー学会

 

 

 

診療日

 
午前08:30~12:00
※~13時まで
午後02:00~06:00 / 

 

2023年03月30日

副院長 緒方 啓人

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診療科:内科、循環器科、小児科

所属学会:日本内科学会、日本循環器学会、日本心臓病学会、日本心エコー図学会、日本小児科学会、日本小児循環器学会

一言:地域の医療のためにこれからも精進して参ります。

 

 

診察日

 
午前08:30~12:00
※~13時まで
午後02:00~06:00 / 
2023年03月30日

診療内容

小児科

地域のかかりつけ医としてさまざまな、子供のお悩みに対応をさせていただきます。

感染症からアレルギー性疾患、含めて様々な疾患の診療をしています。

風邪

もっとも子供で多い感染症です。鼻や喉の炎症で熱、咳、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの症状があります。

ほとんどがウイルスによる物ですが、時に気管支炎、肺炎をおこすこともありますので、対症療法としっかりとした経過観察が必要です

気管支炎・肺炎

風邪から引き続きおこってくることがあります。熱が高く、咳が強く、排痰がおおくなります。

小さい乳幼児や高齢者では熱や咳の症状が少なくてもレントゲンで肺炎像を認めることもあります。ウイルス、細菌ともに肺炎の原因となり得ます。細菌性の場合は抗生物質が有効ですが、最近は耐性菌も出てきており、普段から耐性菌をださないために抗生剤の適正使用を心がけています。

腹痛

小児で一番多い痛みの訴えは腹痛と言われています。

便秘や胃腸炎によるものから緊急での治療(手術)を要する腸重積や急性虫垂炎もあります。乳幼児ではうまく痛みの訴えをできずに不機嫌や啼泣という症状の場合もあります。

便の回数や性状(下痢、血便、粘血便など)、嘔吐の有無などが手がかりになることもあるのでしっかり観察し医師にお伝えください。

下痢

子供の病気で風邪にひきつづき2番目に多いのが下痢症状と言われています。

ウイルス(ノロ、ロタ、アデノ、エンテロなど)による腸炎や細菌(サルモネラ、キャンピロバクターなど)による腸炎が多いです。

便の性状(水っぽい水下痢ややわらかい軟便状、血液が混じる、イチゴゼリーのような粘液の混じった便、白色の便、腐敗臭がするなど)をしっかり観察して医師に伝えたり、写真や便を持参すると診断の手助けになることがあります。

下痢をしているときは消化管の機能が低下していることが多いのでなるべく消化によい食事で、水分摂取も少しずつ頻回にあげるようにしましょう。

嘔吐

小児に限らず胃腸が弱っているときに食べ物や飲み物が入ってきたことに対応できないときに吐いてしまいます。

嘔吐後にけろっとして元気な場合は問題ないこともありますが、嘔吐が続く場合は脱水になることもあるので注意が必要です。吐いてから少し時間をおいてから少量ずつ水分を開始して問題なければ徐々に飲む量を増やしてください。

ただし間欠的に不機嫌になる、いちごゼリーのような血便があるときは腸重積の可能性もあるので早めに受診をしてください。

2023年03月30日

内科

生活習慣病治療や認知症の治療、急変時の対応まで多岐に行っております。

高血圧

生活習慣病の一つで正常な血圧をこえて維持されている状態。虚血性心疾患、大動脈解離、脳卒中、腎臓病などのリスクとなります。日本人は食塩の感受性が高いともいわれており、塩分制限や肥満があれば運動療法をしても下がらない場合内服治療が必要です。

治療を開始しても血圧が高い場合に二次性の高血圧が隠れていることもあり必要あれば画像診断等の精査も必要となります。

脂質異常症

生活習慣病の一つで血液中にふくまれる脂質が多いもしくは不足している状態です。高コレステロール血症、高LDLコレステロール血症、低HDLコレステロール血症、高TG(トリグリセリド)血症などがあります。

食事・運動療法をおこなっても正常値にならない場合は内服治療が必要です。また一部に遺伝性の家族性高コレステロール血症の場合もありこの場合も内服が必要となることが多いです。

虚血性心疾患の合併があるばあいはより厳密なコントロールが必要となります。

糖尿病

生活習慣病の一つで血糖値が正常をこえて高い状況が持続し、尿中にも漏れ出てきている状況をさします。

空腹時血糖が126以上もしくは随時血糖が200以上で糖負荷試験やHbA1cの値をみて診断されます。

自分の膵臓の細胞がなんらかで壊れてしまうことで発症するⅠ型糖尿病と食生活の乱れや運動不足からインスリンが相対的に足りなくなるⅡ型糖尿病があり、日本人の90%はⅡ型糖尿病といわれています。

合併症に糖尿病性網膜症、糖尿病性神経症、糖尿病性腎症、大血管障害などがあり、糖尿病性腎症は現在日本の透析導入の原因として一番多くなっています。

虚血性心疾患

心臓を栄養する冠動脈に狭窄や閉塞を来した状態のことです。狭窄があり労作時などに虚血となり胸痛がおきるものを狭心症といい、冠動脈が閉塞して栄養をしている部位の心筋が壊死してしまう状態を心筋梗塞といいます。

狭心症の治療には冠血管拡張薬やβ遮断薬などで心臓を休める内服治療とカテーテルを使用して冠動脈にステント(金属の筒)を入れたり、バルーンを膨らませて血流を増やす治療、外科的にほかの血管をつかってバイパスする治療などがあります。

発症のリスクとして生活習慣病の関与がいわれており、血糖コントロールや血圧管理、脂質管理が必要です。また喫煙もリスクとなるので禁煙が必要です。

当院では心電図検査や心エコー図検査での精査が可能で必要があれば専門医へ紹介をさせていただきます。

脳卒中

脳を栄養する血管が急につまったり破れたりすることで脳組織にダメージがある病気です。

脳梗塞は高血圧や高脂血症、糖尿病などの生活習慣病や心房細動といった不整脈が原因となることがあり必要に応じて抗凝固薬の治療を行います。

また脳出血は高血圧が原因となることがあり血圧の管理は重要です。

手足が動かしにくい、ろれつが回らない、めまいがひどく立てない、意識状態が悪いなどの症状がある場合はすみやかな受診が必要です。

確定診断には画像診断(CT,MRI)が必要で、当院受診時に疑われる症状がある場合には必要に応じて急性期病院へ紹介し検査治療をお願いしています。

 

※ ここに書いてある疾患はあくまでも一部になります。この他内科疾患は多岐にわたるため随時説明の疾患を増やしていく予定です。ここに書いてある疾患以外でも当院で検査や治療を行っていますので気になることがある場合はご相談ください。

2023年03月30日