♯沖縄島巡りの旅--王の清明祭(シーミーサイ)(伊是名島)
・私が伊是名旅行で見た門が、テレビに映りました。
テレビの解説は『伊是名玉御殿(タマウドゥン)へ
お参りする尚氏の末裔』と、伝えておりました。
伊是名玉御殿は、第二尚氏王統にかかわる墓陵なのです。
・伊是名島は、第二尚氏の始祖、尚円王の生誕地であり、
産湯に使った井戸や、銘苅殿内、伊是名玉御殿などの
歴史的建造物が、島の観光スポットとなっております。
伊是名玉御殿は、王の縁者のお墓として建造されました。
・末裔の人々が、門を開けて、玉御殿へ入って行きます。
手には線香やクワッチー(ごちそう)を持っているようです。
クワッチーを持ってお墓へ行く?もしかして清明祭?
末裔の人々は、お墓の前で清明祭をしているのでしょうか?
・清明祭とは、太陰暦の清明の節に行われる先祖の墓参りで、
親戚一同が集まり、墓参りをした後、墓の前の広場で
ごちそうを並べ、ご先祖様と楽しい一時を過ごす行事です。
春先、親戚の都合に合わせて週末に行われる事が多いです。
・テレビでは「王家の清明祭」とは言っていませんでした。
(王家の場合、清明祭とは呼ばないのかもしれませんが)
あの後、お墓の前でどんな事が行われたのでしょか?
少々興味のある所です。

◎伊是名玉御殿:第二尚氏王統にかかわる墓陵の門です。

◎銘苅殿内の庭には、芭蕉が植えてありました。
(026-2010/12/18記)