♯沖縄島巡りの旅--桜咲く名護(沖縄本島−名護)
・「南国沖縄」で一番寒いのは、1月下旬から2月です。
その頃には、早朝バイク通勤の私のジャンパーを突き
抜ける様に寒い朝にも、たびたび遭遇いたします。
(もちろん、本土はもっともっと寒いはずですが‥‥)
・ちょうどその頃「名護の桜まつり」が、開催されます。
「日本の春が、ここから始まる」これが平成24年度の
「名護の桜まつり」のキャッチフレーズでしたが、
『早朝の寒さからの開放が、ここから始まる!』と、桜祭り
開催ニュース報道を自分用に変換して喜ぶのは、私です。
・名護市は、海洋博が開催された本部半島の付け根にあたり、
沖縄北部の中心となる街で、オリオンビールの工場が
ある事でも有名です。「名護の桜まつり」は、名護城跡を
中心に開催される一大イベントとなっております。
・山の上にある名護城跡へは、長い階段を登る事になりますが、
その階段の両側に咲き誇る満開の桜が、見事なのです。
満開の桜に導かれる様に、桜花がこぼれ落ちる階段を
桜ピンクに染まる様な心持で登って行きます。
・また、階段の途中から振り返れば早春の光に輝く名護湾の
雄大な景色が、有名なこの琉歌を思い起こさせます。
「浦々の深さ名護浦の深さ 名護のみやらびの思ひ深さ」
(ウラウラヌフカサ ナグウラヌフカサ ナグヌミヤラビヌ ウムイブカサ)
名護湾の絶景と、名護の女性の真心を歌った名歌です。
冬の沖縄に来たら、「名護の桜まつり」はいかがですか?
(037-2012/06/02記)