♯ヒコさん心の一曲-紫の炎(ディープ・パープル)


・今年は「ロック誕生50年」の年であると内外のロック
 専門家が言い、専門誌が特集を組んでいます。
 1954年のエルビス・プレスリーデビューをロック誕生
 元年としての50年です。
 私の視点で主な出来事をひろって見ると‥‥
 
・1954年 エルビス・プレスリーデビュー
 1964年 ビートルズアメリカ上陸
 1966年 ビーチ・ボーイズ「ペット・サウンズ」発表
 1967年 ビートルズ「サージェント・ペパー~」発表
 1969年 ウッドストック音楽祭開催
 1973年 レッド・ツェッペリン全米制覇
 1975年 パンク・ロック誕生
 1977年 ディスコ・ブーム
 1980年 ジョン・レノン暗殺
 1983年 マイケル・ジャクソン「スリラー」史上最大ヒット
 1985年 ライブ・エイド(チャリティーコンサート)大成功
 1991年 ニルヴァーナ登場
 1998年 エミネム登場

・死ぬほど聞いたロックバンドの名前は、その人の青春の時期に
 よって違ってくるのかもしれません。私は、ビートルズ⇒レッド・
 ツェッペリン⇒ディープ・パープル⇒いろいろあって⇒デュラン・
 デュラン~かと思います。パンク・ロックには、のめり込めず、
 エルビス・プレスリーは、後追いの形となります。

・ハード・ロックの2大バンドと言えばレッド・ツェッペリンと
 ディープ・パープルだと私は思っております。私は、両バンド
 ともほぼ全曲聞いておりますが、とても聞きやすいロックであり
 創造性も高いと思っております。それゆえに世界中で売れたロック
 バンドになりえたのではないかと思っております。
 
・特にディープ・パープルに惹かれる理由の一つに、ハード・ロック
 なのにクラシックの香りがする所です。ギターのリッチー・
 ブラックモアもキーボードのジョン・ロードもある程度音楽教育
 を受けたと聞いています。その際にバッハ等のバロック音楽にも
 親しんだのではないかと思われます。

・それは、リッチーのアドリブがクラシックギターの指練習で
 使われるフレーズだったりとか、ライブの時にリッチーがバッハ
 のガボットという曲のさわりを弾いたりする事、ジョン・ロード
 がバロック時代のパイプオルガンで聞く様なフレーズでアドリブ
 を行う事などからその香りを感じております。

・「ハイウェイスター」、「スモークオンザウォーター」と来て
 「紫の炎」はディープ・パープルが登りつめた究極の曲ではないか
 と私は思っております。特にジョン・ロードのオルガンとシンセ
 サイザーを絡み合わせるアドリブは、私にはロックとクラシック
 融合の最高の一瞬に思えます。

 (108-2005/01/22記)

 *著作権の関係で音や歌詞等は載せる事はできません。
  機会があれば原曲を聞く事をお勧めします。

BACK  INDEX  NEXT