退院の朝

今日は退院の朝だ、心から嬉しい
3日間の検査入院、気が重かった
結果、「狭心症は無」で、経過観察
「深夜作業軽減」の診断書もいただいた

「異常有」と「異常無」の結果の違いは
氷河のクレパスより深くて、暗い
クレパスに落ちたら、まず助からない
「異常有」から、必ず生還しなければ!

窓の外、朝の南風原の町は、涼やかだ
自転車のおじさん、ランドセルの女の子
みんな輝いて見えるのは、退院の朝だからか
そして、あろうことか、また働けると喜んでいる



■書始−17/10/12:曲無。 ◇「正」も、心から退院を望みながら治療を受けていただろう。
「なぜ、俺が?」「俺が何をしたというんだ」等、錯綜した思いに涙した事もあっただろう。
比べるには申し訳ないが、私の「検査入院」の結果が「狭心症有」だったら、継続入院も
あったかもしれない。「異常有」と「異常無」の結果の違い
は、天と地の差である。
この詩を載せるかどうかは迷ったが、「正」の心の苦しみを忘れない為に載せる事とした。

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