マラカス娘

初めて君と会ったのは、ダンスパーティの夜
ジルバが踊れない僕の手を取り、教えてくれたね
次に君と会ったのは、文化祭の時
入った映画の感動シーンで、君は大泣き
君の振るマラカス、大き過ぎるから (これじゃ)
ギターでなくて、マラカスコンサート

噴水の青いテーブル、二人の場所
「後、10分しかないのよ」と君は、僕の手を引く
「懸賞で当たった券が、2枚あるのよ」と
二人走り込む市民会館、ショーは始まったばかり
「おもしろいショー」でも、君は泣顔 (なんで)
笑い過ぎて頬に、涙がポロ、ポロ、ポロリ

◆ 間奏 ◆

夜風に流れる、君の黒髪
振り向いた唇、「お礼!」のキスを1つ (チュッ!)

夏休みは毎日にように、デートして
「ギターの弾き方」教えてと君が、とてもせがむから
やさしくやさしく、やさしく教えるのに
君はマラカス持ち出してきては、伴奏を始める
変てこなバンドが、できちまった (どこの)
ラテン系だけど、国籍不明 (あらま)
やっぱり君は、マラカス娘さー



■書始−17/12/18:曲有。 ◇大学1年のダンスパーティーで出会った女の子が、モデルの詩です。
二人踊っていると、ジルバがかかりました、「僕、踊れないんだ」と僕、「私も」と彼女、「二人で作って
踊っちゃいましょうよ」と彼女、とても可愛いくて、ユニークな女の子でした。

噴水の青いテーブルで待っていると「後、10分しかないわ」で、「ライオン・ワオワオ・ショー」を二人で
見ました。ステージで、知名 定男が「アカバナー」を歌っていた事を、今でも覚えています。

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